7月16日 スクールハラスメントなんてものがあるのだそうです

現代は ハラスメントだらけの世の中のようです。とは言え 社会の仕組みや構造が 昔と大きく変化したのかと言えば そんな事はない様に思いますから 騒がれ始めたのは ここ二三十年かも知れませんが それまではそのような行為が当たり前と認識されていたのでしょうから 物事に対する認識が変化してきただけなのでしょうか。

ハラスメントの草分けは セクシャルハラスメント いわゆるセクハラだと思いますが 私はセクハラ と言う言葉が大嫌いです。男性が女性に対して性的な興味を持つのは 動物の本能として当たり前だと思います。私は男なので 女性の感性を 全く理解できませんが 女性にだって性欲があるのですから 男性ほど簡単にあからさまにされないだけで 異性に対する関心は 五十歩百歩なのではないでしょうか。

男性が女性に対して 興味を持つことを止めることは不可能だと思いますが 私の様に見てくれが悪くて 女性に好感を抱かれにくい容姿の場合 女性をジロジロと観察するだけで セクハラと問題視されるのだそうです。所がキムタクの様な男前に 見られたら 女性は大いに喜ばれる場合が多い様に思います。セクハラなんて 同じ行為をしても その男性の容姿によって セクハラと認識されたり 好感を抱かれたりするのですから あまりにも主観に満ちた いい加減できちんとした根拠に欠ける主張だと 私は思います。

以前 近所の中学校の学外職業体験なる企画で 年に一度二日間ほど中学生を預かって 仕事ぶりを見学してもらっておりました。四五年は 問題なくこなせておりましたが 見学に来る子が 三人と限定しておりましたけれど 全て女の子だったので 私は迂闊な人間なので ウッカリセクハラ発言でもしてしまいそうで不安なので なるべく男子を選出してほしいと 中学校にお願いしておりました。只中学側としては 病院と言うジャンルなので なるべく成績の良い生徒をと考慮すると 女の子ばかりになってしまうという話は聞いておりました。

そしてある年にまた三人の生徒さんが 仕事の見学の前に挨拶にやってきました。自己紹介カードだったかその書類の名称は不確かですが そのカードを各自が記入して私に提出してくれて そのカードを見ながら 注意事項や服装 心構えなどを説明しておりました。そのうちの一人が 紹介カードの事を勝手に「プロフィールに書いてあるように」と言うセリフを連発しました。

私は自己紹介カードと言う名称があるので 勝手にプロフィール等と呼ばないように注意しておりましたが 何度窘めても全く改まらないので 少し強い口調で「勝手にプロフィール等と言う言葉を使わないように。アイドルのプロフィール欄には 体のスリーサイズが書かれていたりするけど このカードには君たちのスリーサイズは 書いて無いやろ」と言いました。更に「私の指示に従えないのなら 職業体験には 参加をお断りする」とまで言ってしまいました。

その子は 流石にその場では凹んでおりましたが まあ見学当日からは頑張ってくれるだろうと 思っておりました。所がその日から二三日してから 中学校から電話がかかってきて 急用で伺いたい とのことでした。何の話かと思っていたら 普段は顔を見せたことがない教頭とかいうオッサンがやってきて 「中学生が挨拶に来た時に 先生に体のスリーサイズを尋ねられたという報告があった。そんなセクハラ発言をするような所に大事な生徒を預けられないから 自己紹介カードをすぐに返してくれ」と言われてしまいました。

私が何度注意しても改めないような子供でしたから 私に注意されたことの腹いせに 帰宅してから両親に ある事ない事報告したのでしょう。その言葉を鵜呑みにした両親が 学校に文句を言い またその言葉を鵜呑みにした学校側が 一方的な文句を言いにやってきたのです。親にしてみれば 可愛いわが子を 学校にしてみれば 可愛いわが生徒を 守りたいという気持ちはわからないでもありませんが 私は呆れてしまって 言葉を失い 言われたい放題で その場がお開きになりました。

この事実を客観的に判断して頂けたら セクハラを受けたのは 私だという事にならないでしょうか。何度注意しても改めようとしないような子供を育てていた両親が我が子の言葉を鵜呑みにすることは まあ致し方のない事かもしれませんが その言葉を丸ごと鵜呑みにしてしまう学校側の判断には 呆然としてしまって 一方的に言いたいことを言われて 文句を言いに来たおっさん達が帰ってから 猛烈に腹が立ってきました。私は セクハラのセもしたつもりはありません。只言葉遣いを注意しただけで セクハラ親父扱いを受けたのですから セクハラの一番の被害者は 私だと思います。この話には後日談があって その翌年にも 同じ中学から 職業体験の依頼の電話がかかってきましたので「昨年あんたの中学の教頭からセクハラを受けたので 断る」と言ってやりました。

セクハラ問題が 裁判沙汰になっているケースも少なくないようです。現実に男性が その優位な立場を利用して 性的な嫌がらせをしているケースも少なからずあるのは間違いない様に思いますが 私の様に全くの冤罪で 訴えられているケースもかなりあるのではないでしょうか。現代は訴えたもの勝ち のような雰囲気がありますから 冤罪の裁判も幾らでもあるように思いますので 正当な判決が下されることを期待します。たとえ冤罪であってもセクハラで訴えられたという事実が 世間に知れ渡ることによって 本人は勿論その家族までが 凄く大きなダメージを受けるのですから 検察が慎重に判断してくれることを期待いたします。

さてスクールハラスメント とは学校の教師やクラス全体から 嫌がらせを受ける事なのだそうです。ネットニュースによると 高校時代にスクハラを受けた現役の大学生が スクハラを受けた場合に相談できる窓口を立ち上げるために署名活動を始めた という記事でした。ご本人の話によると 両親が離婚していて片親なので その事を理由に教師から嫌がらせを受けて 更に学校側からも退学するように圧力をかけられたのだそうです。まあ学校側の言い分も聞かないと 客観的にどちらの言い分に正当性があるのか 判断できませんが キチンと入学試験に合格しているのに 明確な理由もなく退学を勧告されたとしたら 学校ぐるみの嫌がらせである可能性が高いのかもしれません。

最近知ったハラスメントとしては カスタマーズハラスメント 略してカスハラなるものがあるのだそうです。つまりお店のお客さんが店員さんに対して行う嫌がらせの事なのだそうです。客が店員に対して 無理難題を吹っかけたり 注文を意図的に間違えておいて 店員にその責任を押し付けたりするのだそうです。そんな客は 追い返せばいいのでしょうが 客商売をしている店側としては 甘んじてその嫌がらせを受けざるを得ないのかもしれません。

パワハラについては 私は最初から納得がいかないハラスメントです。よくあるのが上司と部下の関係で 上司が部下を頑張らせようとハッパをかけるのは 当たり前だと思います。会社は業績を上げるために経営されているのですから 実績や実力 影響力が上である上司が 部下に対して 達成するのがかなりしんどいかもしれない指示を出すのは 必然的な事でしょう。部下にしてみれば 実現するのが相当困難な指示を出されるにしても 上手にそのやる気をくすぐるような言い方をされれば パワハラとは感じないのかもしれませんし 表現力の拙い上司からの指示は 嫌がらせと感じてしまうのかもしれません。だとしたら 男前の視線は 女性が嬉しいけれど スケベ親父からみられるのをセクハラと主張するのと同様に 納得のいきかねる出来事のように思えてしまいます。慎み深かった日本人が 訴訟社会のアメリカの悪影響を受けて 自分が不満に感じることは なんでも訴える 訴えた方が正義だなどというような短絡的で誤った考え方が 蔓延しているのには 非常に不愉快 と言うよりはむしろ悲しい気持ちになります。

力のあるものが 立場の弱いものに対して 高圧的な態度に出てしまうのは 大昔からごく自然と合ったことだと思います。勿論それを肯定するつもりはありませんが 上から物が言いたければ 偉そうな態度が取りたければ 自分が業績を上げて 偉くなればいい事の様にも思います。自分が未熟であったり 実績がない事は 最初は当たり前だし 素直に指示に従って 実績を積み重ねていくしかないように思います。

このスクハラを受けた大学生にしても 教師からそんな圧力を受けたのなら 弁護士に相談すれば キチンと法的な対抗策がたてられたのかもしれません。市役所で調べれば 無料の法律相談が受けられるはずです。級友たちと しっかりと話をして 友情を育んでおけば そんなに孤立した立場に追い込まれなかったのかもしれません。客観的に見ると その大学生が まだ高校生であったにしても 親にきちんと報告しておけば それなりの対応が出来たように思いますから 一方的に被害者の立場を主張するのは 如何なものかと思ってしまいます。そんな訳で 私はハラスメントと騒ぐ人たちが 信用できないという話でした。

会社の業績を伸ばすために

無理かもしれない指示を出す上司や 本人を若しくはチームを上達させるために 敢えて過酷なトレーニングを課すスポーツ指導者が パワハラとして訴えられているのを見ると そんな事だから 日本と言う国が低迷しているのだと思います。何でもかんでもハラスメントと騒ぐ風潮は 日本にとって 凄く悲しい未来しか待っていないように思いますが 如何でしょうか。

そりゃ

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