ここ最近のテーマパークの入場料の高騰がとまらないのは　知っています。ディズニーランドも　USJも開園当初よりは　凄く高い料金設定になってしまっています。ディズニーランド何て　朝一で入園して　閉園間際までいても　滞在時間の恐らく半分以上は　アトラクションやパレードの行列待ちに並んでいる時間のはずです。人気のあるテーマパークは　その人気の上に胡坐をかかずに　次々に新しいアトラクションを開発しているみたいですから　それなりに莫大な費用がかかるのは　理解できないでもありませんが　満員で行列が絶えない位に　年がら年中人気があるのなら　経済的には　十分すぎるほど潤っているはずだと思いますから　他のテーマパークに　足並みをそろえるようにしての入場料の値上げは　勘弁していただきたいです。
さて今度の大阪万博の入場料が　当初は　五千円以下と宣伝されていましたが　ここ数か月で　８０００円位と　高騰することが予想されています。実際に　開催される時期には　一体いくらぐらいに高騰してしまっているのか　見当もつきません。まあ万博の場合　開催期間が　恐らく半年ぐらいでしょうから　その期間でかかった建設費用や宣伝費用まで回収しなければならないのでしょうから　入場料については　一円でも高く設定したい気持ちは　分からないでもありませんが　財布のひもの固い地元の大阪人が足気く通わなければ　成功は見込めないように思いますから　料金設定は　納得のいくリーズナブルなものに落ち着いていただきたいと思います。
私にとっての万博の思い出と言えば　１９７０年、つまり私が中学一年の時の　EXPO70です。私は根性なしのビビり野郎ですから　それまで一人で知らない駅まで出かける事が出来ませんでしたが　万博の魅力には　取りつかれてしまって　自宅の最寄り駅から三回も乗り換えねばならない　遥かに遠方の会場でしたが　夏休みなどせっせと一人で通い続けました。入場料がいくらぐらいだったのか　全然覚えていませんが　お小遣いで賄えるぐらいだったと思いますから　中学生が入場料の事をそんなに心配しないで足気く通える程度の　かなり安めの設定だったと思います。
私は万博の魅力に負けて　知らない駅で乗り換える不安な体験を何度も経験して　日本のどこにでも出かけていける自信がつきましたから　そういう意味でも万博に感謝しております。次回の万博が結局幾らぐらいに入場料が設定されて　どの程度混みあう状況になるのか　見当もつきませんが　少なくとも一度は出かけると思います。何度でも通いたくなるほど魅力的な催しになってくれれば　大阪も活気づいて　コロナによるダメージから少しでも回復して元気になって欲しいです。それにしても　８０００円　というのは　高いと思うし　実際にはもっとずっと高値に設定されてしまうように思いますから　開園しても閑古鳥が鳴いているような状況にならなければいいと願っております。