4月11日 本日はガッツポーズの日なのだそうです

1974年の本日 プロボクサーのガッツ石松さんが 試合に勝った時に取った腕を突き上げるポーズから その名がついたとされるので 本日がその記念日と言われています。一説によると ボーリングの雑誌で 一年以上も前に ストライクを取った時にポーズをガッツポーズと命名した とも言われていますが 日本中にそのポーズが名前とともに広まったのは このガッツさんの試合後のポーズからなので本日を記念日とする説が有力なのだそうです。
私も以前 かなりボーリングにはまった時代がありました。私はストライクを取った後は 右手の拳を握り 腕を突き上げるよりも 肘を体にひきつけるような形で ガッツポーズを取っていたように記憶しています。最近でいうと カラオケの点数を加算していく採点法で 最初の頃は 四万点越えで大喜びしていましたが 他の人が五万点台 六万点台を出しているのを知り 頑張って自分でも何とかその辺りの点数が出せるようになりましたが 過去に二回だけ七万点越えを達成しました。さすがに七万点越えは これまで他の人でも達成されているのを見たことがありませんので その時には思わずボーリングの時と同じように握った拳を突き上げるのではなくて 肘を体にひきつける形で ガッツポーズを取りまくりました。ほんの数秒間ですが 点数が画面に表示されますので 奥様が携帯で写真にとって記録として残してくださいました。
ガッツポーズは スポーツで見かけることが多いのかもしれませんが 種目によっては キチンと文章化されたり 暗黙の了解として ガッツポーズを禁じられている場合があります。柔道や剣道と言った特に礼儀を重んじる競技では 技が決まって 勝利が確定した時などに うっかりガッツポーズを取ってしまうと 技が決まったことや勝利が確定したこと自体が 取り消される場合もあるのだそうです。大相撲でも 優勝のかかった大一番で 勝利した力士が 思わず両手を突き上げたために 後になって厳重注意を受けたことがあるのだそうです。どうしても勝ちたい一番で頑張って勝利したのですから 思わず反射的に喜びのポーズを取ってしまったことですから 致し方の無い事のようにも思いますが やはり目の前に敗れた力士がいるわけですから 配慮に欠けた態度と注意されるのもしょうがないのでしょうか。プロ野球などで ホームランを打った後でも 打たれた投手の気持ちを考えてガッツポーズは遠慮するのが 暗黙の了解だそうです。高校野球などでは 指導者がはっきりとその類のポーズを取らないように指導しているそうです。
個人競技であるゴルフで 昔凄く難しいロングパットが決まろ同時にその瞬間にその大会での優勝が決まった時に そのゴルファーが十秒ぐらいガッツポーズを取り続けているのを見た記憶があります。ゴルフの場合 ロングパットが決まって すごく嬉しいのは分りますが あまりに強烈なガッツポーズだったので 何処からも勿論お咎めはなかったそうですが その後しばしばそのポーズの話をゴルファー仲間から持ち出されて 茶化されて恥ずかしい思いをしたのだそうです。
考えてみると 自分では この所殆どガッツポーズを取った覚えがありません。やはりこのポーズは 何かに打ち込んで 必死に頑張って 夢中になって成し遂げた時にだけ 許されるポーズの様に思いますから 最近はあまり一生懸命に生きていない事の証かもしれません。もうすぐ還暦を迎えてしまいますが 何か情熱をもって打ち込めることを見つけないと ただ何となくダラダラと時間だけが過ぎていき その分老いだけが確実に身についてきそうで心配です。小さなことでもいいから 何か打ち込めることを見つけようと 真剣に思いました。

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