7月17日 本日は祇園祭先祭りの山鉾巡行の日です

何時の間にか 祇園祭が先祭りと後祭りにきちんと分けて行われるようになってもう三年目なのだそうです。京都は割と近くて 車ならした道を走っても一時間足らずで着きますから ちょくちょく遊びに出かけています。立命館大学に通った四年間はほとんど毎日電車とバスで通学していました。当時はまだ京都市内を路面電車が走っていたように記憶しています。勿論地下鉄なんて 影も形も存在していませんでした。兎に角 ある意味で日本最大の観光地に 結構馴染や思い出がありますから 凄く身近に感じています。

祇園祭と言えば 京都三大祭りの一つですし 日本三大祭りの一つにもあげられるくらいに 有名であり由緒正しいお祭りだと思います。そもそもの始まりは平安時代869年のことです。京の町では疫病が流行して 大勢の死者が出る悲惨な状況だったそうです。疫病が流行したのは、御霊(みたま)の怒りに触れたからであるという御霊信仰が当時はありました。御霊の怒りを鎮めるために、当時の国の数にちなんだ66本の鉾を立て祇園の神を祀り 洛中の男児が祇園社(現:八坂神社)の神輿(みこし)を神泉苑に奉納し疫病退散の為に御霊会を行ったのだそうです。この行事が 現在の祇園祭に受け継がれているのだそうです。

一般的には 祇園祭と言うのは 京都市内の結構通行量の多い道路に山鉾を組み立てて陳列して 宵山辺りに 間近で山鉾を見物して 巡航の日に市内を引き回される山鉾を並んで眺めるものと思われていますが 勿論宵山から巡行が祭りのメインイベントであることはまちないありませんけれども 現実のお祭りはほぼ七月全日にわたって 色んな手順を踏んで遂行されているようです。

私は近所に住んでいながら 人ごみが苦手なので 宵山見物には 大学時代に当時付き合っていた女の子に誘われて一度きりしか出かけていません。巡行も大学のサークルの用事で 夏休み中にたまたま大学に出かけた時に 通りかかって通学の途中で ほんのついでに見学した事しかありません。根本的に人が沢山集まる場所は苦手なので しょうがないと思っています。

葵祭りや時代祭は 場所によっては人の集まり方があんまりないところを先輩に教えてもらって のんびりと見学したことはあります。大学時代の友人は アルバイトで時代祭の扮装をして行列に参加していた奴もいましたが そんなに積極的にお祭りに参加したくなかったので 誘われましたが 遠慮しておきました。とにかく人が集まる場所は苦手なので 混み合いそうな時期にはなるべく京都には近づかないようにしています。うっかり近づいて 渋滞に巻き込まれて えらい目にあったことがありますから。

わざわざこのお祭りを見物するために日本各地から すごく暑い盛りに ひときわ蒸し暑い京都にわざわざお越しいただいて ご苦労様でした と言う気持ちしかありません。今年もまた 無事にお祭りが終われたら それが一番大切であり そして有難いことだと思いますから つまらない事故などない事を心よりお祈りいたします。

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