7月8日 1921年の本日 イラクのバスラで世界最高気温が記録されました

長いことこの記録58.8度が世界最高気温として認められていましたが 現在では測り間違いと言う事でこの記録は公式には認められていないのだそうです。随分後になってから 測り間違いを指摘されても 何となく納得がいきかねるようにも思いますが 現在の公式な世界最高気温は1913年7月10日にアメリカのデスバレーで記録された56.7度なのだそうです。

ここで誰もが不思議に思う事だと思うのですが 地球温暖化が叫ばれてもう相当な年月がたっているように思いますが 過去の最高気温がいずれも100年前後の昔に計測されていることです。日本の最高気温は 地球の温暖化が割と正直に 反映されているみたいで 最高気温は勿論 そのトップテンのうち八件が2000年以降に記録されています。

それから日本の最低気温は 年代的にはかなり昔の記録ばかりです。当然かもしれませんがトップ10のうち9件が北海道に集中しています。残りの一件は富士山頂ですから 実質的に北海道ばかりと表現しても良いと思います。所が日本の最高気温は 逆に南の沖縄に集中しているのかと言えば全然その傾向はありません。関東地方が割合的には多いみたいですが関西や中部地方、四国も含まれていて かなり散在しているように思います。沖縄は一件も含まれていません。平均気温なら勿論沖縄が一番暖かいはずですが 最高気温とは全く無関係の様で不思議です。地球温暖化は 日本の存在する温帯地方が亜熱帯化してきているようには思えますが 世界の最高気温的には全然進んでいないように思えます。

それからこれは私の実感ですが 確かに夏の暑さは私が子供の頃に比べて かなり暑さが増しているように思います。夜中や早朝は真夏でも結構涼しかったように覚えています。しかし冬の寒さは子供の頃と全然変わっていないように感じます。ずっと大阪に住んでいますから ほとんど雪のない生活をしていますが 雪国やスキー場で雪が少なくなっているようなニュースを殆ど見たことが無いように思いますから 恐らく冬の気温は夏ほど高くなっていないのではないでしょうか。

地球温暖化が深刻な問題として報道されて久しいのですが そして確かに日本の夏の暑さは確実に増大しているように感じますが 本当に地球の温暖化は進んでいるのでしょうか。勿論人間は いわゆる化石燃料の使用を少しでも控えて 二酸化炭素を減らす方向に向かうべきであるのは絶対に間違いないと 思いますが地球温暖化の影響が私の生きているうちに深刻な問題となることは残念ながら殆ど実感できません。

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