12月9日 東福寺へ紅葉見物に出かけました

時期的にはもう遅いのかもしれませんが 今年は天候が不順みたいで 京都の色んな紅葉の名所も あまりきれいに色づいていていないないのだそうです。本日はお天気も凄く良くて気温もかなりたかめのよそうがでていましたので 今年の紅葉見物の最後のチャンスだと テレビやラジオで言われましたので 奥様と慌てて準備をして紅葉見物に出かけることにしました。

これまでに京都で紅葉を見物に出かけたスポットとしては 常寂光寺、善峯寺、嵐山、比叡山、植物園等があります。今年は東福寺に出かけてみました。あわてて出かけたので 詳しい位置関係までは調べずにスタートしましたが 奥様の微かな記憶による方向感覚に従って進みました。ほぼ予定通りの時間に到着しましたし、後から地図で確認してみると 殆ど最短コースを通っていましたから 奥様の方向感覚の素晴らしさには改めて驚かされました。

東福寺は紅葉の名所として知られてはいますが 一般観光客があまり多くないみたいで 割と空いていましたし、運よくいちばん近い駐車場に停めることが出来ました。普段なら訪れるスポットについて 最低限の基礎知識を勉強してから出かけるのですが 何しろ慌てていましたので このお寺が何時ごろどのような人物によってどのような理由で建てられたのかなど全く知りませんでしたから 案内の立札などをよく見てその場で勉強しました。

通天橋からの紅葉は見事なものでした。一番美しく見える位置には 美しく見えるからなのか 橋の幅が広がっていて そこで皆写真を撮っていました。奥様はそんな場所では大抵「シャッターを押してください」と頼まれますが 私は全然頼まれません。もし私が頼まれても 奇麗に取れる自信がないので 必ず断りますが 全然頼まれないのも少しさみしさを感じます。奥様は当然上手にリクエストにお応えして感謝されていました。なんでいつもいつも奥様ばかりが頼まれるのやろう。やっぱり奥様の方が 何事もそつなくこなせるように 私の方がどん臭くて失敗しそうに見えているのでしょうか?ちょっと悲しくなりました。

紅葉の時期としては やはり少し盛りを過ぎていたみたいで 紅葉が落ち葉になって枝だけが残っている木も少しありましたが その分紅葉を敷き詰めたような絨毯が見られて それはそれなりに美しかったので 十分に紅葉が楽しめたと思います。近所に伏見稲荷がありましたので ついでに行ってみようかとも思いましたが 徒歩で十五分ぐらいかかりますし 東福寺が思ったよりも広いお寺だったので かなり歩き回って 結構疲れていました。伏見稲荷もかなり広くて 相当に坂道を歩かなければならなかったように記憶していましたので 今回は諦めました。

かなり歩き回ってお腹が空きましたので久し振りに「ふたば」の豆大福が食べたくなりましたので 河原町今出川を目指して車を走らせました。京都に出かけた時にはよくお店までは出かけるのですが 以前なら十人ぐらいが行列を作っていましたが 最近では四五十人が行列を作っていることが多くて 諦めて帰るのですが 本日もやはり五十人ぐらいが並んでいました。恐らく二十分ぐらい並べば買えるのでしょうが お店の前に車を停めていますから そんなに待てないので本日も諦めました。

しかたがないので いつものパターンですが 立命館大学まで行って生協の食堂でお昼ご飯を食べました。カフェテリア方式なので 二人でお盆に好きなものを適当にとってお会計をしましたが さすがに生協で千円でお釣りが来ました。席について食べ始めましたが 最近の立命館の女子大生は私が在学していたころと違って 先ずその数が凄く多いのに驚きますし、昔は私の目から見ても野暮ったい恰好をしている子が多かったように思いますが 今はおしゃれで華やかな子が多いので たっぷりと目の保養をさせてもらいました。私の斜め右前に凄く清楚でナーちゃんに雰囲気の似た子がいましたので その子ばかりを見ていましたら 奥様に気づかれて けりを入れられてしまいました。

食事をした後 キャンパスを少し散歩しました。奥様は芸術学部だけの単科大学を卒業しています。全学生数が千人にも満たない小さな大学なので 広いキャンパスに学生がぞろぞろいるのを見るだけでも楽しいと仰いました。案外私が若いお姉ちゃんを見て喜んでいたように奥様も若いお兄ちゃんを見て 元気をもらっていたのかもしれません。

車で病院まで戻りましたが いつもよりも少し早い時間帯だったので 混雑も殆どなくて気持ちよくドライブできました。本日は紅葉も十分楽しめましたし 久し振りに大学の雰囲気も味わえました。お天気も良くてとても暖かかったので楽しい休日でした。

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