3月5日 本日は啓蟄ですが寒いです

暦の上ではもうすぐ春のはずなのに 当分寒さが居座るような気配です。 私は例年寒さを殆ど実感しないままに冬を過ごせるのですが 今年に限っては多分人並みになんだろうけれど寒さを痛感しております。二十四節気の一つ啓蟄とは暖かくなり土の中に眠る虫たちが目覚めて這い出して来る日だそうです。例年ですとさすがに虫が土の中から這い出して来る姿は見かけませんが、病院の前の歩道で おばちゃんたちの長い長い立話が始まるころです。短くとも30分長ければ二時間以上も続きます。

どっちみちそんなおばさんは無駄話でもするしかないような暇人なのでしょうし 別に道端で長時間立ち話をすることを禁じる法律も条令もなさそうなので 私が文句を言う筋合いでもなさそうですが もし私の奥様がそんな見っともない事をしたら叱り飛ばすと思います。喋るべきことがあるのなら喋ればよいけれど そのような場合道端ではなくて自分の家のもっと落ち着ける場所で お茶でも飲みながら ゆっくりと喋ればいいと思います。

本日は3と5の語呂合わせでミスコンの日だそうです。ミスコンと言っても 女性の顔立ちやスタイルと言った外見だけを評価するコンテストから 知性や品格と言った内面まで含めて評価の対象になるコンテストまで様々なようです。まあ、女性の顔の美しさにも絶対的な基準があるわけではなくて その時代や世相によって 好まれたりもてはやされたりする顔立ちもいろんな風に変化すると思います。結局はそのコンテストの審査員の好みに合うのか合わないのかで決まってしまうわけで 客観的な判断が下せているのかどうか疑問に思います。

このブログでもうすでに書いたと思いますが ミシュランのレストランの評価なんて 私には全くあてにならないものだと思います。ミシュランがどのような基準でどのように判断を下しているのか 全然知りませんし 興味もありませんが 恐らく一人の調査員が一度その店を訪れて食事をして 判断を下しているのではないでしょうか。

同じ人間が同じものを口にしても その日の天候や体調によって微妙に感じ方が異なるかもしれません。基本的に同じメニューを出していても その日仕入れた素材の良しあしで 一流のプロの料理人が作っても味にばらつきが出るのは致し方がない事だと思います。プロ野球の一流のバッターが同じシーズンのうちでも絶好調の時と大スランプに陥った時では 同じ球を投げられても結果はまるで異なっても全然不思議ではありません。一流の料理人にしても 好不調の波があるのは致し方がないと思いますしたまたま不調の時に判断されれば 不本意な評価しか得られないこともあると思います。

そもそも食べ物の味に対する評価なんて 全く同じものを食べても微妙な判断は人によって千差万別だと思います。ミシュランがそのレストランの味を評価するにしても 少なくとも世代と好みの異なる男女が十人ずつ位で判断しているのであれば ある程度客観的な判断が下せると思いますが 恐らく一人の人間が一度きりの試食で判断しているのではないかと思いますから その判断に客観性があるとは絶対に言えないと思います。

自分の舌で本当に美味しいものを見つけようとする努力もしないで 信頼する価値があるのかどうか疑ってもみないでガイドブックの評価を鵜呑みにする馬鹿が多いこの国では ここ当分ガイドブックがのさばる時代が続きそうでうんざりします。

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