5月13日 銀行カードローンのCMが 消費者金融の二倍も流れているのだそうです

誰でもそうだとは思いますが 借金なんてあまりしたくない行為ではないでしょうか。私もこの病院を開業するときと 土地建物を買い取った時に それぞれ二千万円と四千万円ほど国民金融公庫(現在は名称が変更しているみたいです)から借金して いずれも十年間できちんと返済しました。開業時は親の実家を担保としましたし、買い取った時は病院の土地建物を担保物件としました。わずか二千万円の借金とはいえ 普通は親の実家でも担保物件にしなければ 借りられないのが現実です。私は幸いにも親が実家を所有していましたので それを担保に借金できましたから 何とか開業できましたが 親にそれ位の財産がないと 開業したくてもできずに 勤務医を続けていて悔しい思いをしている獣医師が時々います。
私の人生で 借金と言う行為をしたのは その時だけなので 銀行のカードローンや 消費者金融などとは一切無縁の生活をしています。無縁なので 全く興味がありません。従って銀行のカードローンや消費者金融についての知識も全くありません。カードローンとは、ATMなどからカードを利用して融資を受けたり返済することが出来るローンのことなのだそうです。カードローンの大半が無担保で融資を受けられ、用途を指定せずお金を借りることができるプランが多く、カードローン各社はそのリスクを考慮した金利に設定している為、住宅ローンや自動車ローンと比較して金利が高い場合が多いらしいです。まあ担保を取っていない以上はそのリスクを考慮して利息が高く設定されるのは 致し方の無い事かもしれません。現在のカードローンは「銀行系」と「消費者金融系」辺りが主流らしいです。他にそこそこの金額の商品を購入した時に 分割払いをする場合には 信販会社を利用することがありますが これもカードローンに含まれるのかもしれません。そういう意味では 現在の往診車は一年ローンで購入しましたから その一年間は 私も借金をしていたと言えるのかもしれません。
何にしろ 借りる相手が 銀行なのか 消費者金融 私のイメージとしては 昔の通称サラ金と言った方がピンときますが によって銀行のカードローンなのか 消費者金融のカードローンと呼ばれるのかの違いだと思います。私の乏しい知識では 銀行と言うのは一般人から預金として預かり そのお金を貸し出す仕組みの会社だと理解しています。それに対して消費者金融 現在でも通称で街金とは呼ばれているのでしょうか は預金業務が無くて 貸出業務のみを営んでいる会社だと理解しております。昔サラ金と呼ばれていた貸金業者は 主にサラリーマンが貸し出す相手だったからそのように呼ばれていたのだそうです。所が時代が変わって女性 OLや主婦までが 借りるようになったので 消費者金融と呼ばれるようになったと記憶していますが 間違ってはいないでしょうか。昔は 高い利息で貸し付ける業者の人たちを まとめて「高利貸し」等と呼んでいたように思いますが 現在はこの呼び方は使われていないのでしょうか。
私には よく理解できないのですが よく問題になっているのが法外に高い利息を請求されて支払えず 場合によっては本人が自殺したり 家族が離散してしまったりと 凄く悲惨な目に合う方がいらっしゃるみたいです。世間では そのような辛い目にあっておられる方々を よく被害者扱いしていますが そのような人たちは本当に被害者なのでしょうか。私はカードローンなど一生利用するつもりはありませんので 全く興味がないし それについて勉強するつもりもありませんが 少なくとも万が一利用する機会がやってきたら キチンと貸金に対する利息に関する法律や 自分の借金する条件による利率などをきちんと勉強して しっかりと納得してから 借りることになると思います。
高い金利に追いかけられて 生活が苦しくなるかもしれない事は 借りる側がきちんと勉強して 返済できる具体的な計画を立ててから借りるべきだと思います。借りる人は 少なくともお金汚受け取る時には有難がって 借金の条件に納得して受け取っているはずです。少なくとも借りる側がきちんとした準備をして きちんと返済していれば何も問題は起こらないはずです。問題が発生するのは 条件通りの返済をしていない借りた側に責任があるように考えますが おかしいでしょうか。私から見れば 銀行も街金も かなり高い利息を取って貸し出している以上は 全く同じ穴のムジナに見えてしまいます。なのにテレビのCMについては 銀行は制限が殆どないのに 街金の場合は回数や時間帯などに制限がついているのだそうです。私の目から見れば 同類なのに どうしてそのように宣伝活動について 差がつけられているのかも理解できません。
最近テレビで利息の過払い金が戻る可能性があることについて やたらと弁護士事務所が宣伝しているのも不思議に思えます。大体自分が借金する場合に その業者から提示された金利が 法に定められた範囲のものなのか その枠を超えたものなのか 確認を怠ったのは借りたものがきちんと確認しなかったのですから その人の落ち度だと思うし 提示された条件に同意して借りているのだから 例え法に定められた利率よりも高かろうと 本人が納得して同意したうえで借りているのだから 借りた時点で定められた利息は支払われるべきだと 私は思ってしまいます。被害者面して 過払い金が戻ってきたことを大喜びしているような人間は 私は嫌いです。間違いなく借りる時点では 借りる側の人間が頭を下げてお金を受けとったのなら 約束はきちんと果たすべきだと考えてしまう私はおかしいのでしょうか。
こんな屁理屈ばかりをこねているから 私は友人が少ないのだと思います。でも本日の主張は 本当に私が間違っているとは思えません。世の中筋の通らないことが沢山ありますが 少なくとも私は自分に関わる事では キチンと筋を通して 約束したことはちゃんと実行して 生きていきたいと思います。

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