12月8日 患者さんからお歳暮で ミカンを一箱頂きました

私が子供の頃の冬の部屋の中の風景としては 暖房器具として 今はあまり見かけなくなったやかんをのせてお湯の湧かせる形態の石油ストーブと電気ごたつがあり 炬燵の天板の上には ミカンが山盛りのかごがいつも置いてありました。子供の頃からいわゆる温州ミカンが大好物でしたから お腹が空いたら幾つも自分で皮をむいて 食べておりました。ぬくぬくと炬燵に足を突っ込んで 甘くてジューシーなミカンに齧り付くのは 冬の幸せの一つでした。石油すとーぷで お餅をこんがりと焼いたり 銀杏やするめを焼いて食べたのも 懐かしい思い出です。
そんな訳で ミカンは大好物なのですが スーパーで未完の箱売りをしていますが そこそこの値段がするもので いつも躊躇してしまって 一冬に一回ぐらいしか買えません。ミカンは 当たり外れがかなりあるように思います。甘くて美味しかったり 固くで酸っぱい大外れの時もあります。価格設定の高いものを選べば 殆ど外れはないはずですが 私は貧乏性なので なかなか上等のミカンには手が出なくて 安売りをしているものを購入しがちなので 結構はずれを引いてしまう事が多いのかもしれません。なので猶更ミカンの箱買いには 勇気がいるのです。
本日頂いたミカンは すぐ箱を開けてみて一つ食べてみましたが お歳暮に頂くぐらいですから とても甘くて美味しかったです。ミカンの箱を開けるときの豆知識として 箱を裏返しにして そこから開封しました。ミカンは箱の底の方が 当然圧迫されて 傷んでいる場合が多いので 箱の底を開けて 箱詰めされてからずっと圧迫されてきたミカンから食べてやれば 最後の方で 腐ったり傷んだりしたみかんを食べずに済むのだそうです。大学時代の友人から この知恵を仕入れてから 何時も底から明けていますので 最後まで美味しくミカンを頂けております。
温州ミカンも大好きですが オレンジやグレープフルーツなど 柑橘系の果物は なんでも大好きです。但し夏みかんというのは 今は品種改良されてかなり甘くなったのかもしれませんが 子供の頃に母が好きでよく食べていた夏みかんを貰ってみて あまりの酸っぱさに驚きましたのでその後食べた記憶がございません。あと八朔も好きですが 一粒ずつ 袋を剥かねばならないのが 面倒です。でもそのサクサクとした独特の食感は結構好きなので 大ぶりの美味しそうな八朔が売られていると よく買って食べます。今年の夏 大好きなスイカを自分で勝手は全然食べませんでした。別に今年に限った事ではなくて ここ数年自分でスイカを購入して食べてはいないように思います。私の収入は 勿論それ程多いことはないのでしょうけれど 好物の果物を購入できないほど少ないことはないように思います。そこそこ収入がある今から こんなにけちん坊だと リタイアして毎日の収入がなくなってしまうと 益々けちん坊で貧しい生活をしてしまうのではないかと心配になってしまいます。
同い年の友人が リタイアしてから ほんとうにひまになってしまったら 一体どのように過ごしていけばいいのか心配だ とぼやいていました。私は取り敢えずは ひたすらのんびりと仕事をしないでいいご身分を堪能してから のんびりとキャンピングカーを乗り回して旅行三昧 釣り三昧 俳句三昧の日々を過ごそうと思っております。但し釣り三昧というのは 以前までなら海の近くの杵築に移住する予定でしたが 熊本の阿蘇市 阿蘇山の外輪山の中 国立公園に含まれる地域への移住に予定が変更させそうなので 釣りを始められるかどうかは分かりません。但しキャンピングカーで全国を回る旅をするときの楽しみの一つとして 海でのつりや 渓流釣りなどをたのしもうとかんがえておりますので 何とか趣味の一つとして 釣りを加えようと思っておりますので 今から楽しみにしております。
友人は 今再就職した会社で 新しくプロジェクトを起ち上げて なんとか会社にとってプラスになる仕事を完成させようと必死になって働いています。かなりの仕事人間なので 仕事から離れてしまう事へ不安があるみたいです。私は子供の頃にやってみたかった仕事についておりますが どんな仕事にも嫌な側面が必ずあるはずですが 私は獣医師としての仕事にそれなりのやりがいは感じておりますが 嫌な一面を痛感しておりますので 一日も早く 仕事をリタイアしたい気持ちです。なので 病院をたためる日を心待ちにしてしまうので 友人とは全然仕事に対する感覚が異なるので 私が仕事を辞めて一銭も収入がなくなってしまった時に 益々貧乏性が大きくなるのではないかという不安を伝えても 十分に貯えがあるのだからそんな心配は取り越し苦労だと 笑って真剣に話をきいてくれません。
人生に対する取り組み方は 人それぞれですから 老後に対する不安もそれぞれあっていいのでしょうが二か月前にリタイアした妹たちの生活を見ていると やはり羨ましくてしょうがありません。勿論最後の一日まで 賢明に仕事と取り組む覚悟はございますが 早く移住先に新居が完成して そちらに移り住む日程が確定してくれることを心待ちにするこの頃でございます。

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