8月17日  本日は語呂合わせでパイナップル(817)の日なのだそうです

あまり有名ではありませんからご存じない方が殆どだと思いますが 果物を扱っている会社ドールが定めたのだそうです。パイナップルという果物は 結構馴染みがあるように思いますが 殆どの方が缶詰のシロップ漬けのものしか 食べたことが無いように思いますが如何でしょう。昔、パイナップルを丸ごとひとつお見舞いかなんかでもらったことがあった時に 凄く困ってしまいました。

パイナップルなんて缶詰のリング状でシロップ漬けになっているものしか見たことがなかったからです。こんな得体の知れない 扱いの面倒なものを人に贈るなんて 一種の嫌がらせだと思います。取り敢えず父親が上下の部分を出刃包丁で切り落としました。更に丸い断面を上に向けて 十文字に四つに切ってみました。次に、真ん中の芯に当たる部分を 果物ナイフで切除しました。最後にまた出刃包丁で四分の一に切ったものを立てにおいて 外側の部分と実の部分を切り離しました。実の部分を一センチぐらいの厚さに切って ようやく食べられる状態になりました。

お皿に並んだパイナップルに 家族みんな興味津々で眺めていました。まず父親が一切れをフォークに刺して 口に入れました。どんな表情をするのか見ていましたが あまり美味しそうには見えませんでした。実際に自分で食べてみても さほどおいしくは感じませんでした。缶詰のものは 長時間シロップ液に浸かっているので 凄く甘くて 適度にやわらかくなっていますが、生のパイナップルを切ったものは 当たり前なのかもしれませんが 思っていたほどには甘くありませんし、独特のえぐみがあって 正直な所美味しいとは全く思いませんでした。子供心に 「これならバナナの方が簡単に食べられて ずっとずっと美味しい」と思いました。

それと繊維が歯に挟まって気持ち悪くて 食べた後には直ぐに歯を磨きたくなりましたので 更にパイナップルの印象を悪くしてしまいました。結論としてパイナップルなんて絶対に人に贈るものではない という事を学びました。

所でパイナップルは地面に生えていることをご存知ない方が多いのかもしれません。従って、果物とは木に実るもの という定義から外れますから 厳密には野菜と定義される食物かもしれません。以前にも書きましたが イチゴや西瓜は果物ではなくて 野菜の仲間ですが 意外にもパイナップルもその類であるのかもしれません。

つい先日スーパーでパイナップルの缶詰が凄く安い価格で売っていましたので うっかり買ってしまいましたが  落ち着いて考えてみると それだけ安売りをしているという事は 恐らく中国製の商品だと思います。最近テレビのドキュメンタリー番組で見たのですが 在日中国人の発言で「中国製の食べ物は 何が入っているか分からないので絶対に食べません」というのが印象的でした。

私も売り場で 中国製と明示されているものは絶対に買いませんが 産地が明示されていなくて 意外に安い賞品は 中国製が疑われるので 買わないように心掛けています。残念ながら日本の食料自給率はとても低くて 中国産の食料が相当量輸入されているのは 紛れもない事実です。普通の感覚の日本人なら 多少安くても 中国産の食べ物を 購入したくないと感じていると思います。スーパーマーケットも中国産の商品を さり気無く紛れ込ませるのではなくて はっきりと中国産と明示することが そのお店の信用につながると思います。

自分で調理するものについては 中国産の食品の侵入をかなり排除できるのかもしれませんが 外食をするときにはどうしょうもありません。最近発覚したシャブシャブ屋さんのように牛肉の産地を偽装する事件は相変わらずあとを絶たないし、伝統と格式のある店でもそのような産地偽装がまかり通っているみたいですから 産地や銘柄を偽装されたり 知らずに中国産の食品を食べるのが嫌なら 一切外食をしないことだと思います。とは言っても、仕事が一区切りついた節目や 奥様の表情に疲れが見えた時には どうしても外食で美味しいものを食べに出かけたくなりますから そんなときにはある程度腹をくくらなければならないのだと思います。

美味しいものを食べることは 庶民にも味わえるささやかな幸せですから そんな幸せまで脅かされている現代は とても不幸な時代であるのかもしれません。

 

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