3月10日 本日はゴロ合わせで 砂糖の日なのだそうです。

砂糖と一言で言っても いわゆる普通の白砂糖以外に結構種類があるみたいです。そういえばこの前 三温糖という少し茶色っぽい砂糖が上白糖の隣に売られていました。あまり聞いたことがなかったので 調べてみたら 基本的には白砂糖と原料も西方にも大差はないものなのだそうです。但し 作る時に白砂糖よりも 加熱する過程を繰り返すので 再三温めることから 三温糖という名前がついているのだそうです。製造過程でカラメル成分が出来上がるために 少し茶色っぽい色になるのだそうです。

普通の砂糖に比べてミネラル分が若干多いのだそうですが 三温糖の方が白砂糖よりも健康に良いと言われるほどには差がないので 健康に良いとう話は間違っているのだそうです。違いとしてはカラメルの風味によって 甘みを強く感じられるのだそうで 主に煮物に使うのに適している砂糖なのだそうです。

サトウキビの絞り汁から作った 黒砂糖というのも結構有名です。普通は黒褐色の塊で販売されていることが多いみたいですが 粉砕したら褐色の砂糖になります。お洒落な喫茶店においてあるコーヒーシュガーも黒砂糖を加工したものなのだそうです。サトウキビは一般的に沖縄を中心とした南西諸島の特産物でしたが 江戸時代に香川県と徳島県で 頑張ってサトウキビを育成して 苦労して製糖して 砂糖を作り出しました。この砂糖は特に和三盆と呼ばれて 主に和菓子を作るときなどに珍重されているようです。

今年の正月に御餅を焼いて食べようとした時に 台所の砂糖が切れている事に気付いて困りました。御餅は大好きな食材ですし、一番好きな食べ方が シンプルに網でこんがりと焼いて 砂糖たっぷり入れた醤油に浸して頂く 食べ方です。いかにも血糖値のあがりそうな食べ物であり 恥ずかしながら糖尿病である私には 有難くないけれど 凄く美味しい食物なので なるべく食べないように心掛けました。いざ食べようとしたら、醤油はあるけれど砂糖が全くありません。

医局でコーヒーを飲むときの為においてあるグラニュー糖を思い出して 代用してみました。グラニュー糖で作った砂糖醤油も とても美味しかったです。普通の砂糖とグラニュー糖はどう違うのか気になって ネットで調べてみました。私と同様にその違いについて気になる人は結構いたみたいで 結構な数の質問が寄せられていました。所がその回答としては 成分や製法の違いなど私の知りたい内容について説明してくれているものはありませんでした。見た目の違いから分かるように 普通の砂糖の方がしっとりとしているから 水分含量が多いだとか 普通の砂糖の方が焦げやすいので 料理には使い辛いだとか、日本の家庭では普通の砂糖を常備している家が多いが ヨーロッパの家庭ではグラニュー糖を常備している家が多いだとか、グラニュー糖の方が若干お値段が高い等と どうでもよいような回答ばかりで 結局のところグラニュー糖が普通の砂糖と見た目のサラサラ感以外にどのような違いがあるのかは 謎のままに終わっています。

私は結構自炊する方ですが 料理に砂糖は殆ど使いません。煮物などで甘みが欲しい時には 大抵味醂を使うからです。何しろ糖尿病であるので出来るだけ砂糖とは縁のない生活をしようと心掛けています。フランス料理では甘みが必要な場合にはよく炒め玉ねぎの甘みを生かすのだそうです。正式なフランス料理で 砂糖を使うのはデザートだけなのだそうです。

健康の為になるべく砂糖とは縁の薄い生活を心がけている私ですが たまにスーパーで砂糖一キロ百円で安売りをしている時がありますので その時には必ず購入します。自分が食べる為ではなくて 病院で使う単シロップを作るためです。単シロップとは 小さな動物に錠剤の薬を処方する時に四分の一までは割って 錠剤のまま投与しますが それよりも小さな動物の場合に錠剤を磨り潰して 粉薬にします。そのままでは苦いので単シロップに溶かして水薬として処方しますが 苦味を誤魔化すために使います。

最初は単シロップも薬屋さんから購入していましたが ある時にその成分を見て水と砂糖450gと書いてあったので 自分で作ってみたら 簡単にできましたから それ以来無くなりかけると自分で作っています。自分で作ると経費が五十円足らずですが 薬屋さんから買うとその数倍もするからです。ほんの数百円の事ですが 自分で簡単にできる経費の削減だと思って 続けています

さて、本日は私が全然興味を持てない砂糖についてグダグダと書いてまいりましたので 全然面白くなかったと思います。こんなつまらないブログでも最後まで読んでくださった方がいらっしゃるのでしたら 厚く御礼申し上げて、終わりにしたいと思います。

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