7月5日 季節はいまだ梅雨

 まだ梅雨が明けていないので季節としては夏ではないのかもしれませんが、夏至が過ぎて2週間がたつので気分としては夏です。今年の梅雨は前半が全くの空梅雨で、後半帳尻合わせみたいに集中豪雨となり、各地で被害が出たりしていますが、雨量としては例年並みになりそうで、とりあえず水不足の心配はなさそうです。
 それにしても、もう7月になったのに、今年はセミの鳴き声が殆ど聞こえません。例年なら朝から鬱陶しいセミの鳴き声で目が覚めることがしばしばあるはずだと思うのですが、私の思い過ごしでしょうか?それに、室内であまり蚊と遭遇しません。ファラリアと言って、蚊を媒介とする犬の伝染病があり、その予防薬は5月から投与を始めましょう、と飼い主さんに説明しているのに、あまり蚊の姿をお見かけしないと説得力に欠けてしまいます。
 世界的に見ても、50度なんてとんでもない気温を記録した地域があり、30度を記録した翌日に雪が降った地域があったりと異常な気象現象が多発していますから、日本でもとんでもないことが起こらなければとよいと願うしかありません。
 本格的に暑くなると人間もそうですが、動物、特に犬は暑さに人間よりも弱いですから、熱中症対策に十分気を付けてあげて頂きたいです。締め切った家に犬を残すなら、今年も節電が呼び掛けられるでしょうが、必ずクーラーを効かせて涼しい部屋を用意してあげてほしいです。犬が死んでから後悔されても当分寝覚めの悪い朝が続きます。間違いありません。
 毎年必ず何匹かの犬が熱中症で病院に運び込まれます、取りあえず体温を下げるために氷水に体を浸してマッサージします。息を吹き返す場合もありますが、そのまま息を引き取る場合も少なくありません。よしんば息を吹き返しても何らかの後遺症が残る場合が少なくありません。飼い主さんが慎重に対策を立てられれば必ず防げる事ですから、繰り返しますが 犬の熱中症対策は十分過ぎるくらいに考えてあげましょう。

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