7月25日 無観客なのが 日本選手の活躍につながっているのかもしれません

コロナ禍のおかげで せっかく立派な観客席をたっぷりと用意されたにもかかわらず 殆どの競技が無観客で行われるようです。日本人はこれまでもプレッシャーに弱いと散々言われてきましたし 大きな期待と声援に 押しつぶされてしまい 本来の実力を発揮できなくて 残念な結果に終わってしまったのを 見てきました。数十年ぶりに 日本で開催されるオリンピックですから もし観客が 普通の大会のように存在したら まして外国人がいなくて 日本人だけに限定されていたとしても 殆ど満員になっていたでしょう。大部分の観客が日本人なのだとしたら 猶更日本人選手に対する声援が集中してしまい 選手には応援された有難味をプレッシャーに感じて かえって委縮してしまい 本来の実力が発揮できないケースが 多々あるように思います。ですから 競技の会場としては 当然外国の選手よりも 実際にその現場で練習を積んでいるのでしょうから 慣れ親しんでいる有利さだけが残り 余分な重圧を感じないで競技に集中できますから ひょっとしたらこのオリンピックでの日本選手の活躍は 期待以上になるのではないでしょうか。
私としては つい先日もこのブログで書きましたが オリンピックの開催に反対する気持ちを少なからず持っています。でもやっぱり日本人ですから 日本選手の懸命に頑張っておられて それに結果が伴っていれば 凄く嬉しいし 無条件に応援してしまいます。でもコロナ禍で緊急事態宣言が発出されている東京で行われていることに 凄く違和感 というか危機感があります。これまでの所 コロナ感染症によって 競技の進行に目立った不都合は発生していないのかもしれません。何とか感染症が障害となることなく 無事に競技が進行されていくことを期待いたします。
とはいえ 本日まで一般の方々は 四連休であったはずだし 学校も夏休みに入ったばかりですから つい気が緩んで 外出する人が増えてしまい 感染確認人数が 大幅に増えてしまわないかと 心配しています。オリンピックが滞りなく進行して 閉幕を迎えられたとしても 東京都民の コロナ感染症の被害を 大きく拡大してしまったら 感染患者が急増することによって 医療崩壊が起こってしまうと つまり十分な治療を受けられないままにお亡くなりになられる方が一人でも出現したら やっぱりオリンピックは開催すべきではなかったといえるのかもしれないように思います。
オリンピックを無観客で行う事で 東京の人たちの外出や他人との接触を 少しでも抑えようとしているはずですが 現実には オリンピックというある意味世界で最大のお祭りが開催されているわけだし 若い人たち特に高校生や大学生にしてみれば 夏休みが始まり 一番気が緩む時期と重なっていますから 外出して 友人たちと楽しく過ごすなと言っても無理なのかもしれませんから 感染確認人数が そうでなくても急増しているから 緊急事態宣言が発出されているわけで 更に確認人数が急激に増大しないことを 心より祈っております。

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