4月22日 自粛要請に応じないパチンコ屋さんの名前を公表しましたが 効果はあるのでしょうか

大阪府の知事さんが 自粛要請に応じないで 営業を続けているパチンコ屋さんの店名を公表しました。日本では 法的に休業を強制できないので あくまで自粛要請 という表現になりますので 基本的には営業するかしないかの決定権は 店の経営者にありますから 強引に営業を継続しても 文句を言われる筋合いではないのかもしれません。パチンコ屋さんの経営者の人の主張としては 大切な従業員の生活を守るためには 営業を継続せざるを得ないのだという話です。
まあお客さんが来るから 営業しているわけでしょうし お店を開けていても お客さんが全く来ないのなら 無駄な経費が発生するだけですから 店を閉める方向に気持ちが向いたはずです。でも多くのパチンコ屋さんが休業してしまいましたから どうしてもこんな時期にでも パチンコをやりたい方々にすれば そのお店が営業しているとなれば そこそこ遠方であっても はるばる足を運んできてくれて そこそこのお客さんがあり 赤字にならない程度には うりあげがあがったのでしょうから それなりに風当たりは強かったのかもしれませんが 本日まで営業を頑張って続けていたのだと思います。
さすがに お店の名前を大々的に公表されてしまうと 無責任な正義感をたてに 匿名で文句だけを主張する輩が 世の中には沢山いるみたいですから 多分今後 抗議の電話が鳴りやまない状態になってしまって 明日以降は休業せざるを得ない状態になりそうに思います。まあそれでも 頑張って営業していた場合 それこそ近畿一円から どうしてもパチンコをやりたいギャンブル中毒の人たちが 集まって結構賑わうのかもしれません。まあパチンコ屋さんも 一応客商売ですから あまりにダーティーなイメージが 定着してしまうと この騒ぎが終息してからの 営業に差しさわりがあるのでしょうから 多分明日以降は 営業を自粛されるのでしょう。
ですから 一応知事さんのして店名公表が 皆で自粛 という形に向けては 有効であったと言えるのかもしれません。
私は 一つ目の大学時代に 少しだけパチンコにはまっていた時期がありました。まだフィーバーや 役物が登場する前の時代です。オール10と言って 球が一つ受け口に入ると 10個の玉が出てくる台がそこそこあった時代です。当時も受け口に球が入ると15個の玉が出てくる台が主流の時代でしたが オール10の台は 出てくる玉の数が少ない分 受け口に入りやすい構造になっていましたので 初心者の私には 馴染み易かったので 主にオール10の台で遊んでおりました。
パチンコは ご存じの通り 沢山受け口に入れば 持ち球が増えます。ある程度球が溜まったら 受付に持って行って 現金にする場合は まずはライターのような商品と球を交換してもらいます。そのライターを天街にある交換所に持っていくと 某かのお金と交換してくれました。最初は どうしてこんな面倒なことをするのか不思議でしたが お店でお金を渡してしまうと ギャンブルになってしまうので わざわざ換金するための商品を渡して 店外の交換所が お金を渡すことによって パチンコ屋さんが直接ギャンブルには関わっていない という意味合いにするための 面倒な手続きだったようです。
まあ 私はパチンコで 持ち金を増やそうという気持ちはありませんでしたので 溜まった球を 景品と交換してもらいました。景品と交換する方が お金に換える場合よりも 高い金額の景品と交換してくれたからです。タバコを吸う友人たちは よくタバコと交換してもらって 嬉しそうにしていました。私は当時も勿論タバコを全く吸いませんでしたので チョコレートなどのお菓子と交換してもらっていました。当時も現在と変わらず 甘いもの好きでしたが 自分が食べる為に交換したのではありません。
当時 合唱団の機関紙の編集長を務めておりましたので 色んな原稿を集めては 輪転機で印刷するために 原紙に記入しなければなりませんでしたが 私は今もそうですが 当時も凄く字が汚かったので サークルの部室にいるメンバーのうち 字の上手そうな女の子を捕まえては 原紙への記入をお願いしておりました。お願いするときに チョコレートなどのご褒美があれば 女の子たちは機嫌よく こちらのお願いを聞き入れてくれましたので そのためにせっせとパチンコ玉を チョコレートに交換しておりました。合唱団の役職の仕事のためとはいえ チョコレートをせっせと配っておりましたので 当時の私の呼び名は バレンタインオジサンでした。
パチンコ屋さんに初めて入ったのは 確か三条京阪で人と待ち合わせをしたのですが 約束の時間よりも30分ぐらい前についてしまいましたので ちょっと時間つぶしのつもりでパチンコ屋さんに初めて入ってみました。初めてでしたので どうしていいのかわからず 周囲の人たちの行動を観察して まずは球を購入して パチンコ台に流し込み レバーを弾いてパチンコが始まりました。当時は ハンドルを回したら 自動で球が打ち出される台と 自分でレバーを弾く台と両方ありましたが 私は自分のタイミングで球を打ち出したいので レバーを弾く台を選んでおりました。現在は レバーを弾く台は 間違いなく存在しないと思います。私が大学を卒業したのとほぼ同時期に ある受け口に入ると 三桁の数字が回転して 7が三つそろうと フィーバー と言って大きな球の受け口が開き 殆ど打ち止め終了になるような ギャンブル性の高い台が主役になりましたので その時点で すっぱりパチンコとは縁を切りました。
いつの間にか 私の昔のパチンコについての思い出話になっておりましたが 自粛を要請しているのに 営業をストップせざるを得ないような 強引なやり方を行政側がとるのは 如何なものかと思います。日本人は 所謂お上からのお達しがあると 無条件に何も考えないで聞き入れてしまう傾向が強いように思います。それはそれで 協調性があって 良い国民性なのかもしれませんが 何かあるとみんなと同じにしていれば 取り敢えずは安心できるから という理由で 何も考えないで指示されたことに従ってしまう というのでは 結局政治家や 役人が 本当に国民の事を考えて 仕事をしているのかどうか 曖昧になってしまいそうで 心配してしまいます。
緊急事態宣言が 発令されてから 国民は 従順に外出を控え 仕事を休業して お上の意向に沿うように 今のところは頑張っています。多分ゴールデンウィークも 外出を極力抑えて 努力を継続するでしょう。でも人間には 必ず我慢の限界がありますから あまりこの状態が長引いてしまうと どこかでこの我慢していることへの反動が 起きてしまいそうで心配です。確かに 皆が外出を控えたら 表面的な確認される感染者数は 減少するかもしれませんが こんな無理をして見た目の感染者数を抑えたとしても いずれ皆が一斉に外出を再開した時に それこそ爆発的に確認される感染者数は 増えるのでしょうから 現在の国民の頑張りは 少しも根本的な解決には向かっていないように思います。一旦タガが外れてしまったら 頑張っても殆ど効果がないことを 国民が知ってしまった時の 反動が 私は心配です。
このブログで 私は 皮肉っぽいことばかり書いておりますが 日本という国をとても大切に思っておりますし 日本国民みんなが 勿論自分も含めて 幸せになってくれることを 心より願っております。ですから この感染症騒ぎが 少しでも早く 少しでも被害者が少ないうちに 終息してくれることを 心から望んでおります。まあ私にできる事は 自分に与えられた仕事を きちんとこなしていくことだけだと思っておりますので しっかりと前を向いて 自分の仕事に精進していこうと考えます。今 このご時世に 自分の仕事ができる事がどんなに幸せなことなのかを 噛みしめながら 地道に生きていこうと思います。このブログを読んでくださっている ほんのわずかの方々も 取り敢えずは目の前の自分にできる事を 共に頑張っていきましょう。

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