5月8日 本日はさくらももこさんのお誕生日だそうです

1965年生まれだから 私より8歳年下ですが 同じ昭和の時代に生まれ育ったわけですから 同世代の方と言っていいと思います。勿論ご存知だと思いますが「ちびまる子ちゃん」の作者です。漫画のまる子ちゃんは全然知りませんが アニメ化された日曜日の六時からの放送は ちょうど岐阜大学に通っていたころでしたが非常に楽しみにしていました。時代背景や流行りものが いかにも昭和の時代を思い出させてくれて なんだか懐かしくて楽しかったです。サザエさんのカツオやワカメと同じで まるちゃんやお姉ちゃんがいつまでたっても学年が変わらないところが非現実的で好きでした。

サザエさん症候群という症状というか状態になる方がいらっしゃるそうです。日曜日の夕方に ちょうどサザエさんが放送される時間帯になると 明日から又一週間学校なり職場に出かけなければならないことを思うと 落ち込んでしまう状態の事だそうです。

現在働いている私から見れば 学びの場であり 同時に遊びの場でもあり結構楽しい場所のはずの学校へ行くことが それほど憂鬱になるのは不思議に思います。でも自分の子供の頃を思い出してみると 小学生の時は小学生なりに 学校の授業の事やテストの事でそれなりに悩んでいたことはありましたし、子供同士とはいえ人間関係が上手くいかず悲しい思いや寂しい気持ちになってしまい落ち込んだことも少なからずありました。

職場だってアルバイトは別として 普通はここ当分 できたら一生 生活の糧を稼ぐ場であり、子供の頃から憧れていた職業に就ける人はそれほど多くないのかもしれませんが それなりの夢と期待を持って その職場を自分で選んだはずです。仕事ですから 当然それなりのプレッシャーはかかりますし 人間関係には利害が伴う場合も多いので デリケートであり難しい場面も少なくないのかもしれませんが それなりに遣り甲斐や楽しさも感じられる場のはずです。所が現実は職場では辛いストレスしか感じることが出来なくて 職場に行きたくない 更には仕事を辞めたくなっているが 生活の為に我慢を重ねていらっしゃる方も少なくないのかもしれません。

私は かなり回り道をしてしまいましたが 自分の憧れていた職業につけて なんとか生活できていますから 幸せなのだと思います。自分の病院を始めてからは それなりに遣り甲斐や充実感を感じています。ですが そんな私でも難しい手術をする前には 相当なプレッシャーを感じますし、精一杯頑張って治療をしたけれど 上手く成果が上がらなくて動物を死なせてしまったときには 落ち込んだりもします。でも精一杯治療して元気になってくれる動物たちも少なくないので 仕事に遣り甲斐や喜びを感じられるので 病院に患者さんが来院してくださることは凄く嬉しく思います。そんな私は 当分はサザエさん症候群とは縁がないと思います。

 

 

 

 

 

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