7月15日  本日はファミコンの日だそうです

1983年の本日 任天堂がファミリーコンピューターを発売したので 「ファミコンの日」になったのだそうです。私は コンピューターなどの機械類が生理的に苦手で 玩具であるファミコンも苦手なイメージがあり 殆ど興味がありませんでした。所が 囲碁のゲームソフトが結構面白いという評判を耳にして やってみたいと思いました。丁度その頃囲碁の相手をしてくれる相手が全然いなかったからです。

近所の時々利用するレンタルビデオ屋さんで 中古のスーパーファミコンが 予想外に安い価格で販売していましたので つい買ってしまいました。それからツタヤなどを回って囲碁のゲームソフトを買って楽しみました。予想以上にゲーム機が強くて というよりも私の囲碁の実力が低すぎたのだと思いますが なかなか勝てなくて悔しい思いをしていました。しかし、対戦を重ねるとゲーム機の癖というか打ち方の特徴が分かってきて 徐々にゲーム機に勝てるようになってきました。私の実力が多少向上したのかもしれませんが、だんだんと勝率が上がり いつの間にかゲーム機に置き石を置かせても勝てるようになってしまいました。

例えゲーム機相手であっても 負けるよりも勝てる方が楽しいはずですが 自分よりも弱い相手と打っていても 自分の実力が向上しませんから 徐々に興味が薄れてきました。そんな時にふと目がとまったのが 三国志でした。シュミレーションゲームの類ですが 以前に信長の野望という ごく簡単なコンピューターゲームにハマった事があったので やってみようと思いました。

三国志は小説を何度も読んでいましたし、漫画も途中までは何度も繰り返し読んでいました。あまりに長すぎて 巻数が多すぎるので 最後まで通して読んだことはありませんでしたが その大まかなストーリーは熟知しているつもりでした。ファミコンゲームの三国志は かなり人気があるみたいで バージョンがすでに四か五まで出ていましたが 初めてチャレンジするので 勿論最初のバージョンのものをチョイスしました。

私は 主人公の劉備よりも 曹操の方がすきだったので何時も曹操としてゲームに参加しました。三国志の主要人物が 各国の国主として登場しています。国主としてはまず国土の開発をして国を富ませたり 人材を発掘して 国力を充実させます。ある程度国力に余裕ができたら 隣国に軍隊を送り戦争をしかけ 戦争に勝てばその国を支配できます。徐々に勢力を広げていき中国全土を支配出来たら ゲーム終了です。

この類の本格的なゲームをするのは初めてでしたから 最初はなかなか上手くいきませんでした。なかなか国力が充実しないし 人材も集まらないうちに他国から戦争を仕掛けられて敗れてあっさりゲーム終了になったりして悔しい思いをしました。しかしこのゲームも繰り返しやっているうちに 調略で隣国の武将を寝返らせたり 戦争を仕掛けるタイミングも勝ちやすい季節があることなどが分かってくると 徐々に短期間で全国支配が出来るようになってきました。レベルを上げても勝てるようになり、すごく面白味を感じました。

そこでバージョン2を購入してチャレンジしてみました。ゲームの目的や進め方は 最初のバージョンと同じですが 城の周りにいくつか種類のある砦を作ったり 使用する武器にしても種類が増えて かなり複雑になっていました。実際にやってみると複雑すぎて一つの城を攻略するのにも周囲の砦を全て潰さなければならず 実際の戦い方も手続きが複雑になり武器の種類が増えた分 シンプルな戦いにはならず やたらと時間と手間がかかって正直言ってめんどくさすぎて 楽しくありません。

バージョンをあげた以上は何らかの変化と難しさが向上する必要があるのかもしれませんが 少なくとも私には只めんどくさくなっただけで 全然面白味が増したようには感じられませんでした。結局はバージョン2はほんの少しだけやってみて止めてしまいました。

次に見つけたソフトがボードゲームの定番モノポリーでした。モノポリーは家族で実際のゲームを楽しんでいましたので ファミコンの登場人物との勝負はかなり楽しめました。最初に登場するキャラクターは それほど強くありませんが勝ち進んでいくとどんどん強くて個性的なキャラクターが登場してきて 交渉が上手であり 家を建てるタイミングも絶妙になってきて かなり本気になることが出来て楽しめました。モノポリー以外にもおまけのゲームが幾つか付随していて それも結構面白くてかなり楽しめました。

以上 囲碁と三国志、モノポリーのソフトは凄くハマって 楽しめましたが それ以外のソフトは いくつか購入してみましたが あまり好みに合わず いつしかファミコンゲーム自体と 徐々に遠ざかった生活になり いつの間にか箱にしまって押し入れに入れっぱなしになってしまいました。今更持ち出しても 現在のテレビでは接続もできないでしょうし使えないと思います。

勿論ゲーム機自体はどんどん進化して 現在の環境にマッチして 更に面白味も増しているのでしょうが わざわざ購入してまでチャレンジする勇気は現在の所ありません。病院の診察時間の暇な時に パソコンの無料ゲームで遊ぶくらいのものです。約30年前に発売されたファミコンには そこそこお世話になったわけですし 現在の数多あるゲーム機の源だと思いますから これを機会に一度調べてみて私のように機械音痴であり 飽きっぽい性格の人間にも楽しめそうなソフトがあれば チャレンジしてみようかと思っています。

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