2月19日 卒業式が近づいてきましたが 今年も校歌が歌えないのかもしれません

ようやくコロナ騒ぎが終息に向かって動き出しているこの時期に 東京都の公立の学校では 教育委員会が 校歌や国歌を歌わないように求めているのだそうです。国の方針に一応形としては従って マスクの着用は求めない姿勢で臨むのだそうですが 歌を歌う行為が 病気の感染を促すという判断からなのでしょうが 与えられた権限で 校歌を歌う事を禁じることは出来ないのでしょうから 歌わない方向に強く指導していくらしいのです。事なかれ主義が ここまで極まっているのかと残念に思います。歌うときだけは マスクを装着して臨もうと 各学校が殆ど無意味であり面倒な準備していたみたいなのですが 教育委員会からの要望に 判断を戸惑っている現場が多いのだそうです。
国の方針とは 逆向きの意向を声高に叫んでいるわけですが 教育委員会という組織は 何だか偉そうに聞こえますが 要するに教育関係のOBや弁護士、会社の偉いさんなど 一般的に社会常識を持ち合わせているであろうという人が 数人選ばれて 集っているだけの組織だと私は思っております。一応 首長からは独立していて 独自の意見を発信できるのだそうで 今回もまた 事なかれ主義で 学校生活の最後ぐらい卒業する学校の校歌を歌いたいであろう卒業生の気持ちを 無視して 歌うなと主張しているように思います。私は歌う事が好きだったから 通っていた中学校の卒業式で 校歌以外にも卒業生全員で グローリア という壮大な曲を歌いあげて感動したことを記憶しています。今の子供たちは あんまりみんなで歌う事に喜びなんか感じないのでしょうか。恐らく校歌を歌える最後の機会になるであろう 卒業式でさえも 校歌を歌いたいとはあんまり思わないのかもしれませんが 歌いたい子供たちが沢山いてくれたら 嬉しいし 歌うなという教育委員会の主張に 腹立たしい思いを持ってもらえたら嬉しいです。
卒業式は 当たり前ですが 卒業生のためにある儀式ですから 少しでも良い思い出になるように 皆で校歌を歌って一体感を感じられる体験を出来たらやらせてあげたいなと思います。教育委員会にしたら 卒業式で感染か広まった 等と言われてしまったら 自分たちの責任を追及されるかもしれない位の気持ちで そんな保守的な主張をしているのだと思いますが、一生に一度しかないその学校の卒業式を 良い思い出にしてあげるためには 校歌位思い切り歌わせてあげたいと私は思います。結局はその学校の校長の判断によって決まるのだと思いますが そんなつまらない横やりに影響されて 後で文句を言われないようにと考えて 校歌斉唱を取りやめる学校が 残念ながら皆無ということはないのでしょうが 少ないことを心よりお祈りいたします。
生徒はみな同じ方向に向かって並んでいるのだから そんな数分歌を歌ったからと言って 感染拡大の危険性が拡大するなんて 皆同じ教室で授業を受けて 生活をしているのですから 今更ながら 阿保らしい保守的な考え方の年寄りどもによって 良い思い出になるはずの校歌斉唱が出来ないなんて事がないことを願っております。

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