12月7日 本日は 有機農業の日なのだそうです

有機農業とは 化学肥料や農薬を用いない農業であり 遺伝子組み換えの技術を利用していない農業の事だと理解しております。健康志向の強い人で 野菜は有機農法のものでないと食べない 等と偉そうに話す人がいますが かなりムカつきます。まあ遺伝子組み換えされていないのは とても安心ですが 化学肥料や農薬を用いない農業が 果たして健康的であるのかどうか 疑問です。化学肥料のすべてが 人間にとって有害であるわけではないように思いますし それらを用いなければ 自然発酵したたい肥を用いるのは 効率が良くないでしょうし 手間暇かかってしまいますから 価格が上がってしまうのではないでしょうか。昔のように糞尿を肥料として用いられることはないのかもしれませんが 安価で効率の良い化学肥料を用いる方が 収穫量が上がるように思いますが如何なものでしょう。農薬を用いて 害虫や病気をキチンと防いでくれている作物の方が かえって健康的で 安心だと考える人の方が多いのではないでしょうか。例えば スーパーに並んでいる野菜で 虫食いだらけの商品よりも ツヤツヤとした立派な野菜の方が魅力的で買い求めやすいように思います。
有機野菜でなければ食べない等と偉そうなことを言っている人が 本当に虫食いだらけであり かなり見栄えが悪いのに高い値段のついた有機野菜ばかりをチョイスしているのでしょうか。健康や安心はお金で買えませんから 等と宣うのでしょうか。
農家の方々も 生計を立てる為に ある程度かけた手間暇に見合う収穫と収入を得なければなりませんから 化学肥料や農薬を用いて 効率的であり 見栄えの良い作物を選択することは致し方のない選択だと思います。有機農業の方が 長い目で見たら 人間の健康に寄与するところが少なくない可能性は認めますけれど 見栄えの悪い 収量の少ない 手間暇かかるのでどうしても高値をつけざるを得ない有機農業による野菜よりも 無駄な労力が省けて 見栄えが確実に良くなり 沢山収穫できる農法を多くの農家の方々が選ばれるのは 当たり前だし 私はスーパーで野菜を買うとき どうしても見栄えの良い野菜を選んでしまいます。ですから有機農業というのは 悪いやり方ではないと思いますが あくまで理想論であって 申し訳ないけれど 現実的な農法ではないのじゃないかと思ってしまいます。
趣味で 庭先で家庭菜園を頑張るのなら 最初は理想論を掲げて 有機農法を頑張ってみるのも悪くはないのかもしれませんが 次々とたかってくる虫たちを駆除したり 雑草の侵入を食い止めるためにしょっちゅう草ひきをせねばならないことになると思います。更には 出来上がった作物が結局は虫食いだらけになってしまうし少ししか収穫できないとなると 翌年からは どうしても化学肥料や農薬に手が伸びてしまいそうに思いますが如何でしょうか。理想論は 耳障りはいいのですが 現実的には 実行するのが 難しいので 結局はありきたりなやり方に妥協せざるを得ないのかもしれません。私は きれいごとばかり主張する人が 本当に理想論の生活を実践できているのか疑わしいので そんな人物は信用できないように思ってしまいます。

ブログ一覧