2月22日 旅行四日目です

本日もいいお天気で 日の出の時間には目が覚めました。年寄りは朝が早い と言いますが 本当にその通りだと思います。宿舎のすぐ前に池がありますが その水面が大部分は凍り付いています。興味が湧いたので 朝ごはん前に散歩に出かけてみました。目の前で見ると けっこう分厚く凍り付いているみたいで 石を投げてみるとカーンといい音がしました。水面のある部分は 凍っていないみたいで かなりの数の水鳥が浮かんでいました。水温は勿論0度前後でしょうに 別に寒そうなそぶりもなく 悠然と浮かんでいます。まあこの鳥たちはいずれもっと寒い地方に帰っていくのでしょうから こちらの寒さなんか 全然平気なのでしょう。
朝ごはんのメニューも 極平凡なものでしたが 結構美味しく頂けました。直ぐに高速に乗って 一路ナガシマスパーランドへ向かいました。別に急ぐ旅でもないので 途中のサービスエリアに立ち寄って 如何にも信州らしいお土産を買いました。最近は ご近所づきあいもサボっていますので 数日後に再会する友人の為に お土産を買いました。あとは奥様が御自分の為に幾つか購入されたみたいですが レジで小分けするための袋を 結構な数くれたみたいですから 買い過ぎじゃないかとは思いましたが うっかり口に出すと えらい目にあいますので 黙っておりました。
ホテルナガシマは 結構お気に入りで 定宿にしています。一泊二日二食付で 二万円ほどかかりますが 二日分のスパーランドの乗り放題券とナバナの里の入場券 併設されているスーパー銭湯のような施設のフリーパスまで付いていますから 決して高いとは思いません。食事は 夕食も朝食もブッフェ形式ですが 料理の内容が かなり充実しているので その事もこのホテルが気に入っている理由の一つです。チェックインすると直ぐに 荷物を預けて スパーランドに入場しました。ここは アトラクションが凄く充実している割には 凄くお客さんの数が少ないので 殆ど待ち時間がないのが 嬉しいのです。
ディズニーランドも 非常に楽しい夢の国ですが 漉いているはずの時期でも 何しろ待ち時間が長すぎます。入園している時間のうち 間違いなく半分以上は行列の待ち時間です。いずれ引退してから 年間パスを購入して 時間に制約が無くなってから のんびりと出かけるのにはいいのかもしれませんが まだ働いていて時間の制限がある生活では 何となくもったいないように感じて 暫く足が遠のいているのかもしれません。その点このスパーランドは 一番人気の新しく出来たアトラクション「嵐」ですら十分位の待ち時間ですから それ以外は殆ど待ち時間がありません。行けばすぐに乗れるこの遊園地に慣れてしまうと 他の遊園地の待ち時間には我慢しづらくなるのかもしれません。
取り敢えずは 様子見にいつも観覧車から乗り始めます。まずは全体の雰囲気をつかんでから どのアトラクションからのろうかと考えます。凄く残念なのは 一番のお気に入りの木製コースター「ホワイトサイクロン」が終了してしまったことです。こちらは木製ですので かなり大きな振動がしてガタガタと振動音もうるさいぐらいなのですが 程よい怖さで 楽しめるのです。一般的に絶叫マシーンとは 女性が喜び 男性が怖気づく代物だと思います。奥様は 普段から相当に肝っ玉が据わっている方だと思いますが 絶叫マシーンも全然平気です。ただその奥様が 積極的に乗ろうとしないのが 「スチールドラゴン」と「鉄骨番長」です。「スチールドラゴン」とは 宙返りや横回転などのない普通のジェットコースターですが 何しろ最初の落下する地点の高さが80メートル以上と恐らく日本一だと思います。
フジQハイランドの「フジヤマ」ですら 60メートル+αですから 断然こちらの方が高くて怖そうです。フジQに出かけた時に 「フジヤマ」には奥様が乗ろうと仰いましたので 逆らえなくてご一緒しましたが こちらの「スチールドラゴン」は 奥様が積極的に乗ろうとなさらないので 今のところは乗らずに済んでおります。それから「鉄骨番長」と言うのは 普通のベンチのような椅子に腰かけて チェーンを一応かけるみたいですが 殆ど体を拘束していない状態で回転しながら 数十メートルの高さまで釣り上げられるのです。このアトラクションは 下から見上げているだけで 金玉が縮み上がりますから 絶対にチャレンジしたくありません。奥様も積極的に乗ろうとなさらないので 助かっていますが もしチャレンジなさろうとしたら 私は間違いなく地上から応援することを選ぶと思います。
「嵐」はメインイベントなので 後回しにして それ程プレッシャーがかからないアトラクションから 乗り始めました。奥様はバイキングがお気に入りなのですが 正直私は苦手です。大きな船の形の乗り物に座って ただ前後に大きく揺られるだけなのですが 真下や近所をみていると かなり恐ろしいのです。それも同じ動きを何度も何度も繰り返すので 恐ろしさがずっと継続するのです。以前に友達と一緒にこの類のアトラクションに乗った時に 遠くの一点を見つめていると それほど怖くない事を教えてもらいましたので 何時もその作戦で恐怖を回避しております。今回も同じ作戦で乗り切ろうと思っておりましたが いつもと反対側にのってみようと提案されましたので うっかりと受け入れてしまいました。座ってみて慌てたのが 何時も見つめる建物が 反対側に座ると見えないのです。急いで遠くにあるそこそこの高さの建物を探しました。先ほど乗った観覧車がありましたので そのてっぺんの辺りを見つめることにしましたから それ程恐ろしい思いをしなくて済みました。
幾つかアトラクションに乗っていると 夕方になってきましたので 取り敢えずホテルの部屋に入って 一服しました。部屋の向きがいつもは海側でしたが 本日は逆側でしたので 眺めはあまり良くありませんでしたが 部屋の向きの指定はできないので しょうがありません。一休みしてから ナバナの里に車で向いました。暗くなると 凄く壮大なイルミネーションが点灯されるからです。一番奥の場所では イルミネーションで アニメーションの様に動画が点灯されるのですが 初めてみた時には凄く驚いて 感動しました。毎年テーマが変わるようで 今年はクマモンを主役に 熊本の四季を描かれていたみたいです。
毎年テーマは変わっているようですが 残念ながら徐々に見飽きてきたみたいで 感動が最初みた時に比べて 薄れているような気がします。イルミネーション以外に 基本的には植物園なので 梅林を見に行きましたが まだ殆どつぼみが膨らみかけているだけでした。和歌山辺りでは 既に梅が満開と言うニュースをみましたが こちらではまだ梅見には早すぎたようです。LED電球で飾られた 回廊が百メートルぐらい続く所があり 初めての方は凄く感動して立ち止まって写メを撮影しているのですが 通りの真ん中に突っ立っているので歩くのにかなり邪魔になるみたいですけれど そういう人の方が多い様なので 文句を言っても勝ち目はなさそうです。
今年は イルミネーション見物を早目に切り上げて ホテルに戻りました。お昼に菓子パンを齧っただけなので お腹が空いてきたからです。ホテルナガシマの夕食は ブッフェ形式のものしかありませんが その内容が かなり豪華で このホテルを気に入っている理由の一つです。デザートのフルーツに 勿論上臈ではなさそうですが マスクメロンのカットしたものが並んでいるのが 嬉しいのです。ズワイガニの茹でた足が 山盛りになっているコーナーがあります。私も奥様も 勿論ズワイガニは好物ですが どうもこういうレストランでは カニには一切手を出しません。隣に座ったご夫婦は 逆に他の料理には 殆ど手を出さないでカニばかりにむしゃぶりついておられました。せっかく色んな珍しくてかなり美味しい料理が並んでいるのに カニばかりを食べるのは 私は勿体無いように思います。
この旅行の期間 結構体を動かしてはいますが 食べたいだけ食べていますので 当然体重が大幅に増加していそうで心配な気持ちがよぎりますので 思いっきりは食べられないのがちょっと心残りですが 減量は今年の最大の目標ですから 常に辛抱する気持ちを忘れないようにするつもりです。三月になるとすぐに大学時代の友人と再会する機会があります。その友人たちに 次に会うときには 目に見えるぐらいに減量しておくと 宣言しましたので 旅行後にまた厳しく体を絞らなければならないようです。四日目もまた 楽しくて充実した一日でした。ぐっすり眠って 明日に備えようと思います。

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