12月3日 風邪がなかなか治らなくて困っています

私は 恥ずかしながら 相当に太っていますので 体中に皮下脂肪をたくさん抱えて生きています、そのお蔭かどうかは知りませんが かなりの暑がりであり 人一倍汗かきです。夏は暑苦しくて周囲の皆さんに ご迷惑をおかけしているのだろうと思いますが 冬は逆に結構薄着でスッキリと過ごしています。そんな私ですが 一冬のうちに一度は必ず風邪をひいてしまいます。三十代、四十代の頃から この傾向はありましたが そもそも風邪をひくのは 精神的にたるんでいるからだと私は思っています。ですから風邪をひいてしまった時には 先ず精神的に緩んでいる部分を見つけて 自分で自分自身にカツを入れます。すると 特に薬など飲まなくても 三日もあれば健康体に戻っていました。
所が五十代になってからは さすがに気合いだけ 精神的に緩んでいる部分を引き締めるだけでは 風邪が退散してくれなくなってきました。本来なら 内科の医者に診てもらって キチンと診断してもらって状態に即した風邪薬を処方してもらうのが 直る一番の近道だと思います、でも実際に診察を受けても 問診をして 体温を測って 喉の咽頭部の状態をチラッと見るだけで 診察は終わってしまいます。当然ですが医者が処方する薬の方が 薬局で買う薬よりも効果が強いことは間違いないと思いますが、結構待たされて その上かなりの診察料を支払わねばなりません。
更にその場で薬がもらえなくて 処方箋を受け取り 調剤薬局に持って行って そこでまた結構待たされて そこそこの薬代を請求されてしまいます。そんな手間暇をかけて 結構な出費をするよりも 薬局で薬剤師さんに その時の症状や経過をきちんと説明して 一番適切であると判断された薬を購入する方が ずっと早くて経済的なような気がしてしまいます。医者の不養生とは昔からよく言われる言葉ですが 私も動物の病気を診察して薬を処方する立場としては 手間暇惜しまずに医者にかかる方が結局は早く楽になり 結果的には経済的であるのであろうことは分っているはずなのですが 自分の風邪に対しては手抜きの対応をしてしまいます。
昨年までは 薬局で買った薬を飲み終えるころには きちんと回復していましたが 今年の風邪は そもそも旅行に出かける前にひき始めました。当然ですが旅行中は生活のリズムが普段と異なりますし 暴飲暴食をして 不規則な生活であり 且つほとんど屋外で過ごしていましたから 風邪が治ってくれるはずがありません。旅行から帰った翌日に薬局で風邪薬を購入して飲んでいます。三日目の本日には 殆ど直っている時期であるはずなのに 状態が好転していません。相変わらず鼻水はとまりませんし 咳も続いています。
人間はこのような段階を踏みながら 衰えていくのかもしれませんが 知りたくもない老いの実態を痛感させられたような気がして とっても悲しい気分です。風邪が治ってくれないと 普段のストレス解消のてっといばやい即効薬である カラオケにも出かけられません。その上 自分の病院の診察予定日を 年末に控えていますから 暖かくて栄養価の高い食事もとれません。炭水化物は出来る限り摂らないつもりなので なかなか食事で元気を取り戻すのも難しいのです。この時期に有難いのが お鍋です。野菜と魚や肉などのたんぱく質をバランスよく食べられる そして凄く体も温まる有難い食事のはずですが 昨夜作ってみましたけれども 咳が止まらずのどの調子がおかしいので いつものように美味しく感じられませんでした。
大好きな薬味の柚子胡椒も喉の事を考えて 辛抱しましたので 尚更美味しく感じられなかったのかもしれませんが 何時もなら結構雰囲気も盛り上がる一人鍋が いつもの半分ぐらいしか食べられませんでした。炭水化物がOKの時期なら 白ごはんを放り込んで 玉子とねぎを加えて 雑炊を作るところですが 炭水化物禁止令が出ていますので 勿体無いけれどもお鍋の残りは捨ててしまいました。そんな勿体無い事をして 尚更気持ちが落ち込みましたから 風邪が治るまでにはまだまだ時間がかかりそうで困っています。

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