12月4日 1795年の本日 イギリスの思想家カーライルさんが誕生されたのだそうです

二百年ほど昔に活躍された方で 日本でも 夏目漱石や内村鑑三 新渡戸稲造などに 多大な影響を与えられたのだそうです。この方を有名にした格言「雄弁は銀、沈黙は金」と言うのがありますが この言葉はカーライルが作った言葉ではなくて 彼がスイスで見た碑文からの引用なのだそうです。男のくせにおしゃべりな私には 耳に痛い言葉ですが 黙っていては何も伝わらないように思わないでもありませんが 私のように余計な一言で かえって相手を傷つけたり 怒らせたりしがちですから 黙っていた方が賢明な場合も多いのかもしれません。高倉健さんは 寡黙な男の役柄が人気の要因のだとおもいますがあれだけ男前でスタイルもよかったら おしゃべりでも無口であったとしても 女だけではなくて 男だって惚れてしまうでしょう。
もう一つ有名な格言として 「この国民にしてこの政府あり」と言うのがあります。これまた 元は19世紀イギリスの修道士の発言が彼によって広まったのだそうですが「国民は、自分達と同程度の政府しか持てない」と言った意味合いなのだそうです。アベチャンの後を継いだジジイは アベチャン以上に 最低最悪の首相だと思いますが その首相を選んだのは 直接ではありませんが 国会議員として自民党に絶対多数の議員数を与えてしまった責任は 国民にあるのでしょうから 日本国民が 最低最悪だとおもわねばならない という事なのかもしれません。
「桜を見る会」の費用として アベチャンの事務所が お金を出したことは 動かしがたい事実みたいですが 残念ながらそのイベントの会場を借りるための料金を支払ったのだとしたら 合法的な出費と認められてしまい 公職選挙法に違反することには ならないのだそうです。政治資金規正法にも そのお金の出入りがきちんと記載されていなければ 勿論問題ではある事なのですが アベチャンが自分の懐にお金をしまい込んだ と言う話ではなくて 逆に出費したという事実が 判明しても罪としては 担当した秘書が罰金を支払えば それで済んでしまう位の罪にしか問えないのだそうで とっても残念です。 
政治家と秘書の関係 一体どの程度に仕事を任せてしまって 政治家自体がノータッチの分野と分量が どれくらいあるのか見当もつきませんが 政治家と秘書の関係をよくご存じの方々のお話だと ほぼ間違いなく 年間百数十万円ぐらいの金額の出費については 現職の首相であったアベチャンが全くあずかり知らぬ範囲で処理されてしまっているだろう との事です。政治家の方のお仕事をなさっている姿をお見掛けするのとしては 国会で居眠りしている場面位のものですが 見えないところで政治家の方々は私たちが思っている以上に 忙しく仕事をしているのかもしれません。とはいえ 百万円以上ものお金を出費することを 政治家自身が全くあずかり知らないような 経済感覚では 庶民の懐具合の苦しさなど 全く理解できないのではないでしょうか。アベノミクスを信じてついていけば 庶民の生活が楽になるなんて やっぱり夢のまた夢であったのは 間違いないことのように思えます。
このブログで何度も何度も書いてきましたが こんな風に自民党が 圧倒的な議員数を誇るに至ったのは 衆議院選所において 小選挙区制度が 導入されてしまったことであるのは 間違いないことですし 自民党にとって非常に有利な選挙制度を 自民党自らが変更しようと考えるわけはありませんから 小選挙区制度が導入されてその日に 日本の少数野党がいくつも存在して 国会の力関係の絶妙なバランスが取れていた世の中は 終焉を迎えてしまいました。その選挙制度の愚かなる変更を決めたのも 私たちが選んだ国会議員ですから 現在も そして今後ずっと続くであろう無能な自民党の政治家による政府の責任も やはり日本国民にあると考えねばならないように思います。
なんにしても 私のように 言わないでもいい余計な一言を口にしてしまって 相手を傷つけたり 不快にさせてしまう事が非常に多い男にとっては 有難く為になる言葉を残してくださったと思います。

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