2月15日 小中学生の自殺者が昨年500人近くに達したのだそうです

私も 正直な所 人生が思い通りいかず 死にたくなったことは 何度かございます。私は このブログに何度も書いておりますが 奥様以外の家族とは あまり良い関係が築けておりませんし 友達と言える存在も数える位しかおりません。私が例え自殺しても 涙を流してくれる人が 一人でもいてくれるのか 自信がございません。結局は 私が臆病者の腰抜け野郎だから 自殺する勇気がなかったので 現在まで生き続けているだけのことかもしれません。
まだ子供のうちに 自殺してしまう人数が増え続けている と言うのは 非常に残念なことだと思います。私だって 子供なりの理由で 死にたいくらいに悲しいことや 恥ずかしい思いを何度か経験しました。今から思い返せば 子供らしい短絡的な感情の高ぶりであり 本気で死にたいとは 感じていなかったのかもしれませんが 子供としては子供なりに 相当に辛かったことだけは覚えています。子供の自殺者のうち 虐めに起因するものが 多くなっていないことを 願っておりますが かなりの割合を占めているのだそうです。
私は 子供のころ ある程度お勉強は出来ていたので どちらかと言うとクラスの中心に近い集まりに常に参加しておりました。人一倍の臆病者でしたから 孤立してしまうことが何よりも怖くて 常にクラスの中心人物との距離をなるべく近づけるように 意識して行動していた最低のガキだったと思います。私たちの時代にも つまり今から五十年前後の昔にも やはりクラスの中で 秘かな虐めはあったように思いますが 現在ほど熾烈ではなかったのかもしれませんから 虐められていた方は 私が想像するよりも ずっと辛かったのかもしれませんが 学校で問題視されるほどの騒ぎにはならずにすんでいたように思います。
現在は インターネットやSNSなどが普及してしまっていますから 一人の人間を誹謗中傷することが ごく簡単にかなりの規模で あっという間にできてしまいますから まだ幼い子供たちに 生きていく希望を失わせてしまうに十分なダメージを与えてしまうのかもしれません。うちの病院の評判も 燦燦たる状況ですが まあそれは私と言う人間の不徳の致すところでございますので 致し方のないことだと 甘んじて受けとめる覚悟でおりますが まだ幼い子供たちにとっては 所詮世間の評判なんていうものは 悪いよりはいい方が望ましいのだけれども位に ド厚かましさで乗り切っていかざるを得ないのだと 開き直る余裕などあるはずがございませんから 理不尽な虐めによって 自殺と言う選択肢に辿り着いてしまうケースが増えているのではないかと 心配しております。
時期的には昨年学校が全面的に休校になっている時期が結構ありましたが 学校活動が再開された時期に 自殺する子供が凄く多かったのだそうで 普通の感覚だと 友達に会えなくて寂しかったのが やっとクラスの仲間と再会できてうれしいのではないかと思ってしまう そんな時期に自殺する子供が多かったのは やっぱりクラスの仲間との再会が また辛い学校生活の始まりだと捉えてしまって 引き金になってしまったのではないかと 思えてしまいます。勿論新型コロナ感染症による影響が 皆無だとは思いませんが 子供の生活とは そんなに直接的に関連していたようには 想像できません。
大人の社会は 現在 このコロナ騒ぎがどのように終息するのか 皆が不安に思っているわけですが せめて子供たちの世界だけでも のんびりと穏やかであってほしいと心底願います。ワクチン接種がそろそろ始まりそうですが 政府が考えているようなスケジュール通りに その作業が順調に進むはずがないと思います。今の所 ワクチンが微かな希望のように考えられているみたいですが ワクチンには必ず望まれない副反応が存在するのは間違いありません。接種し始めた時期に 不幸な副反応騒ぎが起こらずに済んでくれればいいように思いますが どうなることか不安な気持ちで 様子を見ているしかないようです。
兎に角 明るい話題を このブログでも取り上げられる日々が 一日も早く訪れてくれることを期待いたします。

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