2月10日 本日は「左利きの日」なのだそうです

只ネットで「左利きの日」と調べると 8月13日の方が一般的みたいで 左利きの人のためにもっと環境を整えようと イギリスのとあるクラブが 提唱したことに因んでいるのだそうです。私は右利きですが 左利きの方は 約十パーセント存在されるのだそうです。左利きの方が生まれるのは 遺伝的な要素が大きいみたいです。どちらか片方が左利きのご両親からは 平均値よりもずっと高い確率で左利きの子供さんが生まれるのだそうです。二人とも左利きのご両親からは 更に子供さんが左利きになる確率は 高いのだそうです。
私はたまたま マジョリティ側の右利きでしたので 左利きの方々の味わっておられるご苦労をほとんど知りません。でも世の中の道具は ほどんどが右利きの人に使いやすいようにできているので 左利きの方は その道具を使用するたびに 不自由な思いをされているのだそうです。例えばお茶を茶碗にそそぐ急須なども 右利きの人が注ぎやすいようにできている場合が多いです。取っ手と注ぎ口が 反対側についている場合は そうでもないですが注ぎ口が 取っ手の左側にある急須の場合 左利きの方は面倒なのは 間違いありません。気づいていないことが多いのかもしれませんが 包丁やハサミなども 普通は右利きの人が使いやすいようにできているのだそうです。歯の部分の削り方が 右利きの人に使いやすい向きにしてあり 左手で使うと その違いは微妙なものなのかもしれませんが 使い勝手が悪いのだそうです。
文字を書く時も 普通 横棒をひく場合 左から右に引きます。右手で書けば スムーズにできる作業が左手でやると ほんの微妙なことかもしれませんし 左利きの方も 小さいころから文字を書きなれているので殆ど不自由は感じておられないのかもしれませんが 物理的には やりにくい作業をこなしておられるのです。鉛筆やペンで文字を書く時には 些細な違いかもしれませんが 筆で文字を書く場合は 左手だと 相当にやりにくいのではないでしょうか。それから 楽器例えば 弦楽器や管楽器は 明らかに右利きの人が扱いやすいような形に出来上がっているように思います。ゴルフのクラブの場合 結構左利きの人用の道具が出回っているみたいですが 楽器で左利きの方ように作られた楽器 というのは聞いたことがありません。
このように 日常生活では 左利きの方々は 私たち右利きの人間が感じてもいない 様々な所で 不自由な思いをされているのかもしれません。でもスポーツの分野においては 左利きの方は かなり有利な立場にある場合が多いのかもしれません。例えば 陸上競技で走ったり 競泳でタイムを競う場合には 聞き手がどちらであるのかは 殆ど影響がないでしょうが 例えば身近なスポーツ野球においては 明らかに左利きの方が有利と言えそうに思います。バッターボックスの事を考えても 右打席に立つより左打席に立つ方が 一塁までの距離が二歩ぐらい近いのですから 内野安打になる確率は 相当に高いように思います。その為に プロ野球などのレベルの高い野球では 左利きのバッターだけではなくて 右投げ左打ちのバッターが 多いので 左バッターがずらりと並ぶチームも珍しくはないのかもしれません。ピッチャーにしても 左バッターがずらりと並ぶ打線に対しては 当然玉の出所が見にくいサウスポーが有利になります。勿論右投げのピッチャーの方が多いわけですから 玉の出所は見やすいかもしれない左投のピッチャーとの練習機会が少ないわけですから 右打ちのバッターがそれほど有利とはいえないのかもしれません。
これが格闘技などの場合 もっと直接的に左利きの人が有利かもしれません。ボクシングにしても柔道にしても 最初に対峙するときから 右利きの人は 凄くやりづらい状況になるはずです。普段の練習相手や対戦相手でも 左利きの人と相対する機会は 少ないはずですから 実戦で向かい合うと その緊張感も相まって 非常にやりづらいことになるはずです。所が左利きの方は 普段から右利きの人と練習していますから 精神的な意味合いも含めて かなり左利きの人の方が有利になるのではないでしょうか。あとバレーボールやハンドボールでも左利きの人のアタックやシュートは 右利きの人とは コースも違えば 回転も逆でしょうから 対応するのがかなり厄介なのかもしれません。卓球やテニスの場合も そもそもラケットを持つ手が逆なのですから 左利きの方の有利さは 相当に大きいのかもしれません。やったことも見たこともありませんが フェンシングの場合 利き手によって対峙するときの体の向きが反対になるのですから 左利きの方がかなり有利になりそうに思います。
そんなわけで 左利きの方は 日常生活においては 右利きの人間が気づいてもいないところで 不自由な思いをされているのかもしれませんが スポーツの分野においては かなり有利な面があるのかもしれません。右利きになるのか 左利きになるのかは 遺伝的なもので決まるのだそうですから 本人が望んでなれるわけではありません。子供のころに親が 左利きの子を右手で字を書くようにしつけていた時代があったそうですが 友達に一人そんな子がいました。ただそうやってしつけられたおかげで 右手で文字を上手に書いて 左手で巧みに絵を描いていましたから その子なりにかなり苦労はしたのでしょうが 普通の人には出来ない特技が身についてよかったと言っていましたから 苦労はそれなりに実を結んだようで よかったのかもしれません。私はたまたま多数派の右利きに生まれて育ちましたので 左利きの方のお気持ちは理解できませんが 親が無理やりしつけるのは 本当にその子のためになるのか動画 疑問に思います。

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