5月7日 ブラームスとチャイコフスキーのお誕生日なのだそうです。

ブラームスが1833年 チャイコフスキーが1840年の本日に誕生されたのだそうです。この二人は クラシック音楽の作曲家として 有名であり 人気もありますから 草シックの作曲家を十人上げるときには 必ず入ってくるのだと思います。ブラームスは ドイツを代表するクラシック音楽のの作曲家で 三Bと呼ばれています。ちなみに他の二人はバッハとベートーベンです。

ブラームスの作品では 交響曲一番がもっとも有名かもしれませんが 子守唄などは誰もが耳にしたことのある 馴染み深いメロディーなのかもしれません。でも私は 交響曲三番が 一番好きです。その何とも物悲しい主題は ベートーベンの荘厳ミサ曲のバイオリンソロと並んで 私が一番好きなメロディーです。実は私が岐阜大学に在学中オーケストラに混ぜてもらって活動していた時期が 短いですがありました。その時にブラームスの三番が 演奏会で取り上げられましたので 是非ともその演奏に参加したかったのです。所が 私はファゴットと言う木管楽器を担当しておりましたが あまり一般的には知られていないこの楽器ですから 勿論参加させてもらって初めて手にする楽器です。全くの初心者でしたし この三番と言うきょくが 数あるシンフォニーの中でも 凄く技術的に高度なものを求められる曲だったので 残念ながら参加させてもらえませんでした。不器用な自分が とても悔しかったです。楽器を手にしたのは 私とあまり変わらない十歳ぐらい年下の女の子が 演奏に参加したので オーケストラを辞めたくなってしまいました。

私は このブログでも何度か 一番好きな交響曲はベートーベンの五番「運命」それも特に第四楽章と 書きましたが ブラームスの三番も同じくらいに大好きです。チャイコフスキーも同様に有名であり人気のある作家ですから 私も大好きです。彼の交響曲では 六番の「悲愴」と言うのが一番有名ですし 聴くたびに感動します。それから やはり岐阜大学のオーケストラのレパートリーとなった 五番も繰り返される主題が 何とも悲しい気分になりますが 大好きです。

でも私がチャイコフスキーの交響曲で一番好きなのは 四番です。時期的に チャイコフスキーが経済的に恵まれてきたので 作曲活動に専念できたことが この大曲の完成に影響していると言われているみたいですが 確かに一~三番までとは スケールの大きさが異なるように思います。ロシアの作曲家は やはりロシアの大地で生まれ育ってこられたからなのだと思いますが。ラフマニノフなんかでも同様の事を感じますが ゆったりとして 穏やかでのんびりした中にも緊張感が感じられる作品が多い様に思います。残念ながら 狭い国土しか持たない日本人には 逆立ちしても生み出せない作品のように思います。

私が交響曲で好きな作品を三つあげるとしたら 上記の三曲になるのかもしれませんが どうしても外したくない作品が もう一つあります。ブルックナーのどれにするかすごく迷いますが あえて一曲に絞るなら七番かもしれません。ブルックナーの七番も 大好きな交響曲としてあげたい作品です。ただこの歳になってくると 一時間以上もかかる曲は それもブルックナーの作品は 姿勢を正して聴きたいので 肉体的に疲れてしまいますから この所耳にする機会が極端に減少しています。ベートーベンの第九の場合 合唱が参加する四楽章で雰囲気が変わりますから 何とか頑張って最後まで聴きとおせております。

日本人は 三と言う数字が昔から大好きみたいで 御三家や三人娘 と言った表現があるように代表的な存在を三つに絞る傾向があるのかもしれません。ですから 現在の私が好きな交響曲を強いて三つに絞るとすると ベートーベンの五番 ブラームスの三番、チャイコフスキーの四番と言っていいのかなと思います。久しぶりにクラシックな気分が盛り上がってきましたので 今夜は久しぶりに埃をかぶっているクラシックのCDを引っ張り出してきて 格調高い夜を過ごそうと思います。

ブログ一覧