5月11日 映画[リトルフォレスト」の 冬編 と春編をみました

レコーダーのおまかせ録画に知らないうちに録画されていたものを 観ました。「リトル・フォレスト」は、五十嵐大介さんと言う作家さんが実体験に基づいて描いた漫画作品らしいです。この漫画を原作として 映画化された作品のようです。かなりあやふやな表現になってしまいましたが この映画は前半部分を 「夏編」と「秋編」として 公開されたようなのです。その後に後半部分を「冬編」と「春編」として制作されて そののちに公開されたらしいのですが 実際にこの映画が封切られた時期には その映画の存在すら全く知らなかったし、前半部分を見ていないから当然ですが 全く知らないのに 後半部分だけを見てしまった形になっていますので 今ひとつ この映画の全貌が理解できておりません。
主人公の女の子を演じているのが 橋本愛さんと言う 乃木坂のイクチャンに似た雰囲気の きりっとした美人の女優さんです。知らにうちに 映画の後半部分から見始めてしまいましたので もう一つ描かれている舞台となる東北の小さな山里も人物関係も よく解からないのですが 橋本さんが凄くチャーミングなので その魅力に引きつけられて 最後までみてしまいました。このままでは 消化不良を起こしそうなので 是非前半部分の「夏編」と「秋編」もなるべく早急に見ようと思います。
この映画の舞台は あまり具体的な説明はないようですが 東北の雪深い山里のようです。そんな厳しい環境の中で 生まれ育った女の子が もともと母子家庭だったらしいのですが 恐らく主人公の女の子が 高校生の頃にお母さんが突然疾走してしまって 田舎の一軒家に一人暮らしを しているようでした。かなり辺鄙な田舎らしくて 買い物に出かけるのもそれなりに苦労するように説明されていました。東北地方ですから 当然冬は 雪に埋もれそうなかなり厳しい環境の様です。若い女の子ですから そんな辺鄙な田舎から どの程度かわからないけれども 普通の都会に出て生活をしたこともあったようです。
しかし都会には都会のしがらみや暮らしにくさがあるので 直ぐに生まれ故郷の田舎に戻ってきたのだそうです。勿論田舎には田舎特有の 付き合いやしがらみがありそうですから 一概に都会よりも生活しやすいとは思えませんが 生まれ育った土地だからか 田舎の生活しにくさは それほど苦にはなっていない様でした。女の子が一人暮らしで 殆ど自給自足の生活をしているように描かれていましたが ある程度は現金収入がないと 生計が成り立たないように思いますが 農業を頑張っていれば その作物を売ることで それなりの収入は得られていたのかもしれませんが その辺りは前半部分をみていないからなのか よく解かりません。
女の子一人で 何処まで農業を本格的にできるのか 全然見当がつきませんが 米作りは勿論 野菜などもかなりの種類に取り組んでいるようですから ほとんど休む暇もないのかもしれません。何しろ冬の間は 雪に埋もれた生活になりますから その期間の食糧も確保して保存しておかなければなりませんので 凄く大変そうに見えました。時には 鴨等の鳥や 鱒などの魚も手に入れていましたから それらの獲物もしっかりと捌いている姿はなかなかかっこよかったです。蕎麦や小豆などの作物も収穫していましたから それらを植えて育てて 収穫する方法やタイミング 収穫したものの調理の仕方まで含めると かなり広い範囲での知識と経験が必要そうで とても私には真似できそうにありませんでした。
私もあと数年したら 南の島へ移住して のんびりとした隠居生活をするつもりです。勿論自給自足などは目指していませんが それなりにゆったりとした土地で生活しようと考えていますから 趣味的に農業もやってみたいと考えています。勿論趣味的な取り組みですから そんなに手のかかる作物には手出ししません。難しいとは思いますが 南国ですから果物にチャレンジしてみようかと考えております。まあ最初の数年は 失敗の繰り返しを覚悟しておけば 間違いないでしょう。それにしても 雪国の生活は 私は苦手です。塩野義に勤めていたころに 金澤と富山で三年ほど過ごしました。北陸地方ですから 東北よりも雪の量は少ないのかもしれませんが 何しろ雪が積もっているのが当たり前の生活は 初めての経験でしたから 駐車場から車を出すのに その通路の雪をスコップで除去するのが 朝の日課 と言うのは非常に苦痛でした。道路に出れば 沢山車が通っていますから 何とか走れるのですが 一般道に出るまでの雪かきが 長靴を履いて スコップを担いで ほんの数メートルなのですが 慣れていないので三十分位かかるのです。朝の三十分は かなり辛いロスタイムです。
その時に雪のある生活に拒絶反応を感じるようになりましたので 本当は憧れの北大のある北海道での生活を夢見たこともありましたが 悩んだ末に 南の島で夏の暑さは想像している以上に 厳しいかもしれませんが 冬でも厚着をせずに外出できる南の島への移住を決意しました。何にしても この映画の前半部分をみてみないと 落ち着きませんので 頑張って探してきて 観てみようと思います。

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