3月6日 80代の女性が 3400万円もの詐欺被害にあったのだそうです

人間に物欲があるのは 致し方のない事かもしれませんが 詐欺被害にあった方が 80代のそれも女性だという事には 驚きました。競馬で勝つための情報提供料として 何度も何度もそこそこの金額を振り込んでしまって 合計するとこんな金額になってしまったのだそうです。恐らく 老後の資金としてコツコツ貯め込んだ大切な資産を ほぼ全額持っていたれたのだそうです。我々一般庶民としては 3400万円 と言えば立派な金額だと思いますし 80代になって それだけの金額を自由に使えるというのは 若い頃から 懸命に働いて 無駄遣いをせずに 地道に貯め込んだ結果だと思います。

そんな方が 競馬等と言うギャンブルに 手を染めるという事からして 不思議に思えますが 詐欺師と言うのは 真っ当な人間をたぶらかすために 巧妙な手口を考え出して あらゆる手立てを尽くすのでしょうから 一旦ターゲットとして狙いをつけられてしまえば 逃れることは至難の業なのかもしれません。私も 偉そうなことを言ってますが ターゲットになってしまえば コロリと騙されるのかもしれません。私は還暦を過ぎても スケベジジイですから 若くてピチピチした女の子を 餌にぶら下げられたら コロリと騙されて 簡単に食いついてしまいそうです。まあこんな流行らない潰れないのが不思議な位の 動物病院の経営者なんて 詐欺師の方から見れば 殆ど魅力のない存在でしょうから 狙われる心配はないと思います。

昔から 色んな勝負事に必勝法等と言うものが 実しやかに語り継がれているように思いますが そもそも必勝法等と言うものが 存在するはずがないのです。この方の場合 競馬の勝ち馬の情報を レース前に知らせるので その情報料を支払う と言う形で 詐欺にあったのだそうです。ギャンブルと言うのは てっとり早く金を稼ぐ手段としては 一般的ですが、どうして何某かの料金で もしその情報が確かなものだとしても 譲ってもらえると等と 安易に考えてしまったのでしょうか。

もし私が 競馬のレースの勝ち馬の確実な情報を持っているとしたら 絶対に誰にも私ません。幾らかの情報料を受け取るよりも 借金してでも持ち金をかき集めて 勝ち馬の馬券を購入します。下手に勝ち馬の情報を他人に譲り渡してしまうと 勝ち馬に投票する数が凄く増加してしまうはずです。勝ち馬に投票する数が増えれば増えるほど 投票権一枚当たりの払戻金が減ってしまうのです。つまり 情報を持つ人間が増えれば増えるほど 一人あたりの取り分は減少してしまうのです。

競馬で確実な勝ち馬の情報が存在すると言う話自体が 丸っきりの嘘っぱちだとは思いますが 必勝法を赤の他人に譲るなんて言う 都合の良すぎる話が この世の中に存在するはずはないのです。世の中には 色んな形での 詐欺事件が報道されていますが いずれも自分さえ儲かればいいという 強欲の為に被害にあっているように思いますが 楽して簡単に儲かるなんて都合のいい話が この世に存在するわけがないのです。なのに どうして簡単に騙されてしまう人が後を絶たないのか 私には不思議で仕方がありません。

この類の詐欺の被害に遭う方は 要するに簡単に金もうけをしようと考えるような輩ですから 自業自得で 被害にあっても 全然可哀想だとは思いません。己の強欲と浅知恵を思い知り 大いに反省すればいいのだと思います。但し被害者の方を可愛そうに思わないではないのは 所謂[オレオレ詐欺」の被害に遭われた方たちです。家族がピンチに立ってしまって その救済のためにと 被害に遭ってしまわれるのですから 自分の欲の為にお金を使う訳ではないので なんとか被害に遭ったお金が戻ってくれたらいいように思いますが、現実的には難しいのでしょうね。

とはいえ [オレオレ詐欺」については さんざん報道されていますから もし自分に詐欺師からのアプローチがあっても 恐らくは騙されることはない様に思います。ちなみに大阪人は がめつくて ケチだからなのか知りませんが [オレオレ詐欺」の被害に遭う人が一番少ないのだそうです。但し [オレオレ詐欺」の手口も巧妙化していっており 登場人物も多彩になり 被害者と電話で話す担当や 実際にお金を受け取る担当など 細分化されていて もし捕まっても なかなかその全貌が明らかにされないようになってきているのだそうです、

幸い 私はお金に余裕があると 世間から認識されていないみたいで 事実余裕なんてこれっぽっちもありませんが 詐欺師からのアプローチがないので たまたま被害者になっていないだけなのかもしれませんが 結局詐欺の被害に遭うのは 勿論引搔けようとする詐欺師が悪いことは間違いありませんが 自分だけいい思いをしようとする気持ちや 世の中の出来事に無関心である人たちが 被害にあっているみたいですから どうしても自業自得のような気がしてしまって 本気で同情する気持ちになれません。まあこんな偉そうなことを書いておいて 万が一にも詐欺の被害にあってしまうと カッコ悪いので 十分に注意しながら生きていこうと思います。

なんて 自分が さも賢そうな事を書いてしまいましたが 中学生から大学生の頃に 私も必勝法商法には 引っ掛かっておりました。当時私は 麻雀にはまっていました。本屋さんの書棚には 麻雀の必勝法なる帯と津の本がたくさん並んでいました。私は麻雀を家庭麻雀ですが 小学生の頃にルールを覚えて 点数の計算の仕方もきちんと身につけておりました。中学生の頃から 級友たちと土曜日の昼から等に 友人宅に集まって麻雀を楽しみました。級友たちは 中学になって麻雀を覚えたばかりの初心者ばかりでしたので 経験値が物を言って かなり勝率が高かったです。所が 高校生になってからは そこそこの進学校だったからか 賢いうえにかなりのベテランが多かったのかもしれませんが なかなか勝てない友達が少なからずおりました。

何とか麻雀が強くなりたいときに 本屋さんで麻雀の必勝法なる本が並んでいたら 大した価格でもなかったので 小遣いでも簡単に買えましたので 阿佐田哲也さんや小嶋武雄さんの本を何冊も買いこんで 熟読しましたが 何冊購入しても 殆ど強くはなりませんでした。但したまに運がよくて 勝った時に自慢げに話す うんちくの話題が増えた位のものでした。小島さんの必勝法の本に書いてありましたが 「もし本当に必勝法なんて言うものがあるのなら 誰にも教える訳がありません。小嶋家だけの代々の秘伝として 小嶋家だけが勝ち続けていくでしょう。」と言う事でした。従って 必勝法なるものが存在するのかもしれませんが そんなものがそんなに簡単に手に入る訳はないのです。

とにかく 私は人間と言うものが 幾つになっても業突張りな生き物であると 悲しくなったので このニュースを取り上げてみました・

但し

 

 

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