4月30日  狂犬病集合注射の反省会が開かれました

このブログでは何度も書きましたが 保健所さん主導での集合注射は今年が二年目です。昨年は保健所の職員さんのほとんどの方が集合注射は初体験ですから それなりに混乱したりトラブルが発生することを覚悟していました。ところが 保健所の職員の方が こちらの期待以上に頑張っていただけたみたいで その前年までの市役所さん主導の時よりも 反ってスムーズに事が運び 副作用などのトラブルも殆どなくて 苦情もほとんど来ない 素晴らしい集合注射となりました。今年は二年目なので 昨年と同様に無難に終了してくれることを願って 臨みました。

はっきり言って天候的には これほど恵まれなかった年は記憶にありません。雨の日数が凄く多かったので 当然注射頭数は減少傾向でしたが 雨の中でも保健所の職員さんが 頑張ってくださいましたので 昨年同様に殆どトラブルもなく 苦情の電話も殆どかかってこなかったのだそうです。最終日に一頭だけ注射のアレルギーで顔が腫れあがる「ムーンフェイス]という症状を呈した犬がいましたが 適切な治療により 速やかに回復したのだそうです。

そこで私が気づいた反省点として 注射を担当する獣医師はすることがほぼ決まっていますが 予診を担当する獣医師のやり方が これまで各自に任されていましたので 担当する獣医師によって個人差がありますし 会場の注射頭数によって予診できる範囲が限定されたりしましたので 予診のやり方に かなりばらつきが生じていたことでした。獣医師会なりに意思統一を図って 出来うる範囲で 可能な限り丁寧な予診を実施する。注射によるアレルギーやてんかんによる発作の既往歴のある犬については 絶対に注射しないことを再確認しました。その確認が不十分で前年に注射してもらった犬でも 確認できたのであったら注射を拒否することを徹底しました。

但しかかりつけの獣医師から 注射しても大丈夫という了解の出ている場合には その獣医師の名前を確認して 予診票に記入してから 注射する形で対応することも再確認されました。出来るだけ 対応の足並みが乱れないように心がけることを 再確認しました。これらの形は何らかの文章にして 残していくことが 今後の為にも望ましいということになり 会議の書記担当者に頑張って文章に起こしてもらうことになりました。

更に先日行われた獣医師会会員関係者の葬儀についての役員の関わり方について 他市の先生から批判された報告が入り 対応について話し合おうと準備していましたが 枚方市の役員ではなくて 北河内支部の役員の対応についての批判であったことが判明しましたので 勿論枚方市の役員としましても 出来る限りのお手伝いをするという方向で考えていくことになりました。

本来なら 集合注射が無事に終了したことで 私の会長としての役目はめでたくおわるはずでしたが 最後まで気を使わねばならない問題が発生してしまいましたが これでほぼ私の会長としての仕事は無事終了しました。後は集合注射の打ち上げ と称する飲み会のセッティングだけになりましたので 無事にこの最後のお仕事をこなしたいと思います。

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