7月17日 1987年の本日石原裕次郎さんがお亡くなりになられました

52歳と私よりもずっと若い年齢でお亡くなりになられてしまいました。石原さんの晩年の貫録は 私と比較すること自体が失礼にあたるのでしょうが 桁違いでした。リアルタイムで石原さんが出演された作品と接したのは「太陽にほえろ」からの刑事ドラマです。それまでは あまり刑事ドラマというジャンルの番組を見ていなかったような気がしますが この番組だけは何故かかなり熱心に見ていたように思います。一人一人の刑事が個性的に描かれていて 殺人事件を絶妙なチームワークで解決していく姿を毎週見ていると 刑事という職業に憧れた時期もありました。まあ、あんなしんどそうな仕事ですから直ぐにやっぱりやめとこうとは思いましたけれど。

それと織田裕二の出演した「踊る大捜査線」で描かれていたように 殺人事件をその地域の所轄の刑事だけで担当することなどなくて本庁のエリート軍団が事件を担当して、所轄の刑事はそのお手伝いしかさせてもらえない という現実が描かれてしまうと あの七曲署の刑事たちの大活躍は一体なんだったのかと 虚しくなってしまったことがありました。

若い頃の石原さんは 私が物心つく前の時代に 出演された映画でそのご活躍を拝見しました。私の好きな石坂洋二郎の小説を映画化した作品によく出演されていました。勿論主役のカッコよくて正義感のあふれる青年の役柄ばかりです。あまりに男前でさわやかな風貌ですから 悪ものの役は似合わなかったのかもしれませんが 恐らく生涯一度も敵役を演じられたことはないのではないでしょうか。その点では 高倉健さんに類似しているのかもしれません。まあ、健さんが数えきれないぐらいに何度も演じられた ヤクザ自体が 常識的な一般社会から見れば 文句なく敵役なのかもしれませんが、 健さんの演じるヤクザは ヤクザとはいえ絶対に正義の味方でしたから いわゆる悪者 敵役ではなかったように思います。

どこから見てもさわやかな容貌であり その上足が長くてスタイルも良かったですから 女性には大変おもてになったのは 間違いないようです。まあ、石原さんは当時の芸能界では絶対的な存在でしたから 現代のように関係のあった女性がその事実を素っ破抜くなんてことはありえなかったのだと思います。

若くして亡くなられた原因も 表向きは癌と言われていますが 実は性病で亡くなられた という噂がかなり大っぴらに流れています。まあ、お亡くなりになられてから数十年が過ぎても 石原軍団の芸能界に占める位置は小さくないので 悪評がそれほど表立つことはないのかもしれません。

まあ、同じ男として生まれたからには あれほどの男前に生まれて 女性にもてまくってみたかったと思わないでもありませんが 私の人生には 楽しくて充実した奥様との老後が待っているはずですから そこで不細工な容貌に生まれて女性に全くモテなかった寂しい人生の埋め合わせをしようと思っています。その為には元気で長生きしなければなりませんから 食事に気を付けて摂生を心掛けようと思っております。

 

 

 

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