7月17日 今年で十一回目の「海の日」と言う祝日ですが 国民にどれだけ浸透しているのでしょう

当院は 水曜日に重ならない限りは 仕事をしておりますから 「海の日」と言う祝日と言われても 全然ピンときません。今年で十一年目ですから 多少は一般の方々には馴染み深くなっているのでしょうか。子供たちにしてみれば 夏休みという長期休暇の直前に 連休が出来てもそれほど有難味は感じないのではないでしょうか。曜日の巡りが悪ければ 夏休みの最初に当たりますから かえって損した気分になってしまうのかもしれません。休み明けの九月の上旬にでも そんな連休がある方が 子供たちにはずっと嬉しく感じるだろうと思いますが 祝日は子供のためにあるわけではありません。
時期的には 各地の海水浴場は既に海開きをしているのでしょうし 気温を含めた気候的には まさに「海の日」 と言うのにふさわしいのかもしれません。本日が「海の日」と定められた由来は 1876年の本日に明治天皇が 初めて船に乗られて青森から横浜まで 移動された日なので その時から長い事「海の記念日」と呼ばれていたのだそうです。無論祝日などではないので 国民には殆ど知られていなかったはずです。
その「海の記念日」が 2007年に国民の祝日に関する法律によって「海の日」と呼び名を改めて国民の祝日と定められたのだそうです。意味合いとしては 海の恩恵に感謝して 海洋国家である日本の繁栄を願う一日 と言う事なのだそうです。祝日には 各々それなりの深い意味合いがあって 定められたものでしょうから 国がその辺りをもっと国民が理解してその趣旨に合わせた行動を取るように動くべきだと私は思います。まあとはいえ ハッピーマンデー法なんていう最低の法律の為に 七月の第三月曜日と定められてしまいましたから 今更その祝日の意味合いをアピールしても 殆ど何も伝わらないのではないでしょうか。まあ殆どの国民は 時期が時期なので 「海の日」として祝日にしますから せいぜい安全に海で遊んでください、位の意味合いにしか受け取っていないのでしょうが 致し方の無い事かもしれません。
何にしても 殆どの国民にとって さして有難くもない祝日だったと言う事で 本日のブログは終了いたします。

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