12月3日 私は木村もりよ先生が大好きで 非常に尊敬しております

木村もりよ先生 と言っても 直ぐにお顔を思い浮かべられる人 ああ あの人かとピンとくる方は非常に少ないだろうと思います。筑波大学医学群を卒業して アメリカでも非常に権威があるジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程を修められて 優れた研究者に贈られる、ジョンズ・ホプキンス大学デルタオメガスカラーシップを受賞された 相当に優秀なお医者様であります。芸能人ではありませんから それ程美人とは言えないのかもしれませんが 私は大好きな先生なので それなりにチャーミングな女性だと思っております。
疾病予防管理センターの施設研究プロジェクトコーディネイターを経験されてから帰国されました。財団法人結核予防会に勤務してから その経歴を買われて、厚生労働省へ入省されました。厚生省でいろいろ意見の衝突があったみたいで 退職されてから ノンフィクションライターとして活躍されていて 時々テレビ番組に医療関係者として出演されているみたいです。専門は感染症疫学ですから 感染対策に対するご意見は 凄く説得力を感じられる信ぴょう性の高いお言葉が多いように私は思います。
先生は マスクには 飛沫により伝染すると言われている病気に対する予防効果はほとんど期待できないとはっきりと仰います。私がこのブログで何度も何度も申し上げているように マスクをする目的は 自分が咳やクシャミを頻発する場合に 自分の口や鼻からの飛沫によって 他人へ病原体を伝搬する危険性を抑えるためにするものだという事です。日本人は 悲しいかな自分さえよければ 他人なんてどうなっても構わないという気持ちが非常に強い民族だと思います。ですから 皆がマスクを四六時中装着しているのは 他人に自分の病原体を伝搬して病気を伝染させないためではないでしょう。自分さえよければいい 自分さえ感染しなければいいと考えているから 馬鹿の一つ覚えみたいに いつでもどこでもマスクを装着しているのです。但し残念ながら マスクに病気の感染を予防する効果は 全くないとは言いませんが その効果は非常に希薄であることをいい加減知っておくべきだと思います。自分さえよければ 他人はどうなっても構わない と言う気持ちを皆が強く持ち合わせていないのなら春先の時期の 各自の愚かな買い占め行為によって 発生したマスクの在庫切れが相当長く続くようなことは 起こりえないでしょう。皆に少しだけ 他人を思いやり 譲り合う気持ちがあれば 例えば一週間に一度マスクを購入する予定なら 一週間に使用する分だけ購入していれば 決してマスクの在庫切れは起こらなかったはずです。
マスクに予防効果がほとんど期待できない事なんか まともな医療関係者なら 当然理解しているはずですが テレビに頻回に出演している医療関係者は そのような国民感情を逆なでするような方向の意見は 殆ど発言していません。ワイドショーのMCを務めているお馬鹿なタレントが 以前に発表されたマスクの効能効果についての実験で 普通に発売されているマスクを装着しても 八割以上のウィルスが口や鼻から体内に侵入してしまう という結果でしたが だからマスクの装着は感染症予防に大切だ 等と発言していましたから 呆れ返ってしまいました。医療関係者が 口をそろえて マスクには感染予防の効果などほとんど期待できないと 叫べば 誰でも彼でも四六時中やみくもにマスクを装着することをやめる人がいくらかでも増えてくるのではないでしょうか。
木村先生は 新型コロナ感染症が 特別扱いされるような 恐ろしい伝染病ではないと 仰っていますが まさにその通りだと思います。数年後には 普通の風邪やインフルエンザと同格に扱われる 人間社会に居座って蔓延り続ける 厄介だけれども 完全に駆逐してしまうことが不可能な伝染病と認識されて 特に問題視されなくなるはずです。エイズが流行し始めた時には 人間社会に多大なダメージを与える恐ろしい病気だと宣伝されましたが 今では 極当たり前に人間界に存在する困った病気として受け入れられているのと同じことになると思います。
木村先生は ある意味正しくて 正当な意見をお持ちであり その考えを公に正直に発表されてしまったがために 厚生労働省を退職されたのだと思います。この事はあくまで私の想像ですが だからこそ「厚労省が国民を危険にさらす」だとか「厚生労働省崩壊」などのショッキングなタイトルの本を出版されたのだと思っております。今の所 先生の本を読んだことはございませんが 先生のテレビでの発言には いちいち納得がいくし 拍手をしたくなることばかりなので 是非これらの本を購入して 精読させていただきたいと考えます。このブログを読んでいただいている 極僅かの方々も 木村先生の著書は 是非お勧めしますので お読みください。

ブログ一覧