7月5日 果物の梨が 「雹」の被害を受けたのだそうです

雹(ひょう)とは、積乱雲から降る直径5mm以上の氷の粒の事を言うのだそうです。ちなみに5mm未満の場合の氷粒は霰(あられ)と呼ぶのだそうです。
雹が降ることを降雹(こうひょう)、降雹による人体や農作物、建物への被害を雹害と表現するのだそうです。千葉県辺りで 先月 ほんの数分間氷の塊「雹」が降ったために 大切に育てていた梨の実の表面が傷ついたりして 出荷できなくなり 大変な額の被害を受けたのだそうです。
その時に降った雹は ゴルフボールぐらいの大きさがあったのだそうで 人間に直撃したら 人間とて無事では済まない位のダメージを受けると思います。私は 六十年以上生きて居りますが 運がいいのか悪いのか分かりませんが 降雹を体験したことがございません。興味本位でいわせていただくと 一度ぐらい体験してみたいような気もしますが 現実には人間社会に大変な被害を被らせる現象のようですから 経験したことがないことを 幸せだと感謝すべきだと思います。
雹は 積乱雲により発生するものなのだそうですから 雪とは違って 暑い季節 つまり夏に多く見られる現象なのだそうです。同じように冷たい物 雪が降るのは冬に殆ど限られているように思いますから その点でも不思議な気象現象だと思います。ちなみに 最大の雹として記録が残っているのは 百年以上前に埼玉県に降った直径三十センチ近い物 なのだそうですが かなり昔の話なので 信憑性には疑問が残るのだそうです。大体 そんなでっかいものが降ってきて地面に激突したら 砕け散るのではないでしょうか。重量だって数kgはあるのでしょうから。
話を被害を受けた梨に戻すと種類は「幸水」や「豊水」「新高」といった上等の甘くてみずみずしい梨なのだそうです。果物も お米と同様に 品種改良が進んで どんどん新しくて 美味しい品種が登場しています。私が子供の頃は 無しと言えば 昔からあるイメージの「長十郎」と「二十世紀」だけだったと思います。うちは 祖母ちゃんの家が 「二十世紀」を栽培していたみたいで 夏になると 頻繁に送られてきていましたので
夏休みのおやつに 冷蔵庫に冷やしてある二十世紀を 皮も剥かずに丸齧りしておりました。私から見ればつい最近「幸水」だの「豊水」だのという極めてみずみずしい品種が スーパーで販売されるようになり 二十世紀はあまり人気のない品種に追いやられてしまった感があります。「幸水」や「豊水」は 確かに美味しく感じられますが 私にとっては 子供の頃の夏休みの暑さを凌ぐヒーローだった 二十世紀があれば そちらを購入してしまいます。まあけちん坊の私としては 二十世紀の方が お値段が安いから 選んでいるのかもしれませんけれど。
最後になりましたが 被害を受けられた千葉県の梨農家の方々に心からお見舞い申し上げます。

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