5月11日 長良川の鵜飼い開きの日なのだそうです

私が無知なだけなのでしょうが 鵜飼と言えば 長良川のものが一番有名なのかどうかも分りませんが 長良川だけで行われている行事なのかと思っておりました。所がネットで検索すると 日本全国 かなりの数の地域で 鵜飼と言う魚取りの漁が行われていることを 知りました。何と時々遊びに出かけている京都の宇治でも鵜飼が行われていることに 驚くとともに こんなことさえ知らなかった 自分の無知を かなり恥ずかしく思いました。

鵜飼漁というのは 現在では 観光の目的だけで行われているのだと思いますが 夜の真っ暗な川面に かがり火が映って 幻想的な雰囲気の中ではありますが 首をつながれた鵜たちが魚を丸飲みしては 吐き出さされる と言う冷静に考えたら かなり残酷な見世物のように思います。動物虐待ショーと考える人もいるのかもしれませんが 当の鵜にとっては さして辛いことでは ないのだそうです。

私は二つ目の大学が岐阜大学でしたし 最初に下宿したアパートが 長良川沿いにありましたので アルバイトの帰りに 丁度その時間帯だったみたいで 橋の上からですから かなり遠目にでしたが 何度も見物しておりました。一度一つ目の大学時代の友人が 家族で岐阜に遊びに来てくれましたので 川船に乗って 鵜飼を見物しましたが 残念ながら前日の雨のために 川が増水していたみたいで 船は岸壁に錨を降ろしたままでの 見物になりました。やはり近くで 鵜たちの息遣いが聞こえる距離からの見物は 迫力があって 十分楽しかったです。乗船料金が 貧乏学生であった私にとっては かなりの高額でしたので 船に乗ったのは それが最初で最後となりましたが いい思い出になりました。

鵜たちを操る鵜匠さんは 伝統的な催しなので 男子しか認められていない地域もあれば やる気さえあれば女性も受け入れている所もあるみたいです。かなり特殊な業種の仕事だし 修行の厳しさや 仕事の苦労の割には それほど高収入であるはずもありませんから 仕事を受け継ぎたいという希望者は多くはないのではないかと思います。女性であっても意欲的な方なら 体力的にもかなりきつい仕事みたいですが 積極的に受け入れて 長い伝統を守っていった方が 懸命なように思います。

近所の宇治川でも 鵜飼が見られるので 奥様はみたことがないようなので 今度機会があれば お連れして喜んでいただこうと考えております。

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