8月14日 1860年の本日 作家のシートンさんが誕生されました

「シートン動物記」と言う書物が 現在の子供たちにどれくらい読まれているのか 見当がつきませんが ネットでも色んな種類の出版社から 幾つものシリーズが販売されていますから それなりに人気があるのでしょうか。私は 獣医師を職業として選ぶ位ですから 勿論動物好きな子供でしたので「シートン動物記」と「ファーブル昆虫記」はどちらも確か六冊ずつだったと思いますが 繰り返し繰り返し読みなおしました。
「ドリトル先生」のシリーズも愛読書でしたが こちらは冊数が多かったので 最初の「アフリカ行き」と「航海記」は繰り返し読みなおしましたが 他の話は一度か二度しか読んでいません。このシリーズは 確か小5の時の担任の先生に薦められて 図書館の本を借りて読みました。図書館を利用すること自体が初めてでしたので その後は読んでみたい本を図書館で借りて読んで ジックリと読み返したい本だけ 親に頼んで買ってもらっていました。うちの家は 貧しかったのかもしれませんが もらっていた小遣いが 少なかったので 本も自分では買えませんでした。但しおねだりするのが ちゃんとした内容の本でしたので 親も嫌な顔をせずに買ってくれていたように思います。
「シートン動物記」では「オオカミ王ロボ」の話が一番最初に登場しますし 最も有名で人気があったのかもしれません。確かにこの物語は 面白かったし 結構感動もしましたが 私は もっと身近な動物 例えば カラスやウサギそして犬と言った動物を主人公に描かれている物語の方が 好きでした。友人にやはり動物好きを公言している奴がいましたが その子はもっとメジャーなオオカミや熊を主人公にした物語が好みだったみたいなので 感想を語り合おうにも全然かみあいませんでした。ちなみにその子が熱狂的な阪神ファンだったので 私は阪神を嫌ってしまって 中日ファンになったように思います。
私は子供の頃から 本を大切にしておりましたが 流石に現在手元に「シートン動物記」はございません。現在は ネットで簡単に読める時代なので 久し振りに読み返してみようかと思います。恐らく主人公は カラスかウサギの物語だと思います。私は子供の頃から 何時の間にか反骨精神というか メジャーなもの 巨大な力を持っているものに対して 反発心を持っていましたので 政党では 自民党 プロ野球では 巨人などが大嫌いでした。まあ人気があるのには勿論ちゃんとした理由があるのでしょうが ただ雰囲気に流されて 皆が支持するから 自分も同調する と言った生き方は これまでもしてこなかったし 恐らく死ぬまでその姿勢は変わらないと思います。

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