4月17日 三菱自動車の燃費についての嘘情報は残念です

私は病院を開業した頃からずっと三菱トッポを往診車として愛用してきました。その可愛らしいデザインと そこそこ優れた性能に惚れ込んでいましたから 製造が中止されてからも それまで乗っていた車を乗り潰したら 中古車市場で探して 結構遠方まででも買い求めに出かけたりしました。さすがに製造が中止されて相当に年数が過ぎてしまってからは いくら探しても見つからなくなりましたので スズキのワゴンRから 現在更に小さなアルトに乗り換えました。私が仕事を終えるまでなんとか現在のアルトに頑張ってもらうつもりです。

三菱自動車は これまでにも何度か問題を起こしてきましたが 今回の嘘情報は燃費という軽自動車を選ぶ際の一つの決め手になる情報ですから、猶更罪が重いでしょう。更に残念な気持ちを大きくしたのが その嘘情報についての対応のずさんさです。三菱側が発表した対応策は 嘘情報と実際の燃費の違いをガソリン代に換算して その差額分だけユーザーに返金しましょう、というものです。これではまるで 万引きして捕まっておいて 商品の代金を払えば それで無罪放免ですよね といった酷い対応だと思います。

フォルクスワーゲンは ドイツが世界に誇る立派な自動車会社であることは誰もが認めることと思いますが、アメリカで起こした問題に対して 対象となる車のすべてを買い取って対応するのだそうです。莫大な費用が掛かりそうですが きっちりとしたメーカーはきちんと対応しているようで立派だと思います。

それに対して三菱自動車が 世界的にどれだけ売れているのか 日本でどれだけのシェアを占めているのか 全然知りませんが まあ日本の自動車メーカーの中でも 下位にランクされているはずですから その対応がお粗末極まりないのも 致し方の無い事であるのかもしれません。しかしこの事件で 日本の自動車メーカー全体が信用を失ったことは間違いの無い事だと思います。

三菱自動車も 大三菱がバックについている企業であるのなら きちんとした対応で 損なった信用の回復に努めてほしいと思います。私が小学生の頃にいちばん憧れた車は ギャランGTOのヒップアップクーペでした。本当にカッコよかったです。そんな私の子供の頃の夢を壊さないような きちんとした対応を期待します。

 

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