7月15日 将来の移住先を見直そうかと考えています

私はこのブログでも あと数年先には 仕事をリタイアして 南の島 恐らくは石垣島辺りに移住しようと考えていることを 書いてきました。所が 最近移住する事には変わりないけれども 移住先を別の地域にしようかと迷い始めているのです。私は 絶対にはずせない老後の楽しみとして コンパクトで装備の充実したキャンピングカーを購入して 日本全国を奥様と二人で旅してまわりたい というのがあります。その為の費用として 約一千万円を予定しています。キャンピングカーで移動すれば のんびりと旅行しても 基本的に宿泊料金が発生しませんから かなり割安で長期間の旅行が楽しめるように予想しています。
キャンピングカーの装備としては 勿論自炊が出来るように流しとコンロがコンパクトですがついています。ゆったりと食事や休憩のできるスペースと 勿論ゆっくりと休める広めのベッドも必須うアイテムです。夜中にトイレに何度か起きる私ですから カセット式のトイレもつける予定です。カセット型の容器に 尿と便を貯めて置いて たまった尿と便はトイレに流します。カセットは汚れますからその度に水で洗って奇麗にします。普通の人の場合は 汚れたカセットの水洗が 苦痛になるかもしれませんが 私は仕事柄 犬の糞尿の後始末は日常茶飯事ですから 自分たちの便や尿の後始末はそれほど苦痛には感じないだろうと思います。シャワー設備はあえてつけません。給排水がかなり負担になると考えるからです。
お風呂には勿論できるだけ毎日入りたいですが 観光地を旅行して回るのですから 当然温泉の公衆浴場やスーパー銭湯の類も ふんだんにあるはずです。旅行の予定を立てるときに 宿泊する地点の近所に 入浴できる施設を確認してから出かけるつもりですから お風呂の心配はそれほど心配していません。冷蔵庫は設置しない予定です。車に備え付けの冷蔵庫を設置しても キャンピングカーを利用しない時期もかなりあるはずですが 冷蔵庫は常に電源を入れておかないと 庫内がカビだらけになることを心配してしまいます。勿論冷たい飲み物などは 旅行中必須うアイテムですから そこそこの容量のある 保温性の高いかなり上等の保冷箱を用意しようと考えています。
旅行に出かけるときには 二リットルのペットボトルに お茶などの飲み物を入れて 冷凍庫で凍らせます。そのペットボトルを保冷剤代わりにして 食材やほかの飲み物を冷やします。勿論ペットボトルの飲み物は 直ぐに融けてしまうでしょうし融けた分から飲んでしまうでしょうから 直ぐになくなるでしょう。今どきなら コンビニ辺りでブロック氷を買い込めば 今度はその氷を保冷剤代わりに利用します。旅行の間中氷を買い足していけば 保冷箱が冷蔵庫代わりに ずっと利用できるであろうと考えています。保冷箱のメリットは 旅行が終われば 丸洗いして保管できますから 使用していない間にカビが生えたりする心配がありません。旅行中の食事としては 可能であればバーベキューが多くなると思いますが 保冷箱を食事するところまで運べば 何時でも冷たい飲み物に不自由しないで食事を楽しめるメリットもあるように思います。
正直な所 キャンピングカーを利用して旅行したことがありませんので 全て机上の空論であるのかもしれませんが 一時期 キャンピングカー生活を実践しておられる方々のブログや体験記などで それなりに勉強したつもりですから 私の見込みがそれほど現実離れしているとは思いません。取り敢えずは キャンピングカーで日本全国を旅行してまわることが 老後の大きな楽しみであるということです。去年の秋に一つ目の大学の合唱団の友人たちと 食事をしたときに 南の島に移住する事と キャンピングカーで旅行して回ることが老後の最大の楽しみだと話した時に 二つの夢 南の島への移住生活と キャンピングカーでの旅行三昧生活は 相反することではないか と指摘されました。
確かに 言われてみれば 一旦南の島に住み着いてしまってから 車で日本全国を回ろうとするのは 非常に効率の悪い事だと気付いてしまいました。南の島に住み着きたいという要求は かなり強いものがありますが 例えば 一月間若しくは二月間だけ賃貸物件を借りて 南国生活を送れば 十分に南国気分を味わえることに気づきました。中古のクルーザーを購入してトローリング三昧の生活をしようと考えていましたが クルーザーを所有してしまうと港においておく保管料だけでも月々かなりかかってしまいますから 必要な時期だけレンタル若しくはリース契約を結んで利用した方が よりリーズナブルであることに気づきました。
それと 年とってからは こってりとした沖縄料理よりも 海辺に住んで新鮮な魚介類を食べた方が嬉しいのではないか とか 高原の涼しい地域に住んで 暑い時期を楽に過ごした方が 健康のためにいいのではないか 等と考え始めたのです。私は少し前に このブログにも書きましたが 子供の頃から漠然とですが 北海道に住んでみたいという 夢がありました。但し 塩野義に勤めていた時に石川県、富山県 という北陸地方で生活しましたが 日本海方面の 雨と雪に悩まされる生活には 凄くウンザリとした経験があります。ですから 憧れの北海道では どうしても雪に埋もれた冬の生活が不安になってしまいます。
でも サラリーマンとして毎日決まった時間に出勤しなければならない生活していた時期と 老後でひたすらのんびり過ごす時期では 雪に埋もれた生活でも それほど苦痛ではないのかもしれません。それに雪がそれだけ豊富であれば スキーなどのウィンタースポーツが楽しみやすいとも考えられるのです。北陸地方にいた間は 冬は月に二三回スキー場へ出かけていた事だけが楽しい思い出です。それにどうしても寒くて苦痛であれば その時期に南の島へ 避寒の目的で脱出する手段もあるのかもしれません。
とはいえ 北海道はやはり日本の北の端っこにありますから 日本全国を旅行して回るのには 地理的に見て やはり明らかに不便であることは間違いないようです。そこで本州で移住先を考えてみました。本州の位置的に真ん中辺りにある長野県は 日本人が移住したい都道府県で この所十年以上もある調査で 一位を取り続けているのだそうです。長野県と言えば 私は合唱団にいた頃の夏合宿と やはりその合唱団内でスキー旅行が企画されていたのに参加した記憶しかありません。
合唱団の夏合宿は 一週間毎日相当な時間を練習していましたから それなりにしんどいスケジュールでしたが 同じ趣味の人間が数十人集まって 秋に行われる定期演奏会 という一つの目的に向って 頑張るのですから 今から思えば凄く楽しい思い出ですし わざわざ夏合宿の地として選ばれるぐらいですから 涼しくて爽やかな気候はとても好印象です。冬のスキー旅行は 勿論遊びに出かけているわけですから 費用がそこそこ掛かりましたが その為にバイトを頑張りましたし 本当に楽しかった思い出しかありません。
そんなわけで 長野県にはいい印象しかありません。温暖化が進んで 夏の暑さは 大阪でも明らかに子供の頃に比べて過ごしにくくなっていますから 長野県も暑さは増しているはずですが やはり大阪に比べればずっと爽やかに過ごせるのではないでしょうか。移住地先として それだけ人気があるのなら そんな人たちが集まっている地域へ移住すれば 馴染みやすくて 友達もできやすいのかもしれません。やはり冬場は ある程度雪に埋もれての生活かもしれませんが 室内でできる趣味を充実させておけば それほど苦痛ではないのかもしれませんしいざとなれば 南の島へ脱出する手段もあります。その時期の方が 南の島の暑さも適度で かえって過ごし易いのかもしれません。沖縄でも一月から二月に 桜が咲きますから その頃なら南の島としては 一番過ごし易いのかもしれません。
以上の様に いろいろと考えていくと そろそろリタイア後の移住先を現実的に考えるべき時期になっているのかもしれませんから まだ全然慌てる必要はないと思いますが 奥様とじっくりと相談して 移住先を検討しようと思っています。

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