3月8日 1935年の本日 忠犬ハチ公が20歳で亡くなりました

忠犬ハチ公の話を今のお若い方たちは 既にご存じないのでしょうか。何度もドラマ化や映画化されましたから 日本人なら出来たら知っておいて欲しい物語だと思いますが 65年も昔に亡くなった犬の話なんか 興味もわかなくても 致し方がないのかもしれません。要するに 飼い主が仕事から帰ってくるのを ハチという秋田犬が自宅から渋谷駅まで飼い主を出迎えるのが習慣になっていて その飼い主が急死したのちも 十年にわたって 渋谷駅に飼い主が到着する時間に迎えに通っていたのだそうです。混みあう渋谷駅に 大型犬が単独でうろついているので 虐められたりした時期もあったのだそうですが 動物愛護団体の人が ハチの事を新聞に投稿して 今は亡きご主人を迎えに通ってきている忠犬であることを 知らしめてからは 忠犬として 認知されて 可愛がられる存在になったのだそうです。
二十歳で亡くなったのだそうですが とんでもないご長寿犬だと思います。
ハチの人生の後半は 野良犬状態でしたし 当時は予防注射や フィラリアの予防も 一般的ではない時代だったでしょうし ましてや屋外で生活している大型犬ですから 犬の二十歳というのは 人間でいうと百歳まで生きていたようなものですから これだけ長生きできたのは 本当に奇跡的なことだと思います。死後 その遺体を解剖されたのだそうですが 心臓にはフィラリアが濃厚に帰省していたのだそうですから そんなに長生きしたのが 不思議です。胃袋には 焼き鳥などを句仕事与えられたのでしょうが 丸のみしてしまうので 竹製の串が沢山存在したのだそうです。
ハチが 人生の後半 ずっと帰ってこないご主人を迎えに通い続けたのは ご主人に会いたいという強い気持ちからなのでしょうが いつも帰ってこないご主人を諦めてその日の塒に帰るきっかけは何だったのでしょうか。今日も会えずじまいだったことを 嘆き悲しんでいたのかもしれませんが 次の日になると いつもの時間にやっぱり迎えに出てしまうのですから それだけ思い続けられるご主人との 濃密な思い出があることは 犬としてとても幸せなことのように思います。私も これまであまり自分の人生が幸せだった という実感は殆どございませんが 一生側にいて にこやかに笑っていてもらいたい女性と巡り合えたことが 凄く幸せなことだと思っております。その女性を大切にすることを目指して 生きていこうと考えております。

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