6月29日 本日はビートルズ記念日だそうです

1966年の本日ビートルズが来日したので 記念日に制定されたのだそうです。47年も前の話ですから 私が十歳の時の事です。小学校の四年生の時ですから 外国の音楽など全く知らなかった時期ですから ニュースで四人がハッピを着て飛行機のタラップをおりてくる姿を見たのと そのファンが大騒ぎをしていたのを不思議な気持で眺めていた事しか記憶にありません。

何年か前にビートルズの全アルバムがまとめてCD化されました。結構な価格でしたが 躊躇せずに購入しました。殆どのレコードを所有していますが 現在はプレーヤーがないので聴きたくでも聴けない状態だからです。私が外国の音楽を聴きはじめたのは 中学生になってから ラジオを聴くようになってからです。その時点でビートルズはすでに解散していましたから バンドとして活動していた時代を全然知らないことになります。

以前にもこのブログで書いたとは思いますが 我が家にまともなステレオが購入されたのは 中三の時でした。ただ、高校受験の勉強の妨げになりそうなので 自分でレコードを買う頃ができたのは高校生になってからの事でした。第一志望の高校に入学できたので 貯めていた小遣いで初めて買ったのがビートルズの「HELP]でした。それから高校時代の小遣いの殆どをつぎ込んでビートルズのレコードをせっせと買い集めていきました。高校時代にビートルズ以外のレコードをかったのはモンキーズとカーペンターズ、浅田美代子位のものでした。

当時の小遣いが月に3000円でしたが LPレコードが一枚2000円前後でしたから一枚買うと小遣いがほとんど残りません。高校生の頃ですから一番お腹が空く時期です。持参している弁当だけでは足りなくて 高校の食堂でうどんなどを食べたかったのですが 小遣いが乏しかったので泣く泣く辛抱したのを覚えています。

そんな風にビートルズは私の青春期の大部分を占めたバンドでした。特別な存在でした。今の若い人たちにとっては 単に昔活動していたイギリスのバンドという認識しかないのでしょうか。つい先日、タイガースと沢田研二について書きましたが やはり若い人たちにとっては 過去の遺物にすぎないのでしょうか。

勿論私も自分が接触していない文化は過去の遺物としてしかとらえていませんから 致し方のない事かもしれませんが クラシック音楽のように 歴史ある文化としてビートルズの音楽が残っていって欲しいものだと思います。

ブログ一覧