4月18日 1956年の本日 グレースケリーがモナコ王妃になられました

私が生まれる前の年に結婚して 女優を引退されていますから 勿論女優さんとしての現役の姿は全然知りません。但し「喝采」という作品でビングクロスビーの相手役を務めて アカデミー賞主演女優賞も獲得されていますし 西部劇史に名を残す「真昼の決闘」ではゲイリークーパーと共演しています。ヒッチコックの名作「ダイヤルMを廻せ」や「裏窓」等の有名作品にも出演されていますから マリリンモンローと並んでハリウッドを代表する女優さんと言っていいのだと思います。モンローがセクシーさを売りにしていたのに対して グレースは気品に満ちた「クールビューティー」と称賛されましたから 乃木坂でいうとナナミンみたいな存在だったのかもしれません。

一流の女優さんは 女優さんなりに制約されることの多い職業かもしれませんが 王妃という皇族の身分になってしまうと 更に雁字搦めに縛られた人生になってしまうのでしょうから 勿論すごく恵まれた生活ではあったのでしょうが 普通の幸せとは縁遠かったのかもしれません。王妃ともなれば 代役のきかない 公務が毎日のように目白押しであったのでしょうから 正直な気持ち あまり羨ましくは感じません。

女優さん時代に浮名を流した俳優さんとしては ゲイリークーパーやクラークゲーブル、ビングクロスビー、ウイリアムホールデン等と言った超一流の それもかなり年の離れた方が多かったみたいですから 女優を続けておられたら どんな人生を送られたのか見てみたい気持ちもあります。

52歳の若さで 車の運転中に脳梗塞を発症して 事故を起こしてそのまま亡くなられたみたいですが 彼女の人生が幸せに満ちていたのかどうかは疑問だと思います。脳梗塞という病気は 恐らく私が死ぬ時にもそうなるだろうと かかりつけのお医者さんに言われていますので なんだかグレースさんが身近に感じてしまわないでもありませんが 私の様に太った経験など一度もない方でしょうから やはり王妃というご身分が 想像以上にストレスの多いものだったのかもしれません。殆ど即死に近い事故だったみたいですから 苦しまずに死ねたことがある意味ラッキーだったのかもしれません。とにかく非常にお美しい女性であったことは 間違いありませんから ある意味で人類の財産であった方であるのだろうと思いますので 心よりご冥福をお祈りいたします。

 

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