3月12日 毎月十二日はごろ合わせで豆腐の日という事です

豆腐というのは大豆を煮て絞った汁(豆乳)を凝固剤(にがり)で固めた食品です。水分の含有量によって 絹ごしとか木綿などの種類があるみたいです。私は木綿のしっかりとした存在感が好きなので 殆ど木綿しか食べません。

豆腐という食品は 冷奴という醤油と薬味をのせてそのまま食することができる便利性と お腹に存在感を与えてくれる割には 低カロリー高タンパク質なので 非常にありがたい存在です。子供の頃から 豆腐の食べ方としては 一番簡単であり シンプルであるのに 一番おいしく感じられるので 特に夏の暑い時期には 冷たく冷やして 毎日のように食べています。

お鍋の食材としてもありがたいですし 麻婆豆腐も出来合いの調味料を使えば簡単にできて凄く美味しい食べ方だと思います。豆腐を加工した食品 例えば厚揚げとかがんもどきも煮物の食材としては簡単に使えて 凄く美味しくなり有り難い食材だと思います。豆腐を凍結乾燥した高野豆腐も大好物と言っていいかもしれません。

豆腐と名前がついていても 実は豆腐とは一線を画するものに ゴマ豆腐や卵豆腐、杏仁豆腐等があります。私はゴマ自体は香ばしくておいしい食品だと思いますから ゴマから作った豆腐だからどんなに美味しいのかと期待しすぎて食べたからかもしれませんが 全然美味しいとは思いませんでした。奥様は理由は不明ですが 玉子豆腐が大嫌いなのだそうです。以前アルバイトに来ていた女の子に言わせると 杏仁豆腐は石鹸の味がするので人間の食べ物とは思えないと言っていました。私は玉子豆腐も杏仁豆腐も美味しいと思いますが、奥様に言わせると ゴマ豆腐の天ぷらが最高のご馳走なのだそうですから 人の好みもいろいろですね。

よく言われる話ですが 豆腐という字は 豆が腐ると書きます。納豆という字は豆を型に納めると書きますから 各々の名前が逆なのではないか という説です。確かに納豆は大豆を納豆菌で発酵させた食品ですから見た目や臭いは腐っているようにも見えます。

以前は関西の人は 納豆を殆ど食べなかったそうですが 今ではスーパーで普通に何種類もの商品が売っていますから 大分関西にもなじんできたのかもしれません。私の両親は二人とも九州出身なので 子供の頃から朝食に納豆をご飯にかけて美味しそうに食べていました。子供の頃に見た納豆はドロドロしていて糸まで引いていて 臭いは臭いし ちょっぴり舐めてみると苦いので とても美味しい食べ物だとは思えませんでした。でも両親が 毎回とても美味しそうに食べるのを見ては 自分もチャレンジしてみようという気持ちになりました。小学生の頃には どうしても納豆の味に馴染めませんでしたが 中学生になったころに やっと納豆の美味しさに目覚めました。一旦好きになってからは それこそ毎日のように納豆を食べ続けました。

今も納豆が好きという気持ちに変わりはありませんが ここ数年一口も食べていません。私は心臓を患っていて 脳梗塞の心配があるので 血液をサラサラにして 血管が詰まりにくくする薬(ワーファリン)を恐らくく死ぬまで飲み続けなければならないと思います。

所が納豆には ビタミンKが大量に含まれていて このビタミンが血液の凝固因子と関連があるために ワーファリンの作用を弱めてしまうので納豆はドクターストップがかかっているからです。現在はワーファリンと同様の作用を持つ薬で 納豆の影響を受けないので納豆を食べても構わない薬が開発されているのだそうですが 新薬で価格が高いのでもうしばらくは納豆を辛抱できそうなので ワーファリンを続けようと思っています。

話が豆腐からそれてしまいましたが 豆腐は血糖値もあまりあげない食品なので これからもずっとお世話になると思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。

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