2月12日 ダイヤモンドプリンセス号の 隔離対策は大丈夫なのでしょうか

なんだかんだもめた結果 二週間という潜伏期間の最大値と言われている期間 船内に乗客を缶詰め状態にして 経過観察をする という事になったのだそうですが 日本に到着した時点で かなりの数の肺炎感染者が 存在したのですから 当然まだ症状が出ていないけれど 感染している人間は 相当数その船の中に 存在することが 想定されるはずです。それまでにも何週間か同じ空間を共有した人たちですから 当然の見込みだと思います。武漢から飛行機で日本に帰ってきた方でも 日本に到着時の検査では 陰性であり 勿論無症状だった人が 二週間の経過観察中に発症したケースがありましたから この船にいる限り かなりの数の感染者と 更にかなりの長期間空間を共有するわけですから 言ってみれば 船内は 肺炎ウィルスの培養器のような状態と言えるのかもしれません。
日本に到着してからの 二週間は 各乗客が 各々の部屋に閉じこもった状態でいるのかと思っていましたが 聞くところによると 狭い部屋に閉じ込めた状態が長時間続くのは 精神的ストレスが大きい 等と余計な心配をして 一応ほかの部屋の人と直接の接触はないにしても 同じ廊下を散歩するなど 空間を共有しているのだそうで 乗客各人の隔離ははなはだ不十分だったようです。現在の所 この病気の感染は 直接の接触つまりウィルスで汚染されている所を触った手で ものを食べたり汚れた手で目や鼻の粘膜に触れるなどの行為と くしゃみなどに伴う飛沫感染 だけと言われていますが ウィルスは日々進歩していくのです。くしゃみで大きな飛沫はすぐに床に落下するのでしょうが 微細な飛沫は空中を結構な時間漂っています。これらの微細な飛沫によって感染するように ウィルスが成長してしまえば 同じ廊下を たとえ距離が離れていても 歩いていれば感染する危険性は 既にあるのかもしれません。
この病気の感染が広まる恐ろしさを考えたら 精神的なストレスに配慮するよりも 乗客各自の隔離を何よりも優先すべきだと思います。さもないとこの船には 千人以上の人が存在して 二週間も閉じ込めておいては 下手したら 武漢以上の感染源になってしまうのかもしれません。現在の所 二週間の経過観察が終わったら 症状の出ていない乗客は 自由に行動ができるようになりそうです。本来なら そこからさらに二週間は 例えば大きなホテルもしくは客船を借り切って そこの部屋でさらに二週間 経過観察をすべきだと思いますが 乗客の感情を配慮すると とてもそんな安全で確実な処置は 取れそうにないのだそうです。
ですから 到着してから二週間の経過観察が終了して その時点で無症状の乗客を多数 野に放つことになれば 感染はそれこそ日本中に爆発的に広がる危険性が極めて高いように思います。
日本はこの夏に オリンピックを控えているのにそんないい加減な伝染病対策をして 日本が中国に続く第二の感染源となってしまったら その成功は期待できないでしょう。選手が参加してくれるかどうかわかりませんし 当然世界各地からの観客も期待できないのかもしれません。正直 私はあまりオリンピックには 興味がありませんが 日本で開催されるからには 日本選手だけではなくて 参加選手がすべてベストを尽くして スポーツ競技会として 盛り上がってほしいし 応援する観客も安心して楽しんでほしいと思います。ただこんないい加減な対応をしていたら オリンピックの時期にこの病気の流行が終焉を迎えているとは 考えにくいので 心配です。
私も還暦を過ぎておりますから 若くて元気 と言う訳ではございませんから もしいったんこの肺炎にかかってしまったら 命に関わる可能性があるかもしれません。 早めに対処すれば 回復する可能性が高い病気だとは 聞いておりますが 今後ウィルスがどのように進化するか分かりませんので あまり楽観もしていられません。繰り返しになりますが 感染している可能性がそこそこ高い人たちを 野にはなってしまいましたから 日本国内での感染者は 中国とあまり変わらないぐらいに増えてしまうと思います。
取り敢えずは なるべく人のたくさん集まる場所には出向かないように心掛ける事と 手洗いうがいを励行し きちんとした生活を心がけて うっかり普通の風邪やインフルエンザにもならないように 注意して生活していくしかないのかもしれません。自己中な考え方でしょうが 何とか自分の家族だけは 感染せずに済んでくれることを祈るばかりです。かなり前にこのブログで 直ちに中国との国交を断絶するしか 感染の拡大は防ぎようがないと書きましたが 現在となっては もはや手遅れで どのような形でこの病気が沈静化してくれるのか見当もつきませんが 取り敢えずは自分がかからないようにと 頑張るしかないのかもしれません。

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