3月25日 シャープがどうなってしまうのか心配です

私の一つ目の大学時代からの親友がシャープに勤めていますので シャープという電機メーカーが今後どのような道をたどっていくのか心配しています。私の友人は 以前にはフランスの支社で活躍していました。もう日本に戻ってかなりたちますが この所年賀状のやり取りだけで なかなか顔を合わせることは出来ていませんが 奈良県に在住なので 結構近所で車なら一時間もかからずに会いに行けるはずです。

会社の経営が苦しくなっていることはニュースなどを見て何となくは 知っていましたがまさか外国の会社に身売りをするほど苦しんでいるとは最近まで知りませんでした。まあ私と同い年ですから 直ぐに定年を迎えるはずですし 外国企業に身売りしても大して影響は受けないと思いますが ひょっとしたら身売りする前にさっさと引退して 退職金をもらえるだけもらってしまった方が賢いのかもしれません。

電機メーカーが経営が苦しくなってきているのは 東芝等のニュースなどで見当はついていましたが まさかシャープが身売りせざるを得ないほどに追い込まれているとは正直驚きました。私が子供の頃には 確か早川電機という会社名だったと思いますが 技術力に優れていて その方面では規模は大きくないけれども一流の会社 というイメージでした。

その後も技術力を誇り 会社でもどうしても技術系の社員の発言権が強かったのかもしれません。そのような企業では どうしても営業系の社員の発言権がよわくなるけいこうにあるらしくて 市場のニーズに敏感に反応して 対応策を考えていくことが出来なかったのかもしれません。もうだいぶ前の話になりますが パナソニックを中心に製造していたプラズマテレビとシャープを中心に製造していた液晶テレビが家電市場で一騎打ちをして 液晶テレビが完勝しました。今では電気屋さんでプラズマテレビは殆ど見かけません。

天下のパナソニックに完勝したことで 尚更技術系の発言力が強まってしまい 売り上げを液晶テレビだけに頼る一本足経営になってしまったのだそうです。しかし素晴らしい技術もいつまでも独占できませんから いずれは人件費の安い東南アジアで製造された製品に価格競争で負けてしまう事は明らかだったのに シャープは次なるヒット商品の開発を怠ってしまったことが失敗だったようです。

それに営業系の発言力が弱いために 市場のニーズが大型テレビではなくて スマホ用の小型のモニターを求めているのに大型テレビを作るための工場ラインを作ってしまったために スマホには対応が凄く遅れてしまったとも聞いています。研究開発から始まった会社にはありがちな 技術系に偏った経営方針が現在の危機につながったのかもしれません。

まあ私の友人は大学を卒業してから シャープ一筋で勤め上げてきましたから 厚生年金も含めるとそこそこの額は受け取れるのでしょうから 早目に引退してのんびりするのも悪くは無いように思います。遅かれ早かれ私もあとに続きます。ただ長年勤めた会社が大きく変貌してしまうのは 卒業した学校が 廃校になり別の建物が立ってしまうような寂しさを感じるのかもしれません。

近所に住んでいますから 何時でもあえるような気持でいたら もう何年も顔を見ていませんでしたから 今度機会を作ってあって話をしてみようと思います。ニュースで取り上げられる位の渦中の会社に勤めている人間の本音を聞けるのは 又とないチャンスかもしれません。彼とは一つ目の大学時代に所属していた合唱団の仲間です。枚方市に先輩や同期のメンバーが数人いて 会う機会を作ろうと思っているうちに月日が経ってしまってもいますから その人たちとも同時に会える機会が出来たら 凄く楽しい時間が過ごせると思います。

誰かがよっぽど頑張って動かないと 結構な年齢になってしまって お尻が重たくなっているメンバーですから集まれないと予想されます。何とかここ数か月のうちにそのような機会を作るとここに宣言します。実行できたら 勿論このブログでその内容を細かく報告することになると思いますが 何時までたってもそのような内容がアップされていなかったら 私がへこたれてしまったのだと思って馬鹿にしてやってください。

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