6月1日 加計学園問題について思う事

私は不勉強なので政治家の実態について 詳しい事は何にも知らないのだと思いますが 歴代の総理大臣が まあ政治家としてトップに上り詰めたわけですから 強大な権力を一手に握る訳でしょうし それなりに私腹を肥やす動きをするのは 致し方の無い事だと考えます。政治家だって人間だし 欲のない人間なんて存在しないと考えます。但し アベチャンの様に ガードがゆるすぎて 自分の知り合いに便宜を図って 多大な利益をもたらす動きが 立て続けに発覚してしまうのは 幾らなんでも許せないです。
そもそも私はアベチャンが大嫌いです。お父さんの安倍 晋太郎さんは自民党の議員の中では珍しく好きな政治家でした。福田派のプリンスと呼ばれていて 総理大臣になることが 確約されているはずだったのに 健康上の問題で 残念ながら総理大臣にはなれませんでした。しかしそのすらっとした長身の風貌は 外国首脳陣と並んでも見劣りしないし 当時としてはかなり洗練された外国事情に通じた政治感覚だと思えましたし 一度は総理大臣として働かせてあげたい政治家の一人でした。
アベチャンはその偉大な政治家のお坊ちゃまですから 強大な支持基盤をそっくりと受け継いで 恐らく選挙運動をしていて 自らの落選の心配などしたことはないのだと思います。一度目の総理大臣の椅子は 自らが積極的に動いたわけでもないのでしょうが たまたまラッキーなタイミングで 運よく転がり込んできたようなもので 何の覚悟も責任感も持たずに座ってしまったのでしょう。その為に 非常に無責任なやり方で 総理の椅子を投げ出しました。
それが二度目の総理の椅子も たまたま谷垣さんが野党時代の総裁を務める貧乏くじを引いてくれて 辛い立場でそれなりにすごく頑張っていたように思います。民主党政権が予想通りと言えばそうなんですが 案の定ズッコケて 自民党が与党に返り咲く瞬間に 総裁の椅子に座り そのまま選挙で大勝していまったために 安定した総理の椅子に座り直しました。今となっては 死語になってしまっている「アベノミクス」と言う嘘っぱち政策で 庶民の生活が楽になるような一種の集団催眠のような雰囲気を作り上げてしまって 更に選挙で大勝して 絶対多数の議席数を誇る超安定政権に居座ってしまいました。この一連の流れが 計算通りなのだとしたら アベチャンは稀代の策士、生まれながらの辣腕政治家と言えるのかもしれません。
その為にアベチャンは 自分の思い通りに何でもできると勘違いしてしまい 憲法改正にチャレンジしたりしています。内容的に改正なのか改悪なのかは 無学な私にはわかりませんが 平和憲法をうたっている事は まあいいとして 自衛隊は外国から見れば立派な軍隊であり その名称など外国にとってはどうでもいい事です。日本人のつまらない自己満足よりも 客観的に判断したら 軍隊だと認めてしまう事も 悪い事じゃない様には思います。永世中立国を宣言しているスイスと言う国が 国民皆徴兵制を敷いていますし 軍事費の予算もたっぷりと組み込んでいます。日本もはっきりと軍隊の所有を自覚して その戦力をきちんと働かせて 日本の国土を中国や韓国に踏みにじられている現状を 納得のいく形で解決してほしいものです。
話が大分横道にそれてしまいましたが アベチャンの思い上がりが 自分の友人たちの利益になるように便宜を図っても全く問題視されるわけがない と言う勘違いにつながり やりたい放題のつけがようやく 明るみに出てきました。アベチャンの友達になれば 総理の権力を発揮して 大きな利益誘導をしてもらえる事実は続けて二つも見つかりました。二つも事件が発覚したからには 三つ目の発覚も時間の問題かもしれません。三つ目の事件が発覚したら これらは氷山のほんの一角で 沢山似た事件が隠されていると考えるのが妥当でしょう。
韓国では 歴代の大統領がやりたい放題の終末を迎えるのが 恒例行事でしたが あまりに酷過ぎたおばはんは罷免されてしまいました。アベチャンも 罷免されないうちに 潔く辞任してくれることを私は強く望んでいます。くたばれ安倍政権。あまり過激に批判すると 右翼の団体からクレームがつくのかもしれませんが 私のこのブログの 世間に対する影響力を考えれば 無視されてしまうのが落ちでしょう。
それにしても加計学園の問題では 獣医師会が開業医を増やさないために 獣医学科の増設に反対していたように 盛んに言われていますが 獣医師会なんて 開業獣医師のある程度の割合の人間が 寄り集まって同業者として自分たちの利益を守っていくことを目指している団体ではありますが 所属している人間の数もたかが知れていますから そんなに政治的な利協力を持っているわけがありません。どんな仕事でも 同業者組合は存在するでしょうし その団体が自分たちの仕事の利益を目指した活動するのは当然でしょう。
獣医師でなければ務まらない 分野の仕事において 人手が不足していることは 間違いの無い事かもしれませんが 今更私立の大学で増設しても まるで無意味な事のように私には思えます。私立の獣医学科の 授業料は それこそ三流私立大の医学部のものとアンマリ違いがないようです。だとしたら 通えるのは 動物病院の頭の悪いお坊ちゃまばかりになってしまいます。だとしたらそんな大学の卒業生の殆どが開業医になってしまいますから 公務員や企業の研究所に進む者はほとんどいないはずで 獣医師が不足している分野があるから増設する と言う当初の目的とは全くそぐわない結果に終わることは目に見えています。もし増設するとしても 誰でも学力さえあれば通える国公立の大学の農学部 今はこんな呼び方していないみたいですが 元農学部に増設することが必要だと思います。但し現在は国立大学の年間授業料は五十万円位だそうですから ご両親にそれないの経済力は必要なのかもしれません。
設置されている大学が少ない事は 地元の大学に通える可能性が低くなりますから それだけで獣医師を目指すハードルを上げているのかもしれません。設置されている大学の数は少ないですから 当然競争率は上がりますし 合格可能偏差値も それなりに高くなってしまいますので 学力的なハードルも高くなっているはずです。設置されている大学が少ないことが 闇雲に開業獣医師を守るためにプラスに働いているのかどうかは そんなに簡単に語れる内容ではないように思いますが如何でしょうか。
本日は もっと獣医学科の設立について 根本的な問題について語りたかったのですが いつものようにダラダラと 長々としょうも無い事を書き並べてしまいましたので 自分の友人の私腹を肥やさせるアベチャンが 己の悪行三昧に 気づいて一刻も早く総理を辞めてくれることを 強く祈念して終わりたいと思います。

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