4月9日 病院への出入りが面倒なことになってしまっています

私は 恥ずかしながら 糖尿病と不整脈という心臓病を抱えておりますので 枚方公済病院に二月に一度ぐらい通っております。つい先日も 診察を受けてまいりました。その時には いつもと変わらずに 病院に入ることができて いつもと同じように診察を受けて帰りました。本日は私の父が先日この病院に入院しましたので 退院後の生活をどのように すべきかを相談するために この病院に出かけました。ついでに 御茶やジュースなどの飲み物と 読書家の父のために文庫本を十冊ほど差し入れとして 持ち込んで 看護婦さんに預けました。
但し 病院の入り口で 凄く不愉快で面倒な思いをしました。入り口に近づくと 混みあう時間でもないのに 人だかりができていました。私は気にせず通り抜けようとすると 呼び止められて 病院に入る人間は 検温させてもらっている との事でした。よく見ると 何人もの人が わきの下に体温計を挟んでいるような状態で並んでいました。私は 検温されるだけで腹立たしく思っているのに どうして一秒で体温が測れる体温計があるのに なぜ時間のかかるわきの下で測る体温計を使用しているのか と文句を言いました。
そもそもがコロナ感染症が心配で こんな嫌がらせのようなことをしているのでしょうから 出来るだけ人が集まらないようなやり方を考えるべきなのに 病院のスタッフも含めると ざっと数えて二十人ぐらいが その場に溜まっているのです。検温のために 密集を作っていては かえって感染の機会を作っているようなものではないでしょうか。私は 文句を言ったので ややこしい人間はさっさとかわそうと思われたのか おでこで一秒で測れる体温計で検温してもらいました。あるのなら どうしてさっと検温を済ませて 行列ができないような配慮ができないのでしょうか。一応この病院は 入るときに検温して 感染症対策をしていますよ とアピールしたいだけのように思えて不愉快でした。
検温が済んだので さっさと病院に入ろうとしたら 更に呼び止められて 質問状のような紙に名前を欠かされて 十以上の質問を受けました。だるさや 咳などがないか というのはまだ質問の意図がわからんでもないけれど コロナ感染症にかかっている人間と接触したかどうか問われても 分からないとしか答えようがありません。よくこんな質問を出来たものだと不思議に思いました。ようやくそのくだらない質問に答え終わったので 病院に入ろうとしたら マスクを着用してくれと言われました。私はこのブログで何度も何度も書いておりますが 一般に販売されていて 使用されているようなマスクには 病気を予防する効果は殆どありません。籍やくしゃみを頻発している場合には その飛沫を周囲に飛ばさないような目的でかけるのなら 意味がありますが。
私がそのことを大きな声で主張すると マスクの効果としてそのような説もありますが 病院の決めたルールとして 病院内に立ち入る場合は マスク着用と決められております というつまらない主張を繰り返されましたので そのことは前日に呼び出しを貰った時に言い渡されていましたので 持参した手術用の帽子とマスクを着用して ようやく病院内への立ち入りを許されました。私は文句を言って 一秒体温計を使ってもらって優先的に入れてもらえたはずですが 入り口で十分ほど時間を無駄にさせられてしまいました。大人しく わきで測る体温計を順番待ちしていた人たちは もっとずっと長く入り口で足止めを喰らっていたのだと思います。
入院病棟のナースステーションにようやく辿り着いて やってきた用件を伝えると 個室になっている待合室のような部屋に通されました。病院の職員さんで退院後の相談を専門に担当している職員さんは たまたま出張に出ていて不在でしたが リーフモアという退院後の有料老人ホームなどを斡旋してくれるリーフモアという会社の職員が二人やってきてくれて 幾つかの施設を紹介してくれました。私の正直な気持ちとしては これまでどうしても施設に入りたくない 自宅で暮らしたいという父の気持ちを これまでは優先して一人暮らしを認めてきましたが 現在 回復してきたとはいえ 室内を歩くのも 壁や手すりを伝ってようやく身動きできる状態で これ以上の回復は期待しないほうがいいらしいので 今回退院するときには その方面の施設に入ってもらうしかないないと思います。
入院するときに駆け付けてくれた 妹も同じ気持ちらしいので 今回ばかりは 父にその覚悟をしてもらうしかありません。数日前に差し入れを持ってきたときに 世話してもらっている看護師さんの話では さすがに今回は 退院したらそのような施設に入るつもりになっているという話を聞いて安心しておりました。所が 本日話を伺った看護師さんの話では どうしても施設には入りたくない気持ちが少なからずあるらしい という気持ちのようです。あとは 子供さんたちが上手く説得していただくしかないでしょう と言われてしまいました。
十数年前に 父がやはり相当に具合が悪くなった時期がありまして その時に 私がかなりの数の父を受け入れてくれそうな施設を その時にはほとんどこの類の施設について知識がなかったこともあり 勉強のつもりで 訪ねてみて その施設の老人を預かる目的や 経営者の考え方 実際に世話をしてくださる方たちの人柄などを 私なりに吟味して 数を絞った施設に本人も連れて行って 入所することの同意を得て 先方に連絡して 受け入れをお願いしましたが 結局は退院するときに どうしても実家に帰る と言い出しまして 結局は父の我儘を認めてしまいました。
但し 今回は 父の状態がその時とは全然違いますので そんな我儘を認めてやることは出来ません。但し 老いぼれた老人とはいえ 頭は殆どボケていないので 首に縄を付けて引っ張って行って 強引に施設に入ってもらう訳にもいかないので 何とか説得して 現状を理解してもらい 納得してもらうしかないように思います。私は父と同様に 非常に気が短くて 独善的な性格なので 互いに意見をぶつけあると 直ぐに喧嘩別れするのが 恒例行事のようになっておりますが 今回は出来るだけ冷静に話し合って 妹からもかなり強く意見してもらって 何とか納得させねばならないでしょう。
現在は コロナ感染症のために 本人と面会が一切できなくて その辺りの交渉が難しいのです。一応携帯電話を持たせておりまして 入院後必要なものを実家に取りに帰った時に 家の中で探し物をしているときに見つけましたので 差し入れとともに本人の手元にあるはずなのですが なんとその携帯電話は 風呂に水没させてしまっていて 一応かければつながりはしますが 殆ど相手の声が聞き取れなくて 会話ができない状態なのだそうです。どこまでも面倒をかけてくれる父親です。
大体 病院がコロナ感染症を心配して 家族でさえ全く面会できない状態にしているのですから トランシーバーでも用意してくれていて 入院患者といつでも直接話せるようにしておいてくれてもよさそうに思いますが 病院には あんまりその方面のサービス精神は ないのでしょうから 自分が携帯電話を二つ持って行って 一つを父の手元に持ち込んでもらって やっと会話ができるのかもしれません。これまた面倒な作業ですが しょうがありません。何とかそんな手段で 直接父親を説得してみようと思っております。
病院に入ること自体で 結構面倒な手順を踏まされる上に 父親と直接話すのにも 余計な手間暇がかかってしまいますが ある程度退院後の行き先が固まらないと 退院のめども立たないようなのでなるべく早く実行しようと思っております。コロナ騒ぎの影響で 個人商店さんが かなりつらい目にあっておられるようですが うちの病院は 有難いことにこれまでの所 例年と売り上げがほとんど変わっておりませんので 有難いのですが 皆がずっと経済的に苦しくなった場合 最初に減らされるのは どうしてもペット関係の出費であることを覚悟しておりますから 頑張れるうちにせいぜい頑張って働こうと考えております。

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