2月10日 稲田防衛相の発言について もめているのだそうです

私はこのようなデリケートな問題については 不勉強なのでまるで頓珍漢な発言をしてしまうかもしれませんが まあおバカのたわごととお聞き流しください。新聞をチラッと読んだ程度の知識しかありませんが 稲田さんとしては 憲法第九条に自衛隊の置かれた立場が絡んでしまいそうなので 「戦闘」ということばをあえて使わずに「武力衝突」と言う表現を使っているのだそうです。つまり自衛隊は戦闘には参加できないが 武力衝突が起こっている地域での活動は出来るのではないか と言った意味合いなのかもしれません。
私はこのような 言葉遊びと言うか 玉虫色の表現 というか 本当の意味合いはどのようにでも解釈できるような曖昧模糊とした 大臣の発言自体 非常に不愉快に感じます。とは申しましても 国会の前に集まった人たちとは根本的に真逆な考えによるものですが。国会の前に集まった人たちは 要するに自衛隊員の身に危険が及びそうだから スーダンから直ぐに自衛隊員を帰国させろ と言う考え方だと思うのですが 私には とてもこんな発想は肯定できません。
私は現在自衛隊員として活動されている方は とても立派な志を持った方々だと思っています。現在の若者は殆どが 私の目から見れば軟弱極まりないように見えるからです。じゃあ自分は軟弱ではなかったのかと問われれば 明確に否定はできませんから あまり偉そうなことは言えません。私が大学生だった頃は 学生運動が既に下火にはなっていましたが それでも学生運動を頑張っている連中は友人にも少なからずいましたし 私も誘われて断りきれずに何度かデモ行進に参加したことがあります。
学生運動と自衛隊は 対極的な立場に位置づけされるものかもしれませんが 若者たちが 自分たちの生活について真剣に考え その向上を目指して活動しようとしていたという点では 現代の若者よりは 多少は一生懸命に生きていたのかもしれません。私は運動神経もよくないし 根気も根性も全くないので 自分自身が自衛隊に入って 日本と言う国を守ろうなどと言う気概を持ったことはありません。その点で 現在自衛隊に所属して 頑張っている若者には無条件に拍手をしたい気持ちです。
まあ自衛隊員の全てが 我が手で日本を守ろうという積極的な気持ちを持っているのかどうかは 若干疑問を感じないでもありません。ここ数年はやっと就職しやすくなってきたみたいですが それでも希望通りの業種 職種に就こうとすればそれなりに高いハードルを越えなければならないと思います。自衛隊に入隊すれば 勿論肉体的にはかなりハードなトレーニングが待ち構えているのは間違いありませんが 少なくとも食べるものや 住むところ、着るものの心配はいりません。それこそ親方日の丸ですから 倒産したりすることはありえません。それなりの収入も保障されているみたいです。下手な職業について 人間関係で悩んだりして苦労するよりも等と安易な考えで 自衛隊に入隊しても そんな輩は所詮長続きはしない様には思います。ですから 自衛隊で頑張ってくれている若者たちの殆どが 積極的に日本を守るために頑張る と言う気持ちを持って日々の活動に取り組んでくださっているものと 信じたいです。
私は 不勉強なので自衛隊のスーダンへの派遣がどの様な目的から始まったのかさえ全然知りません。現在派遣されている自衛隊員の具体的な仕事は 司令部要員が数名と 施設部隊が数百名活動しているのだそうです。所謂先頭部門の隊員は一人も参加していないようです。しかし国情が安定していない南スーダンへ 自衛隊を派遣する以上は 当然その身に危険が降りかかってくることは 十分に予想されることです。だとしたら そのような地域へ自衛隊員を派遣する以上は 降りかかる火の粉を払うために 当然戦闘要員も護衛として一緒に送り込むべきではないでしょうか。
日本には戦争に敗れた時に 二度と戦争を起こされたら非常に面倒な国なので 二度と軍隊を所有しないような滅茶苦茶な独立国としてはありえないような憲法を 無理やり押し付けられたのに そんな憲法を世界に唯一無二の平和憲法だ等と 勘違いして有難がっているおめでたい国民が多いのです。スーダンへの自衛隊の派遣は やっと独立を勝ち取ったけれども 一向に国情が安定しないので 南スーダン政府を安定させるために お手伝いをしようとして 自衛隊を派遣したのですから その行為はとても立派な事だと私は思います。
その為に 数名の司令部要員と数百名の施設部隊を送り 沢山出来てしまった難民の皆さんのお役にたとうという重要な使命は とても重要なお仕事だと思います。但し反政府派ともめている現状を考え合わせれば 例え施設部隊であっても 反政府派から見れば 政府に加担する軍隊とみなされますから 攻撃の対象となる危険性がある事なんて 子供でも分かるぐらいに簡単な話だと思います。日本には 平和憲法があるので 見た目は制服を着て 政府の為に 避難民たちのために施設を作る作業だけをしていて 決して戦闘には参加しない部隊であることなど 南スーダンの反政府はの人たちが理解してくれるはずがないのは 明らかです。
だとしたら 施設部隊を派遣する以上は 当然その自衛隊員が十分に働けるたまに 護衛する戦闘部隊を伴わずに派遣することは 絶対に間違っていると思います。日本が信念を持って南スーダン政府を援助しようとするのなら 施設部隊にきちんとした仕事をしてもらうために その施設部隊をきちんと護衛するのは当然の行為だと私は思います。ですから 私は防衛大臣の言葉についての細かいやり取りなど どうでもいいので 派遣している自衛隊員を直ちに帰国させるのではなくて その隊員たちを護衛する戦闘部隊を速やかに派遣するべきではないかと 思います。
こんなことを書いてしまうと 私は戦争を肯定する人間だと誤解を受けるだろうと思いますが 勿論私だって 死ぬのは怖いし 戦争になんて絶対に参加したくはありません。でも愛する日本の国土が 中国や韓国に蹂躙されていることには どうしても我慢できません。北方領土だって 本当に取り戻したいのであれば 第二次日露戦争を起こさなければ プーチンに幾ら尻尾を振ったって絶対に戻ってくるはずがないと確信します。そんなもめ事を起こすことをどうしても避けたいのであれば 竹島も尖閣諸島も北方領土も 韓国、中国 ロシアに気前よくプレゼントしてしまって へのツッパリにもならない自衛隊を一日も早く解体してしまって欲しいと 心底思います。

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