12月1日 コロナ禍に振り回された今年も 残りあとひと月です 

昨年の冬に 中国の武漢で流行が始まった肺炎に類似した症状を引き起こす 新型コロナウィルスによる感染症が 徐々にその感染域を広げていって 中国が最初にキチンとした封じ込めを目指した 感染症対策を取らなかったがために その流行が世界に広がり始めると それこそあっという間にあらゆる地域や国々で大流行してしまいました。今年一年間は 本当に思いもしないような広範囲の分野の人々が コロナ禍の影響を受けて 常にはない辛抱を強いられてしまう 楽しみの凄く少ない一年だったのではないでしょうか。
私はこのブログで 何度も何度も書いておりますが この病気は 極ありきたりの 流行性は初めて広まるのですから この病気に対する抗体を持った人が一人も存在しているはずがありませんから 当然と言えるのかもしれませんが それなりに強い事は認めざるを得ないのかもしれません。とはいえ これほどまでに 特別扱いをして 恐れるには足らない病気だと確信しております。エイズだって新型のインフルエンザだって 流行し始めた時には 人類にとって大きなピンチをもたらす病気として 大騒ぎされていましたが 現在では ごく当たり前に人間界に存在する ありきたりな病気になってしまっています。
こんなつまらない病気を 日本だけではなくて世界中が 大げさに取り上げて 大騒ぎしている世の中が不思議に思えて仕方がありません。高齢者が 特に重症化しやすい事だって 医学的に考えるなら 年齢が進めば 体力もそれに応じた免疫力もダメージを受けた状態から回復に向かう力も 衰えるのは 当たり前すぎる事です。すべての病気が 高齢者は重症化しやすいし 命に関わる危険度は高いのですから 殊更この病気だけが高齢者が厳重警戒を要する 等と表現されるのには 違和感を感じてしまいます。
それから 最近よく耳にするのが 新型コロナの後遺症 というフレーズですが 人間普通に生きていて 思いがけない体の不調と遭遇する事なんて 全然珍しくありません。たまたま 時期的に新型コロナ感染症に罹って 何とか無事に回復してから しばらくして何か体に異常なことが起こると そして似たような現象が 複数の人たちに起こったと分かったとたんに この病気の後遺症だと 騒ぎ立てているだけの事のように思えます。勿論 間違いなく この病気の後遺症である場合もあるでしょう。でも病気とは縁もゆかりもない 体の不調をたまたまこの病気が快復したのちに始まり 似たような状況になってしまった人が複数存在したからと言って 勘違いして騒いでいるケースも少なからずあるのではないでしょうか。
海外のニュースによると ワクチンの実用化が間近い と報道されてこのコロナ禍が解決される日も近いみたいな明るいニュースとして報道されています。現在の状況に 少しでも希望をもたらすニュースを求めたくなる気持ちは理解出来ないでもありませんが ワクチンなんて これまでの病気でもそうですが 予想もしない副作用が それも接種してからそこそこの期間を経て発生する場合もありますし その有効期間など ワクチンが実用化されてから ある程度の時間経過がなければ 確定できません。安定した有効期間が 分かっていなければ どれくらいの頻度で 再びワクチン接種が必要なのかも 分からないのです。
この病気は人種 民族によって受ける被害の程度や大きさに 少なからぬ違いがあるみたいですから たとえヨーロッパで開発されて ヨーロッパの人たちには ワクチンの有効性 即ち病気に対する抵抗力が十分に形成されたとしても 安全性が 問題ないことがしっかりと確認されたとしても 日本人のようなアジアの民族にとって 同等の効果や安全性が 保障されるわけではないのかもしれません。それにこのウィルスは 流行しはじめてからも どんどん進化というか 変化を遂げていますから 最初に開発されたワクチンが 何時までも病気の予防効果を発揮してくれる保証はないのです。 
現在のタイプのインフルエンザが 人間界で流行し始めて かなりの年月が経過しておりますから この病気に対するワクチンや 特効薬と言われる薬は幾つも存在していますが 今年は例外として 日本で毎年 数千人が つまり新型コロナ感染症でお亡くなりになられた方よりもずっと多い人数が 一年に亡くなっておられました。ですから ワクチンや特効薬が開発されたら それでこの病気による厄災が全て解決されるわけではないことを 知っておくべきだと思います。効果や安全性を確認されたワクチン 特効薬が存在するインフルエンザを 人間界はコントロールできているとは言えない現状だという事を 理解したら ワクチンが それもその効果や安全性に疑問が残るものが 見切り発進で実用化されたからと言って そのことですべてが解決されるわけではないという事を 覚悟しておくべきだと思います。
この病気を起こしているウィルスの狡猾な所は 例え感染しても殆ど症状が出ない人間が 相当数存在することです。無症状の感染者が 他人にこの病気を感染させる可能性がどの程度あるのか よく知りませんが 感染させる可能性が全くない という事は現実的にあり得ないでしょう。現在感染を確認されている人のうち 感染経路不明の方々が かなりの割合で存在していますが ひょっとしたらその人の周囲にいる無症状の感染者から感染している可能性は そこそこあるのではないかと思います。現在無症状の人が 少なからず確認されていますが それはたまたま無症状の感染者が 陽性と診断された人の濃厚感染者だった場合に 検査を受けて陽性と判断されたケースではないでしょうか。
日本でも 精度の高い検査が 大分身近になってきてはいるみたいですが それなりに費用がかかりますし 手間暇 時間も取られますから 無症状の状態で 自発的に検査を受ける場合は あんまりないのではないでしょうか。私は自慢じゃありませんが 自粛生活を全く実行しておりませんでした。外出の頻度も外食の回数も 去年までと全く変わっておりません。普段の生活でも 外出する際でも どうしてもマスクを装着しないと面倒になりそうなケースを除いては 一切マスクを装着しておりません。この頃はあまり耳にしなくなったのは 皆さんが当たり前に習慣づけられてしまったからなのかもしれませんが 手洗いや嗽なども全く励行しておりません。そんな一般の方から見れば ふしだら極まりない生活をしておりますから ひょっとしたら私は既に感染してはいるけれど 全くの無症状のために 自覚していないだけなのかもしれませんが 無症状の状態で検査を受ける必要に迫られなければ 自発的に検査を受けることは間違いなくありません。
私だけではなくて 多くの方々が 今後全くの無症状の状態の時に 検査を受けることは殆どないように思います。だとしたら この病気が人間社会に どっかと腰を据えて 人間社会が継続している間はずっと 感染を繰り返すことは間違いないように思います。いわゆる普通の風邪や 風邪よりは特殊にとらえられているかもしれない インフルエンザと 全く同様にです。ですから 最初からこの病気を 人間社会から根絶しようなどと 不可能なことにチャレンジするよりも いかにうまく共存していくかを目指した方が よほど賢いこの病気への対処法だと思いますし 社会が落ち着きを取り戻すための近道だと思います。
とにかく 早く従来の生活に戻れることを 皆が求めているのでしょうから 政治家の皆さんやお役人さんたちが 適切に判断して 有益な決断をしてくださり 特に恵まれていなくてもいいから 普通の生活ができるように 日本を導いてくださることを期待いたします。まあ アベチャンの後を継いだ くそジジイでは 全く期待できませんけれど。今年も残りあとひと月ですから 何とか明るい新年を迎えられるように 状況が変化していってほしいと心からお祈りいたします。

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