12月18日 常連の患者さんが寒さで亡くなりました

昨日と今日の寒さは 尋常ではないように感じていましたが 御庭の犬小屋で飼われている犬が 朝散歩の時間になっても犬小屋から出てこないので様子を見に行くと すでに冷たくなっていたという 悲しいお電話が午前中に入りました。

その子はつい最近シャンプーカットで来院してくれていて 何時もと変わりなく元気な状態でお返ししましたから 尚更ビックリです。十歳ぐらいですから 毎年冬は庭の犬小屋に毛布を敷いてもらうだけの過酷な環境で辛い冬を乗り切ってきたのでしょうが 人間でいうと初老にあたる年齢には 今回の急激な寒さによるダメージが大きすぎたのかもしれません。

以前に比べて室内で飼われる犬の比率が凄く高くなっている現在ですが 飼い主さんのご家族にどうしても犬嫌いの方がいらっしゃったり、体質的に犬アレルギーの方がいらっしゃって どうしても室内で犬を飼えない事情がある場合もあるのかもしれません。

せめておうちにあげなくても玄関先辺りに毛布を敷いてそこに犬を置いてあげていれば 今回のような悲しい事故は起きなかったのかもしれません。この犬の飼い主さんは 犬が死んだ場合の必要な手続き知りたくて 当院に電話をかけてこられましたが それ以外にも私の知らないところで 同様の悲しい事故は少なからず起こっているのかもしれません。

全国的に見れば毎日のように雪による悲しい事故が起こっていますが 枚方はまだ雪が積もっていないだけでもありがたいのかもしれません。今後同様の悲しい事故が 人間にもペットにも起こらないことを心の底からお祈りしています。後悔なさらないように今夜からでも外で犬を飼っていらっしゃるおうちの方は 玄関先に避難させてあげてください。

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