4月16日 獣医師会の会員の家族のお葬式がありました

先日 獣医師会の会員である方のお父様が亡くなられて お通夜と告別式がありました。私は告別式の日には外せない用事がありましたので お通夜に顔を出しました。お亡くなりになられたお父様というのが やはり獣医師さんで獣医師会の会員であられました。つまり私の大先輩に当たられる方でした。

お通夜も告別式もつつがなく無事に終わられたのだと思います。私としてはお通夜に簡単にですが顔を出せたので 自分としてはきちんと義理を果たしたつもりでした。所が 後日になって葬儀の受付に獣医師会の会員が立っていなかったことに対してクレームがついたようです。

枚方市の獣医師会の役員は基本的に入会した順に会計、副会長、会長を二年間ずつ勤めて交代していきます。私よりも大分先輩の時代には 獣医師会の会員の関係者の葬儀ある時には 市の獣医師会の役員がお通夜と告別式の受付のお手伝いをすることが慣習になっていたのだそうです。そしてその慣習は代々の役員間で順に申し送りが成されていたのだそうです。

所が私は役員を務めているこの六年間のうちに 獣医師会関係者の葬儀は何度もありましたが 一度もそのような慣習の申し送りを受けていませんでした。それから、数年前に私の母親が亡くなった時の葬儀でも 獣医師会の役員の方からそのような申し出を受けていません。

私の母は当然ですが獣医師会とは縁もゆかりもありません。今回の先生のお父様の場合は会員であられた方ですから 市の役員としても対応が異なるべきだったのかもしれません。しかし私としてはそのような申し送りを受けていない以上は 何もできないまま葬儀が終わってしまいました。

お隣の市ではその辺りどの様な事情になっているのかと考えて 支部長を務めておられる寝屋川市の先生にメールでお尋ねしました。そもそも事の発端は その先生が葬儀に来られた時に獣医師会のメンバーが受け付けを務めていなかったことに対して どうなっているのかという質問から始まった事のようです。

私としては聞いていないことに対応は出来ない、という気持ちでしたが その先生からは知らなかったからやらなかったでは通用しないとお叱りの言葉を頂戴しました。獣医師会の会員に何か事があれば 獣医師会の役員ならできる範囲でお手伝いをするのは当然のことである とまで言われてしまいました。

果たしてそうでしょうか?大体お通夜や告別式に参加される方の大部分は親戚筋かご近所さんです。だとしたら受付に立つのも 親戚筋に顔の広い親戚と ご近所さんに顔の利くやはりご近所さんに勤めてもらうのが合理的だと思います。それに受付と言っても専門的な知識が必要なわけではなくて 誰にでも勤まる簡単な仕事です。来られた方の名前と立場を確認して 遺族に取り次ぐだけの仕事です。

ご近所さんとのご縁が薄くなってきているのかもしれない昨今ですが 普通にご近所づきあいをしていれば 葬式の手伝い位買って出てくださるご近所さんは 事欠かないはずです。親戚筋にも若くて元気な受付向きの人間がきっといるはずです。何も獣医師会がしゃしゃり出なくても受け付けを務めてくれる人は簡単に確保できるはずです。

わざわざ獣医師会から受付に立つことを申し出られると 役員の人は自分よりも年配であり先輩である場合の方が多いでしょうから 断り辛くてお願いしていたのかもしれません。今後 このような事態を招かないように葬儀に対する役員の関わり方を きちんと文章にして 会則に残してはどうか という提案がありました。

私としても 獣医師会に所属している方の葬儀に 獣医師会としてお手伝いをする事には勿論反対ではありませんが わざわざしゃしゃり出てまで受け付けを務める必要は無いようにも思います。ですからそのような葬儀が行われる場合には 役員のお手伝いできる時間などの都合を確認したうえで 喪主さんが必要とされるのであれば協力する というスタンスで臨むというのは如何なものでしょう。

狂犬病の集合注射が無事に終われば 私の会長としての仕事も無事終了と思っていたのに 最後の最後になってまたこんな問題が発生してしまい 正直言ってめんどくさいのですが 自分の任期中に発生した問題ですから 解決できるものであるのなら 解決まで持って行けるように頑張ろうと思います。

 

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