緊急事態宣言が発出されて　右往左往しているうちに　何もしないままに過ぎてしまった感の強い一月でしたが　二月になったら何かいいことでもありそうな期待感が全く持てません。恐らく緊急事態宣言は　少なからず延長されるのでしょうから　飲食店を中心に　勿論うちの病院も　辛くて苦しい状況が継続するのは　間違いなさそうです。今月中にも　ワクチンの接種が一斉に始まりそうな気配は感じられますが　現実的なワクチンの接種作業が　順調に進行するとは思えません。政府の予定通りのスケジュールだと　一日に十万人以上にも接種しなければなりませんが　その場所や　担当する医師がきちんと確保できるのでしょうか。現在感染確認人数が減少傾向にあるとはいえ　コロナ患者を受け入れている病院の先生方は　勿論ていっぱいのはずです。これまで　新型コロナ感染者の受け入れをかたくなに拒否してきた　九割以上の医師たちが　ワクチン接種ならと　協力してくれるのでしょうか。
よしんばワクチン接種が予定通りに接種できたとしても　その効果が目に見えて　現れてくるのなんて　早くとも一月以上先の話でしょうし　その頃にはどっちみち暖かくなってくれるのでしょうから　ウィルスの猛威は　必然的に弱まってくれるのでしょうから　四月の声を耳にする頃には　明らかな感染確認人数の減少が認められるとは思いますが　その頃まで　現在ギリギリのところで頑張っている飲食店や　その他の業種のお店が　果たして持ちこたえられているのでしょうか。個人経営の飲食店なんか　みんな自分なりの夢を持って　大きな借金を抱えて　独立して　苦労を積み重ねて　どうにかこうにか　やってこられたのだと思いますが　そんな夢のつまったお店の経営が破綻してしまったら　自殺という短絡的な手段を選択される方も少なからずいらっしゃるのかもしれません。人の命を救うための　コロナ対策で　経営を破綻させられて　命を落とされる方がいらっしゃるかもしれない　コロナ対策なんて　明らかに間違っているように思いますが　如何でしょうか。
二月は　一番寒い季節なのかもしれませんから　せめて身の回りだけでも暖かくして　コロナ感染症だけではなくて　普通の風邪にかかったとしても　普段よりはずっと面倒なことになりそうですから　せめて自分の健康だけは気を付けて　毎日生きてまいりましょう。