8月27日 夜には 秋の虫の鳴き声が聞こえてきました

八時に 仕事を終えてから 晩御飯の買い出しに 近所のスーパーへ買い物に出かけて 病院に戻り 車のエンジンを切った時に コオロギのコロコロという鳴き声に 今年初めて気が付きました。本日が鳴き初めなのか たまたま私に聞こえたのが初めてだったのか よく分かりませんが 気付けば子供たちの夏休みも終わったみたいで 朝の八時ごろ 病院の前の横断歩道を元気よく登校している気配が感じられましたから 確実に秋が近づいているのだと思います。つい先日まで 夏の暑さを俳句に詠み込もうと心がけておりましたが いよいよ秋の句を詠むべき時期が到来してくれたようです。
私はデブなので 人一倍汗かきで 夏は正直辛い季節です。涼しくなってくれるのは 無条件に嬉しいのですが 秋はまた 食欲の秋でもありますので 夏でも衰えていない食欲と 戦わねばなりませんから 手放しには喜べません。一年365日 食欲がの衰えを感じた事のない私としては 年がら年中食欲と向き合いながら 生きていかねばならないようです。私からしたら 食欲不振に悩んでおられる方を見かけると 羨ましい限りですが 贅沢な悩みなのでしょうか。
ことしになってから プライベートな面で 大きな悩み事を抱えておりますので 普通なら 食欲も減退して 幾らかでもほっそりと出来るのかもしれませんが 私はお酒が一滴も飲めない分 悩み事を食べて紛らわそうとするために 猶更食欲が亢進してしまって 困っております。父は私と異なって お酒大好き人間でしたが 死期を迎える二年ほど前から 急にお酒が飲めなくなり 逆に甘い物 例えば善哉やおはぎを食べたがるようになりました。私の食欲が減退して あまり食べられなくなったら 余命一~二年と考えた方が良いのかもしれません。なので溢れんばかりの食欲と向かい合えているうちは まだ当分生きていられると考えてもよいのでしょうか。
毎年 秋の虫の音を耳にして 一句詠むのですが なかなか納得のいく作品に仕上がりません。あまり有難くもないし お上品ではない 臭いを発する 放屁虫(へひりむし)(カメムシ)が枕元を悠然と横切っていたので 迂闊に潰したりも出来ずに見送った時の気持ちを詠んでみました。
              「枕辺を ゆるりと歩む 放屁虫(へひりむし)」
如何でしょうか。何方か 本当に俳句に心得のある方からの ご指導をお待ちしております。この句が 秋のベスト作品と言う訳ではありませんが 秋の虫で一句詠んでみたかったので 発表させていただきました。お粗末様です。

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