5月11日 久し振りに ハヤシライスを作りました

私の一番の好物は 子供みたいで恥ずかしいのですが カレーライスです。一番の好物ですから 料理には結構自信のある私としては 作り方にかなりのこだわりがあります。まずカレーを作る時に始めるのは 大量の玉ねぎを丁寧にみじん切りにすることから始まります。フードプロセッサーを使えば簡単なのかもしれませんが 私はカレー作りを出来るだけ自分の手をかけてやりたいので あえて包丁とまな板で 細かい微塵切りを作ります。次にその大量の玉ねぎのみじん切りを中華鍋で これまた丁寧に炒めます。所謂飴色になるまで 焦げ付かないように注意しながら ひたすら炒めます。

カレーとは こんがりと丁寧に炒めた玉ねぎの香ばしさを楽しむ料理だと考えていますから ここまでで全過程にかかる時間の半分以上を費やします。飴色になるまで炒めますと 玉ねぎの分量も何分の一かに減少していますが 炒めた中華鍋から 煮込むための寸胴鍋に移して水を加えて煮込む作業が始まります。この段階になって ジャガイモやニンジンの皮をむいて適当な大きさに切って フライパンで簡単に炒めて 寸胴鍋に移します。その頃になると かなり寸胴鍋の中身が煮立ってきますから 丁寧にあく取りをします。野菜だけを煮込んでいても 結構あくが出ますから 丁寧に除去することが大切だと思います。

その後私はカレー用の塊肉ではなくて スライスされた牛肉を適当な大きさに切って 又フライパンでさっと炒めて 寸胴鍋に投入します。ジャガイモやニンジンに火がとおったら 市販のカレールーを入れます。二十代の若い頃には 香辛料の組み合わせを自分で考えて 何とか自分好みのカレー粉を作ろうと努力しましたが この歳になると さすがにその手順は面倒になってしまいましたから 市販されているカレールー、それもちょっと上等の種類を何種類か混ぜ合わせて 好みの味に近づくように工夫します。

隠し味的に リンゴがあればすりおろして入れるし インスタントコーヒーやウスターソース、出汁しょうゆ、一味唐辛子などを加えて 自分の好みの味を目指します。当然出来不出来はありますから お気に入りの味に仕上がることもありますし 今一と感じるときもありますが致し方の無い事でしょう。

そんな風にカレーは非常に拘りがあるし 丁寧に作るので 手間暇かかりますが ハヤシライスには それほど拘りがありませんので ずっと短時間で仕上がります。取り敢えず玉ねぎをたっぷりと スライサーで薄切りにします。今回は煮込む寸胴鍋で 簡単に炒めます。一応火がとおったら スライスした牛肉を適当な大きさに切って これまた寸胴鍋に放り込んで さっと炒めます。

後は水を加えて煮込み 丁寧にあく取りだけは手抜きせずにしますが 煮立ってきたら ハヤシライスのルーを これまた何種類か組み合わせて投入して ひと煮立ちしてルーが完全に溶けたら 出来上がりです。カレーほど拘りがないので 隠し味的な調味料も殆ど使いません。仕上がるころにタイミングを合わせてご飯を炊いておき アツアツのご飯にたっぷりとかけて頂きました。久しぶりに食べましたので とても美味しかったです。

もうすぐ病院へ行くひと月前を迎えますから また炭水化物と縁を切る生活に入りますので たっぷりのご飯をゆっくりと楽しみました。こんなつまらない料理でも レストランで食べたら ほんの少しの量で結構なお値段しますから あまり外食でハヤシライスを注文したくはありません。勿論簡単に作っても一時間以上はかかりましたし 牛肉もたっぷりと入れましたから それなりに費用も掛かっていますが 美味しいものを食べたいだけ食べるという 人間にとって基本的でありますが 一番の楽しみを得られますから 私は自分で料理を作るのが大好きです。

数日前のこのブログで 私の現在の趣味と呼べるものはカラオケぐらいしかないように かきましたが カラオケの場合は先生の指導を受けねばならなかったり 聴きたくもない他人の歌をニコニコしながら聞いていなければならないので 始める前から長続きしそうにないと感じています。料理はそれなりに自信がありますが 完全に自己流ですから 一度基本的な出汁の取り方から先生について習ってみたい気持ちもありますし、いずれ魚釣りを始めた時には 自分で魚が捌けなければどうしょうも無いので そのような技術を身に着けるためにも 料理教室に通ってみようかとも考えています。実際に料理教室に通う事にでもなれば 勿論このブログでも こまごまとしたことを報告しようと思っていますので楽しみにしていてください

 

 

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